見出し画像

「根拠のない自信」という強み

――僕には「根拠のない自信」があります。良くも悪くも、どうにかなる、なんとかなると日常的に希望的観測をしているのです。


人生は物語。
どうも横山黎です。

作家として本を書いたり、木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、「Dream Dream Dream」という番組でラジオパーソナリティーとして活動したりしています。

今回は「『根拠のない自信』という強み」というテーマで話していこうと思います。


🏨大学生たちからインタビューを受けた。

僕は今、木の家ゲストハウスのマネージャーとしてメインで仕事をしています。清掃、予約管理、チェックイン対応、運営等を担っています。

イベントの企画もしていて、もうすぐ泊まれる謎解き『花火の幽霊~木の家ゲストハウスからの脱出~』を開催します。木の家ゲストハウスを舞台にした謎解きイベントで、僕は脚本やキャストとしても関わっています。

昨日から演劇部分の稽古が始まり、2週間後の公演に向けての準備が加速しているという現在地に立っています。

※イベント情報はこちらから↓↓↓

その裏では他の活動もしていまして、昨日は朝にラジオの収録があったり、昼過ぎには大学生たちからインタビューを受けていました。夜にはYouTubeで生配信したし、このnoteの記事の執筆も毎日欠かさず続けています。

いろんな出来事が詰まった昨日のなかで、インタビューの時間がとっても有意義で、僕自身いろいろ思うことがあったので、今回はそれについて語っていこうと思います。


🏨不安定でもいいから面白い方へ

今回のインタビューの機会をつくってくれたのは、水戸市議会議員の萩谷さんでした。「世界のあこがれのまち水戸を創ろう!」というコンセプトのもと、水戸を舞台に活動されている方です。

以前、僕が開催した「FAVORITE!!―お気に入りの本を紹介する会―」と言う本のイベントにも参加してくれました。スピーカーとして本の紹介してくれたんです。

「FAVORITE!!」

そんな萩谷さんは今、NPO法人ドットジェイピーのインターンシップ事業部北関東エリア水戸支部が受け入れたインターン生と一緒に、水戸で活動しているプレイヤーたちにインタビューして回っているんですね。

そこで、東京出身で、大学進学を機に水戸に来て、大学卒業後も水戸で活動することに決めた僕にも白羽の矢が立って、昨日、インタビューの機会をいただいたというわけです。

4人の大学生たちからいろんな角度からの質問を受け、伝えられることを惜しみなく伝えにいきました。ビブリオバトルの全国大会の舞台に立った経験を踏まえ、人の心を動かす紹介の仕方を説いたり、自分の好きなことを続けた先でそれを仕事にする意義を語ったりしました。

多くの大学生が安定のために公務員や大企業への就職を目指す一方で、不安定でもいいから自分の面白いと思った未来の方へ踏み出す僕の生き方を受け、インタビュアーの大学生はもちろんのこと萩谷さん自身も興味を持ってくれたし、興味を通り越して疑問を持ってくれました。

何故、先の見えなくて、不安定な未来を、自分の好奇心だけを頼りに選ぶことができるのか、疑問に思ったそうです。それは多分、僕には「根拠のない自信」が備わっているからなんだと、そう答えました。


🏨「根拠のない自信」という強み

これは萩谷さんに指摘されたことなんですが、僕には「根拠のない自信」があります。良くも悪くも、どうにかなる、なんとかなると日常的に希望的観測をしているのです。

教育学部までいって先生の道を行くのが正解じゃないですか。それが安定する道だし、波風の立たない生き方じゃないですか。それを全部捨てて、そのときに今僕が面白がっていた木の家ゲストハウス、そしてそのオーナーの宮田さんの活動に関わることにしたのは、人からすれば間違いであって、普通だったら選ばない未来だと思うんです。

それでも、きっとどうにかなると信じていたんです。必ず木の家ゲストハウスは面白くなるし、自分の活動の幅はより広がることになる。不安は混じりながらも、そう確信していたんです。

今、木の家ゲストハウスは10棟の宿泊施設の運営をしています。さらに9月から10月にかけて、前橋に2棟、宇都宮に2棟、松山に1棟、新規宿泊施設がオープンします。

宮田さんをキャプテンに進み出した、木の家ゲストハウスという船は、確実に面白い未来の方へと航路を伸ばしています。その船に乗り合わせることができたことを誇りに思うし、そう決意したあの日の自分を褒めてあげたいし、やっぱり根拠はない自信を言い訳にして、不安定でもいいから好奇心に従った方がいいという教訓を得ることができました。

今度の謎解きイベントもそう。

謎解きイベントなんて僕は今までつくったことがないし、どうやって人を集めるのか、どんな風に発信していけばいいのか、どんな演出が人の心を動かすのか、何も分からないところから始まっています。

そんなゼロの状態のときに役に立つのは、実は根拠のない自信だったりするんですよね。きっと面白くなる、お客さんの心を動かせるはず。そんなことを信じ続けながら、今日も明日も日々を過ごしています。

もちろん根拠があるに越したことはないけれど、誰も歩いたことのない道を踏み出すために必要なのは、根拠のない自信なんだと思います。

好奇心をコンパスにして、まだ見たことのない景色を探しにいく船旅を、これからも続けていきますね。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20240906 横山黎










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?