ナナシ

紆余曲折の末に忍殺を読み始めたアカウント。えげつない話はしないが腐っている。第二部読了…

ナナシ

紆余曲折の末に忍殺を読み始めたアカウント。えげつない話はしないが腐っている。第二部読了済。サワタリさんにピンポイント爆撃された。 二次創作物や資料まとめについては固定記事参照。 最近はゲッター資料倉庫にも使用。 生息地→https://twitter.com/refuge774

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    漫画版中心にゲッターロボの資料とか感想まとめ。 ダイナミック作品についてもこっちに。

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自作忍殺二次創作、資料目録〖最終更新:2021.6.3〗

〖 情報整理資料 〗サバジョ・サワカン年表 サバジョ・サワカン関係公式記事まとめ 〖 二次創作小説 〗基本的に二次創作の完成品はpixivに、メモ書きは呟きなどにという形で他ジャンル含め活動しています。 サワタリさん中心にサバジョとかサワカンとか。 こちらにリンクを貼っているものはカップリングなど無い全年齢対象として公開しています。ユーザー登録など無くても読めるはずです。 カラー・ユア・ライフ アンダー・ザ・セイム・スターリー・スカイ フー・イズ・ウィーピング・ウェ

    • ダイナミック漫画作品読む上で誤解してた言葉とか知識メモ~協調性と同調性の違い、ダーウィンの進化論など誤解の多い基礎知識編

      ずっと根っこにありそうな知識理性とは ここにおける「人間に関する古典的定義」も非常に重要。 明確になったのはデビルマンからだが、基本的に永井先生や石川先生の作品はこれを基本的な部分に置いていると思われる。 根本的な取り違えや勘違いが起きやすい言葉個人主義 ❌自己の利益の追求、自分さえ良ければいい=利己主義、自己中心性、エゴイズム(個人主義のうちに包括されるものではあるらしいが、これはダイナミック作品では特に他者への攻撃性まで含んだ場合、悪の理屈で肯定されない=主軸では

      • 「原作改変」に伴うダイナミックプロ作品と石川賢作品に関する誤解について

        石川先生は原作クラッシャーなのか?「漫画が原作である」という誤解と、原作から大幅な変更がない石川作品について 根本的な話なのですが、まず 「ゲッターロボ」や「バトルホーク」、「アステカイザー」などのダイナミック企画が東映やテレビ局と企画を起こし、テレビ放映と同時に連載されていた作品については「漫画が原作ではありません」。 ダイナミック企画と東映やテレビ局などの関係者で、共に作り上げた「企画書が原作である」とした方が実態には近いのではないかと思います。 この形式はダイナ

        • トキワ荘にスーパーロボットを見に行った日記~デビルマン×マジンガーZ展(マジンガーZ編)

          デビルマン展の日記書いたのでメモ的に残しておこうかと。前回の日記はこちら↓ 7月27日(木)であった。 長らく続いたこの展示も30日には終わってしまうということで、デビルマン行ったしマジンガーZも読んでいたことだし折角だから見に行こうと私は再びトキワ荘に足を運んだ。 前回と違い良く晴れた日であった。正直めっちゃ暑かった。仮面ライダーブラックRXの人工太陽より世界が暑くなるとか聞いてない。恐竜帝国に焼かれかけた北海道とかこんな感じだったろうか。今年の夏くんは人類への殺意が高す

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        自作忍殺二次創作、資料目録〖最終更新:2021.6.3〗

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          トキワ荘に地獄の扉を開けに行った日記~デビルマン×マジンガーZ展(デビルマン編)

          5月19日(金)、ド平日の朝10時。片道一時間半ほどかけて大江戸線落合南長崎駅についたのはそんな時間だった。しかも雨が降っていた。 石川漫画ゲッターからデビルマンを履修してダイナミック作品まで手を伸ばした私がこの展示の話を聞いたのはひと月ほど前。 「なにそれ、私も地獄の扉開けたい!!(真っ先に死ぬ)」 と、まったく大人げないワクワク感でもって友人を誘ってこの日を迎えたのであった。 「トキワ荘」といえば、漫画読みなら名前を一度くらいは耳にしたことがあるだろう。多分。 トキワ

          トキワ荘に地獄の扉を開けに行った日記~デビルマン×マジンガーZ展(デビルマン編)

          ちょっとしたぼやき

          なかなか頭の痛い事であるが、世の中には事実の指摘というレベルですらも「悪口」と受け取って攻撃してくる輩が存在するようで、面倒くさいなあと思っている……。 私は再三言っていることは同じである、それこそ逆噴射先生への指摘のときもそうだったが 「無責任に嘘をばらまくな」 といっている。 誤情報の指摘を行うその度に「自分達が楽しければそれでいいだろう水を差すな」と言われていて、これで三回目かそれ以上なのだが、いい加減書き残させてほしい。 「自分が楽しければ、自分がよければいくらだ

          ちょっとしたぼやき

          「新ゲッターロボとは「ゲッター」に抗う話である」へのお返事

          新ゲッターロボはアンチゲッターロボであること、せめて全然違う話なのをきちんと記載してくださいとコメントしたところ(こちらとしては嘘ばかり並び立てる界隈に呆れての行動でした。あれが一番原作に近いなど真っ赤な嘘を並び立てるのをまずやめてほしかったのです)このような熱意ある記事を長々書いていただいたようですが、お返事が長くなりますのでこちらに見解を書かせていただきます。 なにからつっこめばいいのかなぁこれ……。 「偽書ゲッターロボダークネス」は「ダイナミックプロ公式監修」でのある

          「新ゲッターロボとは「ゲッター」に抗う話である」へのお返事

          漫画版「ゲッターロボサーガ」の核心考察~もうひとつの「デビルマン」

          【東映版と共通する部分について】「最初から理性のない世界」ガクエン退屈男 「途中から理性が失われてしまった世界」デビルマン 「最後まで理性のある世界」ゲッターロボ 企画(少なくとも決定稿)段階からこういった区分であったために、「ゲッターロボ」は一種の「反転デビルマン」の要素を持ったという仮説で話を進める。 漫画版「デビルマン」については「激マン! デビルマン編」などで、その根底のイメージにあったものは「戦争」と「徴兵された若者」であったと記載がある。(文庫版あとがきにも

          漫画版「ゲッターロボサーガ」の核心考察~もうひとつの「デビルマン」

          ダイナミック作品における「リョウ(竜馬)の法則」と「ゲッターロボの血脈」

          【最初の違和感の裏付け】ゲッターの企画は73年末、大急ぎで膨らませたものだとは各所のインタビューから読み取れる。漫画版デビルマンの連載が終了、単行本が発売されたのは同年であった。漫画版デビルマンは後年追加エピソードや続編も描かれていったが、私が読んだ限りの最初の本編だけであれば、最後までの内容を踏まえて冒頭を説明するなら 「飛鳥了(リョウ)が無自覚に友を愛していたがために、同じ地獄に引きずり込む」 というように読めた。 流竜馬と神隼人は初期設定における「流竜乃進」と「犬神

          ダイナミック作品における「リョウ(竜馬)の法則」と「ゲッターロボの血脈」

          漫画版「ゲッターロボサーガ」考察~「理性」の結晶たる「真の愛」の物語

          【はじめに~ありがちな誤解と真に描きたかった対象】「ゲッターロボ」というと「ゲッター線」に注目されがちであるが、実の所「ゲッター線」は東映版はおろか漫画版においてすらも大きくなってしまった「舞台装置」にすぎない。 最初から設定として存在したものの、クローズアップされるのは漫画版では號以降となることに顕著で、最初から重要視されていた訳では全くない。 東映版においても一話から「恐竜帝国は当然弱点であるゲッター線対策は行っていた」ためにゲッタービームが通用せず、その為に「先に物理

          漫画版「ゲッターロボサーガ」考察~「理性」の結晶たる「真の愛」の物語

          隠された東映版「ゲッターロボ」の話筋考察~早すぎた「少年愛」の萌芽

          【東映版「ゲッターロボ」表の話筋簡易まとめ】「ゲッターロボ」の基本、核は「三つの心」である。 「後のないシビアな戦場で、共に死ぬことをも覚悟した三人の若者たちが、ひとつの変形合体ロボットで戦う」事を軸に、侵略への抵抗という「戦争」の中での人間ドラマや、自立した女性たるミチルをも含めての性差にとらわれない個性の描写、その反発と協和などを一貫して描き、正しい意味での「個人主義」=自分と他者を尊重する事、そして「協調性」=全員が主体性をもって譲り合い調和する事を描き続けた。 その

          隠された東映版「ゲッターロボ」の話筋考察~早すぎた「少年愛」の萌芽

          「真!!ゲッターロボ 地球最後の日(チェンゲ)」考察用メモ

          【チェンゲ考察のための前提条件】チェンゲの考察と解読のためには、まず「ゲッターロボ」の構成成分を理解する必要がある。 今川監督は原作クラッシャーとして有名だが、実は今川監督がその作品にいれた要素というのは「その作品に関係があるもの」で概ね統一されている。 少なくともGガンダムとマジンガーはそうであった。そして、ゲッターロボもそうであろう。 石川作品の基本傾向としても、作品内でオマージュされているものはその作品のベースとなったものや話筋などに関係するものであり、意味のある使い

          「真!!ゲッターロボ 地球最後の日(チェンゲ)」考察用メモ

          OVA「新ゲッターロボ」感想~6時間のアンチゲッターロボPVもしくは「ガクエン退屈男リメイク」

          【一行でまとめ】最初に言おう。もしもあれをゲッターロボだと言うなれば 「川越監督はゲッターロボどころかダイナミック作品の本質を勘違いしたままあれを作り、盛大に脳天にブーメランぶっさしてるのを脚本が煽ってる」 そうでなければ 「制作者が揃ってわざとアンチゲッターロボとして構成し『これがゲッターだって?ww』と視聴者をバカにしている」 の二択であるとしか私には捉えることができなかった。 一番マシといえばマシな捉え方はタイトルこそああなってしまったものの、作った側の認識は元より「

          OVA「新ゲッターロボ」感想~6時間のアンチゲッターロボPVもしくは「ガクエン退屈男リメイク」

          「ゲッターロボ」考察~「三つの心」とはなにか

          【 前提条件 】ここでは原案を同じくする ・石川賢先生の描かれた「サーガ版無印~號」「学年誌版」「劇場版コミカライズ」 ・東映アニメ版の無印G、劇場版 のみを考察の対象とする。 (漫画版アークは「ゲッターロボ」ではあるが「ゲッターロボサーガ」ではない話筋と考察しているため基本的に除外している。また、東映アニメ版號については精査ができていないため、現状では中心としない)   *その他全ての派生作品はこれらを下地に作者以外の独自解釈が含まれたものであるため除外する   (ゲッタ

          「ゲッターロボ」考察~「三つの心」とはなにか

          漫画版ゲッターロボアーク考察~「サーガ」ではないゲッターロボ

          〖 前提条件 〗アークを読む上での前提条件は ・最低限、それまでのサーガと括られた内容を読んでいる ゲッターロボサーガは號までの時点で完結しているなどの話はこちらを参照していただきたい。 また、石川先生はサーガ版の他に御自身で手掛けた学年誌版、劇場版コミカライズ、原案を同じくしていた東映版無印G(號は検証中)、劇場版も考慮しこれらを包括しての作品作りを無印時点からしていたと思われる。 ・竜馬と隼人は半ば同一人物である この事はそう考えた時に石川先生には重要であったろうと

          漫画版ゲッターロボアーク考察~「サーガ」ではないゲッターロボ

          流竜馬は犬神隼人であり、神隼人は流竜之進だった~竜馬と隼人に関する初期設定とそれに関する色々

          流竜馬は犬神隼人であり、神隼人は流竜之進だった東映版無印DVDBOXブックレット内の初期設定(永井豪先生によるイラストもある) 「嘘だろ」と、正直思ったのだが、何度読んでも記載は変わらない。どうやらこれを読む限り、流竜馬と神隼人は立ち位置と名前、外見をそのままにそれ以外の初期設定をくるっと入れ替える事で成立したキャラクター達である。 元々理知的で理性的な(更に設定画を見る限り明確な美少年)と設定されていた竜之進は犬神の内面を得て、外見だけは可愛らしいが中身は薩摩隼人を地で

          流竜馬は犬神隼人であり、神隼人は流竜之進だった~竜馬と隼人に関する初期設定とそれに関する色々