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大学広報室からインタビューを受けました

――小説『Message』のこと、その作り方のこと、夢と現実、作家とは何か、創作の原点、これから書こうとしている作品……本当にいろんなことを訊かれました。


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「大学広報室からインタビューを受けました」というテーマで話していこうと思います。


📚大学広報室からインタビュー


今朝、僕はインタビューを受けにいってきました。大学広報室の職員の方から、取材されたのです。


事は、1カ月前に遡ります。

僕はビブリオバトルの地区大会に参加しました。

ビブリオバトルとは、自分のおすすめの本を5分間で紹介する書評合戦のこと。オーディエンスは発表を聴いて読みたいと思った本に票を入れます。最も多く票を集めた本がチャンプ本となるわけです。

僕は高校時代に出逢って、今に至るまで続けてきました。高2のときには、300人くらいを倒して、東京都代表になることができました。全国の舞台では1回戦敗退という悔しい結果でしたが、そのリベンジを果たそうと、大学生になった今、再び挑戦しているのです。

相棒にしているのは、小説『Message』。僕が書いた本です。そうです。僕は、自分が書いた本を自分で紹介するという破天荒なことをやっています。

1カ月前に地区大会があったんですが、それをきっかけに多くの出逢いが生まれました。たとえば、地区大会の主催がブックエースという会社で、僕の本に興味を持ってくれて、管轄している大学前のTSUTAYAに商品として置かせていただきました


大学前のTSUTAYA


話をつなげますね。

ビブリオバトルを大学広報室の方と知り合ったんです。その方にもちゃんと小説『Message』を手売りしました。手売りしたときに、「読んだら、是非、お話聞かせてください」と言われたので、めちゃくちゃわくわくしていたんです。

大学の広報室の方ですから、ちゃんと取材してくれると思ったし、それが記事になって、また新しい出逢いが生まれるだろうし。

その待ちに待った日が今日だったというわけです。


右の方が広報室の方


📚制作の裏側から僕の人生まで


取材は大学のとある教室で行われました。およそ1時間のインタビューが始まったのです。テーブルの上に置かれたボイスレコーダーに、背筋が伸びます。次から次へと飛んでくる質問に、僕は真摯に向き合いました。

質問の種類は様々です。

小説『Message』のこと、その作り方のこと、夢と現実、作家とは何か、創作の原点、これから書こうとしている作品……本当にいろんなことを訊かれました。

もちろん記事になるのはほんの一部だとは思いますが、どの質問と答えが載っても恥じないように、丁寧に答えたつもりです。記事が公開されたら、また共有しますね。


インタビューに答えていて、今さらですが、小説『Message』って質問しやすい物語だなあと思ったんです。


たとえば、どれくらい現実が反映されているか、という疑問。

小説『Message』は僕の名刺代わりの作品です。僕の20年分の人生と思いを込めた集大成なのです。そういう作品にしようと決めてから、僕は物語の中にノンフィクションの要素を入れようと思うようになりました。

あんまり他人には言いたくないようなことまでちゃんと物語にしています。多分、読めばわかると思うんですが、「え、これって本当に本当のことなの?」と疑うようなものもあると思います。案の定、インタビューのときにもその話題になりました。

読者が「えっ!?」と思うような種が、小説『Message』には撒かれているのです。


他にも、最後のページの方には、共同創作企画についての案内を載せておきました。そこにもちゃんと引っかかってくれて、質問されたんです。

小説『Message』は僕1人でつくったものではなくて、共同創作という形で複数人でつくったものなのです。執筆は基本的に僕が担当するんですが、物語の展開や登場人物の設定、言葉遣いや表現など、メンバーの意見を取り入れながら完成を目指しました。

僕1人じゃ辿り着けなかった景色を、みんなで作ったからこそ見ることができたので、めちゃくちゃ成果があったんですよね。そんな話も、インタビューでしましたね。



📚興味を持ってもらうための仕掛け


とにもかくにも、小説『Message』にはフックになる要素がいくつかあって、読んで終わりで済まさない仕掛けになっているんですよね。これまでにも友達から、「あれって本当なの?」とか、「これってあいつと作ったの?」とか、質問を受けることが多々あります。

まだまだ無名の僕の作品だからこそ、アピールポイントをいくつか持っておくというのは印象を残す上で大切かもしれません。

小説『Message』にまつわるエピソードは、プロアマ問わず、他の本にはない色を持っています。

・日本の小説には珍しく、横書き
・犯人の名前を書かないダイイングメッセージ
・著者の人生を克明に反映させた
・共同創作でつくった
・Amazonのサービスで出版
・手売りで110冊を超えた
・ビブリオバトル全国大会出場
・出版社を通っていないのに本屋に並んでる

どれを取っても、作品の魅力に繋げられるように話を展開できるので、今回のインタビューに止まらず、質問に丁寧に答えることを繰り返していけば、もっともっと多くの人に手に届く本に育ってくれるんじゃないかなと思いました。

もちろん、仕掛けだけ派手で出オチしては元も子もないけど、興味を持ってもらうための仕掛けを拵えておくのは、大事なことなのではないでしょうか。 



最後にお知らせします。僕は今度のクリスマスに、「第13回全国大学ビブリオバトルファイナルステージ」に参加します。高2のときのリベンジを果たすべく、奇跡を起こしにいきますので、お忙しい季節ではありますが、是非、あそびに来てください!

観覧は無料なんですが、事前申請が必要です。公式ホームページから、申請よろしくお願いします。ちなみに、締め切りが12月14日(水)です。明日までです! お早めにお願いします。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。




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