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「アメリカン・フィクション」を観た
アマプラで「アメリカン・フィクション」を観た。
酔っ払いながら書き飛ばした小説が映画化の話まででてきてさらに騒動が広がるので出版業界およびエンタメ業界全体に風刺が広がっている。
モンクってこの人が同僚だったらいやだろうな、という感じ(言葉の端々に皮肉がはいってくる)で、それが原因でせっかくうまくいきそうになった彼女にもふられちゃうし、弟(ゲイはともかくヤク中の整形外科医ってアメリカではありなのか
狼人間を撃つ銀の弾はない
家人が部屋書斎化計画をいきなり始めた。COVID-19(幸い軽症で済んだ)で部屋にこもっている間に、まわりのものを自分のもので固めたいと思い立ったらしい。
協力することにやぶさかではないので、件の部屋にあった私の古いウォールポケットを回収し中身を整理した。
コドモたちが生まれる前からの父からの手紙(毎年誕生日前後に図書券を送ってくれていた)に「お母さんの体調は一進一退。いっぺんによくなるような特効
「ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ」を観た
「ピクニックアットハンギングロック」の予告で面白そうと思った映画。
成績はそれなりにいいけど問題児のアンガス、頑固で同僚からも生徒からも嫌われている歴史教師ハナム、一人息子をベトナム戦争で亡くしたばかりの料理長メアリー。
ホリディシーズンに学校にとりのこされた3人の人生がちょっとだけ交差し、別れていくのを描く。
ほろ苦い最後だけど、そして3人が再会することはおそらくない。でもアンガスの心にきっと
「合理的配慮」→「合理的調整」
「虎と翼」、ここまではっきり主張する朝ドラは初めてかも。だって「内容が政治的すぎる」とか自分の経験(親の家庭では女性は酒を飲まなかった、「男女7人夏物語」では女性が酒をを飲むのは変と描写していた)だけで内容を批判するコタツ記事が出てくるのだから。
と思っていたところで脚本家さんへのインタビュー記事が出て腑に落ちた。
そして「ハンチバック」で芥川賞を受賞した市川沙央さんのインタビュー記事を思い出し
寅ちゃんがんばらずにがんばって
毎朝楽しく視聴している「虎と翼」、今週は重い展開。
一緒に法曹界に入った先輩が離脱していく中自分だけは頑張らなければと励む寅子が過労で倒れ、恩師に妊娠を告げると「今は子供のためが母である女の務め」と言われ、さらに勤め先では「子供優先で」と真綿で首を絞められるような形で退職を余儀なくされた上に「戦友」のよねには絶交を告げられてしまう。
つらい。誰も悪くない。神の視点で見ている視聴者は「違うんだよー!
「ピクニックatハンギング・ロック」を観てきた
1985年公開時に結構話題になっていて、ちょっとミステリアスな雰囲気のCMも
手伝って観に行きたいと思っていたけどできなかった作品。
今回4Kレストア版が公開されると聞いて早速行ってきた。ありがとう
Bunkamura。
https://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/24_picnic.html
原作はあらかじめ読んで予習すみ。原作はゴシックミステリ風味だ
3行日記(4/12/2024)
昨日髪を切りに行った美容室で大谷さんの例の件にふれつつ「でもよかったわよねー、奥さんがいて」という会話を耳にしつつ「ふーん」という感想だったのだが、今日米国法務省謹製の訴状を読んで「いやほんとにそうだ」と思った。というか酷すぎるよ一平。
3行日記(2024/4/9)
どうにも寝つかれなくて朝3時から読書。テレ東にて地上波放送が始まった「季節のない街」の原作「季節のない街」(山本周五郎著)を読んだ。「どですかでん」で使われたエピソードやクドカンはこれをどう料理するのか、楽しみ。
「オッペンハイマー」を観てきた
berbenheimerなんてしょうもないミームがはやった2023年夏。欧米人の原子爆弾に関する感覚なんて結局こんなものなのねと思った。
でも、オッペンハイマーについては「原爆の父と持ち上げてヒーロー扱いされたのちに水爆反対を言った途端に手のひら返しされて追い出された人」という知識だけは持っていたし、監督があのクリストファー・ノーランだから単なる偉人伝記映画には絶対ならないと思っていたので、日本公