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未来の上司から卒業祝いをもらった。

――これからももちろんギフトを贈る場面はたくさん訪れると思いますが、今回宮田さんから卒業祝いを贈られた経験を踏まえて、「実用性」と「ユーモア性」の軸で考えながら、ギフトを選ぶようにしようと思いました。


人生は物語。
どうも横山黎です。

大学生作家として本を書いたり、本を届けたり、本を届けるためにイベントを開催したりしています。

今回は「相手が喜ぶギフトってなに?」というテーマで話していこうと思います。



📚未来の上司から卒業祝い

先日大学を卒業したばかりの僕ですが、これからの話をすると、木の家ゲストハウスのマネージャーとして働きます。自分の本をいろんな人に届けていくなかで、輝いている大人たちに出逢うことができました。

そのひとりが、木の家ゲストハウスのオーナーの宮田さんでした。

初めて出逢ったのは、大学近くで開かれた「まちかどマルシェ」というイベントでした。そのとき宮田さんはたこ焼きをつくって売っていました。はじめは大学生なのかなと思ったりしたんですが、そんなことはなく、当時から2,3カ月前に木の家ゲストハウスをオープンしたオーナーだったのです。

去年の7月頃、宮田さんはゲストハウスの近くの「The FAVORITE」を間借りして、クラフトビールバーを運営し始めたんですが、僕はそのオープン日に伺いました。その後、足繁く通う常連客になったので、宮田さんと顔を合わせる機会が自然と多くなったのです。

次第に、僕の進路のことになり、「うちくる?」という展開になり、1月から木の家ゲストハウスでバイトをし始めて、3月からがっつりと関わるようになったのです。今月は暇さえあれば木の家にいます(笑)

そんなこんなで最近は毎日のように顔を合わせている宮田さんから、昨日、卒業祝いをいただいたんです。贈ってくれたのは、名前入りのベルトでした。


📚名前入りのベルト

ちょっと前に「ベルトゆるいなあ」と思って、ハサミで切って調整を試みたんです。結果、切り過ぎて今度はだいぶきつくなってしまったのです。ダイエット器具かってくらい。ただ、別のベルトはないし、使えないわけではなかったので、使い続けてきたんです。その噂を聞きつけた宮田さんは、ギフトにベルトを選んでくれたのです。

さらに、ギフトらしく、そこには名前が彫られていました。「momotaro rei」と。

卒業研究のテーマが桃太郎だったり、桃太郎について1時間かけて物語るイベントを開催したり、桃太郎の絵本をつくりたいという夢を抱いていたり、桃太郎というカクテルを好んで飲んだりと、マイブームが桃太郎の僕へのプレゼントということで、「momotaro rei」と彫ったのです。

この具合のユーモアが僕好みでして、今欲しかった実用的なものであることも相まって、最高の卒業祝いだなとにやにやしていました。

📚相手が喜ぶギフトってなに?

誕生日やクリスマス、それこそ卒業といった際に、どんなギフトを贈ればいいのか迷うことは誰にもあるはずです。せっかく贈るんだから相手には喜んでほしいし、贈ってよかったなと思いたいじゃないですか。

宮田さんのギフトからそれを見つめてみると、「実用性」「ユーモア性」のふたつの軸があることが分かります。ベルトがきつくて困っていたところにベルトをプレゼントされたから、僕の満足度は高まったんです。また、桃太郎がマイブームの今、「momotaro rei」と名前を彫ってくれたから、僕の満足度は高まったんです。

さすがサービス提供者だなあと感心してしまいます。宮田さんはまさに相手が喜ぶギフトを選び、贈ってくれたのです。

これからももちろんギフトを贈る場面はたくさん訪れると思いますが、今回宮田さんから卒業祝いを贈られた経験を踏まえて、「実用性」と「ユーモア性」の軸で考えながら、ギフトを選ぶようにしようと思いました。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20240329 横山黎




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