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久しぶり〜レミィくん
文章を書かないこと、物事を深く考えないことを徹底したらある程度メンタルの波がなくなり生活が安定した。安定しただけで幸せになっただけではないけど。
小説を読むな、音楽を聴くな、文章を書くな、絵を描くな、映画を観るな、海の匂いを嗅ぐな、都会で独りになるな、スマッシング・パンプキンズの『1979』を聴くな、かといって書を捨て街に行くな、道端の花を見るな、競馬を見ろ。
今いる場所でもたまに文章の
「きみが歌うクロッカスの歌も新しき家具の一つに数えんとす」
タイトルは寺山修司の詩です。特に意味はないです。
近況報告をしよう。前の記事で話した仕事は今のところは順調にいっている。以上。
さて、4月から数えて、家族や親戚などを除いてごく少数の人にだけ会った。少し遠いところに転勤になってしまった友人、山梨に住んでいる友人、山梨にすんで"いた"友人。
彼らが僕のことをどう思っているのかは知らないけれど、僕は少なくとも彼らのことを友人だと思っている
近況報告【仕事を辞めたこと、失踪したこと、雪かきが楽しいこと】
あまり自分自身のリアリティな質感の話をするのは苦手なので、すぐ消すかもしれない。
なんとなく生きていたらなんとなく大学を卒業してしまって、周りの人たちが就職活動をしているものだから自分もやらなきゃって焦って適当な企業に内定もらってそこ行って、速攻辞めて1週間失踪した。
そもそも、就活をしていた段階からなんで自分が就活をしていたのかよく分かんなかったし、行きたい企業とかやりたい仕事とかひとつ
10年死んで、100年泣いて、1000年生きる
たんぽぽの花が咲いていた。きれいな花だ。僕はそれを摘むと口元に寄せて匂いを嗅ぐ。草花特有の湿った香りが鼻孔をくすぐる。その香りはなにかに似ていた。おそらく、ある意味で大切ではなく、ある意味で大切ななにかに。僕の頭では古ぼけたフィルムが再生される。コマ割りの景色が光にさらされて色褪せた。その景色のなかで僕はまどろみながら立ち尽くしていた。昨日のことを考えて、明日のことで憂鬱になっている。草むらは優
もっとみる雨で君の声がよく聞こえない
起きてる?
話せることはいっぱいできたけれど、話す必要はないかなって思ってる。話すべきこと、話さなくてもいいこと、そう考えたときに、僕の持っている「話せること」は「話さなくてもいいこと」だから。
ま、そういうこと……今日のご飯はなにを食べたの? 美味しかった? 意味のない会話が好き。意味を持たない会話はただの声で、ただの揺らぎだから。深夜にはそういった、ただの揺らぎの安らかさが必要なんだ
hanakanmuri e.p.
……
…………
花かんむりの作り方だって私は知らないんだよ。
それ以上に大切なことなんて、ないのにね。
…………
……
hanakanmuri e.p.
1. search the light
駅のホームに閉じ込められた。
ベンチで眠りこけている私に駅員は気が付かなかったらしく、そのまま改札のシャッターを閉じられたというわけだ。そんなことあるのだろうかと思ったけれど