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「アメリカン・フィクション」を観た

アマプラで「アメリカン・フィクション」を観た。

作品に「黒人らしさが足りない」と評された黒人の小説家モンクが、半ばやけになって書いた冗談のようなステレオタイプな黒人小説がベストセラーとなり、思いがけないかたちで名声を得てしまう姿を通して、出版業界や黒人作家の作品の扱われ方を風刺的に描いたコメディドラマ。

映画.com

酔っ払いながら書き飛ばした小説が映画化の話まででてきてさらに騒動が広がるので出版業界およびエンタメ業界全体に風刺が広がっている。
モンクってこの人が同僚だったらいやだろうな、という感じ(言葉の端々に皮肉がはいってくる)で、それが原因でせっかくうまくいきそうになった彼女にもふられちゃうし、弟(ゲイはともかくヤク中の整形外科医ってアメリカではありなのか?)にも嫌われているけど、演じているジェフリー・ライトの好演のおかげでいい感じになっている。

ラストはさらにメタ展開になっていて面白かった。


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