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読書記録&雑記

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毎月の読書記録と雑記まとめ。 *→初めて読んだ本 ✿→各月の*で1番面白かった本 2019年6月〜
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#雑記

読書記録&雑記(2021.10)

10.15 レベッカ・ブラウン著/柴田元幸訳『私たちがやったこと』(新潮社, 2008)*



10月は恐らく調子が悪かった。
本はほとんど読んでいないのだけれど、常に頭の中で文字が溢れているような感覚があり、それに邪魔をされることでなかなか文章が頭に入ってこなかった。

日本語は雨のようだと思った。
しとしとと、ざあざあと、不可逆的に降りしきる。
日本語が縦書きであるのは、雨が垂直に降るから

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読書記録&雑記(2021.9)

9.4 宮下規久朗『モチーフで読む美術史』(筑摩書房, 2013)*✿

9.4 村上春樹『ノルウェイの森(上)』(講談社, 2004)

9.4 村上春樹『ノルウェイの森(下)』(講談社, 2004)

9.5 原田マハ『太陽の棘』(文藝春秋, 2016)*

9.5 原田マハ『ハグとナガラ』(文藝春秋, 2020)*

9.5 角田光代『だれかのいとしいひと』(文藝春秋, 2004)*

9.

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読書記録&雑記(2021.7)

7.2 大久保真紀『児童養護施設の子どもたち』(高文研,2011)*

7.3 『施設で育った子どもたちの語り』編集委員会『施設で育った子どもたちの語り』(明石書店,2012)*

7.4 森田喜治『児童養護施設児の日常とこころ』(創元社,2013)*

7.5 岸政彦『ブルデュー ディスタンクシオン』(NHK出版,2020)*

7.8 角田光代『くまちゃん』(新潮社,2011)*

7.10

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読書記録&雑記(2021.6)

6.1 伊藤亜紗『ヴァレリー 芸術と身体の哲学』(講談社,2021)*

6.2 住野よる『また、同じ夢を見ていた』(双葉社,2016)

6.4 ジョージナ・クリーグ著/中山ゆかり訳『目の見えない私がヘレン・ケラーにつづる怒りと愛をこめた一方的な手紙』(フィルムアート社,2020)*

6.5 上橋菜穂子原作/武本糸会著『コミック 獣の奏者Ⅰ』(講談社,2014)*

6.5 上橋菜穂子原作/武

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読書記録&雑記(2021.5)

5.3 小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』(文藝春秋,2011)*

5.4 小川洋子『やさしい訴え』(文藝春秋,2004)*

5.5 三島由紀夫『鍵のかかる部屋』(新潮社,2003)*

5.11 カズオ・イシグロ『浮世の画家』(早川書房,2019)*

5.12 平野啓一郎『あなたが、いなかった、あなた』(新潮社,2007)

5.13 小川洋子『海』(新潮社,2009)*

5.15 小川洋子

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読書記録&雑記(2021.4)

4.7 川上未映子『わたくし率 イン 歯ー、または世界』(講談社,2010)

4.13 川上未映子『すべて真夜中の恋人たち』(講談社,2014)

4.17 中村文則『何もかも憂鬱な夜に』(集英社,2012)

4.17 村上春樹『スプートニクの恋人』(講談社,2001)

4.17 平野啓一郎『文明の憂鬱』(新潮社,2005)*

4.19 ハリエット・アン・ジェイコブズ著/堀越ゆき訳『ある奴

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読書記録&雑記(2021.3)

3.16 たかはしたけお『ハイジの贈りもの』(いのちのことば社,2015)*

3.18 酒井穣『これからの思考の教科書』(ビジネス社,2010)*✿



この世で1番苦しいことって、綺麗なものを綺麗と思えなくなることのような気がする。

好きなものがある、楽しいことがある。
それは明るく日々を彩る。
趣味、と言われるものもそうだし、興味、でも構わない。

でも、そう感じられなくなるとき。

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読書記録&雑記(2021.2)

2.1 辻村深月『本日は大安なり』(2014,角川書店)*

2.8 角田光代『紙の月』(2014,角川春樹事務所)*

2.9 燃え殻『相談の森』(2020,ネコノス)*

2.13 朝井リョウ『少女は卒業しない』(2015,集英社)*

2.13 角田光代『人生ベストテン』(2008,講談社)*

2.14 角田光代『マザコン』(2010,集英社)*

2.14 角田光代『月と雷』(2015,

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読書記録&雑記(2021.1)

1.8 平野啓一郎『透明な迷宮』(2016,新潮社)

1.9 中村文則『惑いの森』(2018,文藝春秋)

1.18 平野啓一郎『ドーン』(2012,講談社)*

1.19 太宰治『女生徒』(2009,角川書店)

1.21 穂村弘『本当はちがうんだ日記』(2008,集英社)*✿

1.21 谷崎潤一郎『春琴抄』(2016,角川書店)*

1.23 穂村弘『現実入門』(2009,光文社)*

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読書記録&雑記(2020.12)

12.5 六草いちか『鴎外の恋』(2020,河出書房新社)*

12.5 カツセマサヒコ『明け方の若者たち』(2020,幻冬舎)*

12.6 トルーマン・カポーティ著/村上春樹訳『ティファニーで朝食を』(2008,新潮社)*

12.7 原田マハ『ジヴェルニーの食卓』(2013,集英社)*

12.7 佐藤晃子『この絵、誰の絵?』(2008,美術出版社)*

12.7 結城昌子『名画は遊んでくれ

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読書記録&雑記(2020.11)

11.7 中村文則『惑いの森』(2018,文藝春秋)*

11.7 谷崎潤一郎著/大川裕弘写『陰翳礼讃』(2018,パイインターナショナル)*

11.9 朝吹真理子『きことわ』(2011,新潮社)*

11.9 新渡戸稲造著/岬龍一郎訳『武士道』(2005,PHP研究所)*

11.9 よしもとばなな『みずうみ』(2005,フォイル)*

11.10 小川洋子『いつも彼らはどこかに』(2013,

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読書記録&雑記(2020.10)

10.1 朝井リョウ『何様』(2019,新潮社)*

10.3 こざわたまこ『負け逃げ』(2018,新潮社)*

10.3 中村文則『何もかも憂鬱な夜に』(2012,集英社)*

10.4 中村文則『世界の果て』(2013,文藝春秋)*

10.6 中村文則『R帝国』(2020,中央公論新社)*

10.6 角田光代『私のなかの彼女』(2013,新潮社)*

10.6 小川洋子『ブラフマンの埋葬』

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読書記録&雑記(2020.9)

9.4 湊かなえ『夜行観覧車』(2013,双葉社)

9.4 朝井リョウ『どうしても生きてる』(2019,幻冬舎)*

9.5 原田マハ『本日は、お日柄もよく』(2013,徳間書店)*

9.9 中村文則『自由思考』(2019,河出書房新社)*

9.10 中村文則『悪と仮面のルール』(2010,講談社)*

9.11 秋山具義『世界はデザインでできている』(2019,筑摩書房)

9.12 村上

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読書記録&雑記(2020.8)

8.1 中村文則『あなたが消えた夜に』(2015,毎日新聞出版)*

8.2 川原礫『ソードアート・オンライン18』(2016,KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)

8.2 川原礫『ソードアート・オンライン19』(2017,KADOKAWA/アスキー・メディアワークス

8.3 朝井リョウ『ままならないから私とあなた』(2016,文藝春秋)*

8.7 米澤穂信『本と鍵の季節』(201

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