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青春とは、心の持ち様である。

――10代とて青春を生きていない人もいるし、逆に60代とて青春を謳歌している人もいる。青春に年齢なんて関係なくて、やりたいことをやっているか、心躍ることを全力で楽しんでいるかが大切なのです。


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「青春とは、心の持ち様である」というテーマで話していこうと思います。


📚Youther

5月21日(日)に開催される文学フリマ東京36に、僕は出品者として参加します。最新作『夜明けのうた』といううた集を販売する予定です。

詩のような、歌詞のような、うた。中学時代から400以上の作品を綴ってきた僕が、20作品を厳選して1冊の本に仕上げました。1日の終わりに1作品をじっくり味わう読み方がおすすめです。眠る前のあなたに小さな革命を起こしたい。ステキな夜明けを迎えてほしい。そんな願いが込められています。

Amazonで購入できますが、文学フリマ価格で少しお安くご案内します。是非、【N-38】のブースにお越しください!


文学フリマまで少し時間があるので、うた集に収録してる作品たちを毎日紹介していこうかなと思います。そのうたにまつわるエピソードを物語っていきますね。

今回取り上げるのは、「Youther」という作品です。

青春のすべてを詰め込んだ、そんなうたです。もちろん青春真っただ中の高校生に対して綴ったうたではありますが、同時に大人たちに向けてつくったうたでもあります。

たとえ大人とて、青春を生きることはできます。青春を生きる者――Youtherになりたいかどうか、それだけでなれるものですから。


📚サムエル・ウルマンの詩

ひとつの詩を紹介します。サムエル・ウルマンという詩人の「Youth」という作品です。こんな冒頭から始まるんです。

青春とは、

人生におけるある時点を指すのではなく、

心の持ち様である。

サムエル・ウルマン「Youth」

10代とて青春を生きていない人もいるし、逆に60代とて青春を謳歌している人もいる。青春に年齢なんて関係なくて、やりたいことをやっているか、心躍ることを全力で楽しんでいるかが大切なのです。

「Youther」でも似たようなことを説いていますが、完成後に「Youth」を見つけて、「え、言っていること一緒じゃん」と興奮したことを覚えています。いつの間にかパクってた?と自分で疑ったほどです。

言い換えれば、それくらい普遍的なことを言っているということです。人生一度きりなんだし、生きたいように生きていきたい。それを端的に表す言葉が「青春」なのです。後先のことを考えるなんて二の次で、今そこにある面白いことに飛び込む姿勢こそYoutherだ。そんなことを思ったんです。


📚青春とは、心の持ち様

周りを見渡せば、やりたいことに折り合いをつけている同世代や大人たちが少なくありません。もちろん、そこにはきっと僕の想像の及ばない物語があるし、仕方がない事情だってあるはず。

だけど、僕が心惹かれるのは、自分のやりたいことをやっている人、叶えたい夢のために全力になっている人、青春を謳歌しているYoutherです。その人の顔を見ると、いっつもきらきらしているんです。僕はその笑顔が好きで、自分も笑顔になれます。

最近、大学近くにある住み開きシェアハウス「はちとご」に入り浸っているんですが(昨日も行ってきた)、その理由も、住人やそこに集まる人たちが好きだから。生き様も、表情も、きらきらしているから。青春を生きているからです。


僕はたぶん他人よりも自由に無責任に生きている人で、人によっては僕のことをYoutherだと思っているかもしれません。ただ、まだまだ足りない。足りないし、永続的な地盤がないからいつかは途絶えてしまうおそれがあります。

やりたいことで生きていく、なんて考えは甘えだし、言うほど甘い道ではないけれど、何かを犠牲にしてでも掴みにいきたいと思えるほど、青春という光は希望的で、魅惑的です。

人生一度きりだし、どんな答えもいつかはプラスに変わるんだから、生きたいように生きるのもひとつの道。これからも面白い未来に進んでいきます。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

20230520 横山黎



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