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「振り返り研修」に参加して見えたこと

こんにちは^^
人財企画ユニットの髙森です。

本日は先日参加した「振り返り研修」についてお話したいと思います!


1.リカバリーの「振り返り研修」とは?

オンボーディングの一貫として実施している「振り返り研修」は訪問現場で働く看護師やリハビリスタッフ向けの研修になりますが、人財企画のメンバーも現場の声を聞く貴重な機会となるため、積極的に参加するようにしています。

※過去にも榎本がnoteで記事( Part① Part②)を書いているので、ぜひご覧下さい!

振り返り研修の詳細と参加してみて感じたことなど、ざっくばらんにお伝えしたいと思います^^

①振り返り研修の目的

まずは研修を実施するにあたって大切な要素となる「目的」について、リカバリーでは以下の2つを設定しています。

  • 入社してから感じたことを話すことで、入社時から今までを振り返り今後の訪問に活かす

  • 同期同士での交流を図り、部署の垣根を超えた繋がりと一体感の醸成

上記目的を設定していることもあり、参加者は仕事や環境に慣れつつある「入社半年前後の社員」が対象です。

②研修をはじめる前に

全国25拠点から常時20〜30人程度が参加する研修となるため、研修はオンラインで開催しています。

様々な拠点の社員が参加する研修なので「はじめまして」のメンバーばかりで最初は緊張気味の方が多い印象です^^

発表時に「間違った回答をしてしまったらどうしよう」と思ったり、一人ひとりの繊細な表情が読み取れず、不安を覚える人も多いという背景もあり「ご協力」という形で研修冒頭に次のお願いをしています。

研修に際しての3つのお願い

特に大切なことは「発表者が発言をしたら拍手」という項目です。
Google Meetには拍手以外にも様々なリアクションスタンプがあり、発表内容に合わせて都度参加者にリアクションしてもらっています。

Google Meet リアクション機能の活用

発言をした後に沢山のリアクションがあると、自信をもって話ができますし達成感や安心感もありますよね!

また、以下のようなルールも設定しています。

  • その人を否定するような発言をしない

  • 発言者の意見をよく聞く

  • 発言をしない人にはその機会を与える

  • 敬語を使うべきところではきちんと使う

  • ニックネームで名前を呼ぶ

  • だらだらと自分の意見を話さない

最初に約束事を決めておくことで、研修がスムーズに進行し全員が気持ちよく参加できる環境が整います。

またニックネームを決めているので、緊張もほぐれて和気あいあいとした雰囲気になり距離もぐっと縮まります。この時点でチーム毎にカラーが異なるのもまた面白い!

2.研修開始!

全員に万遍なく発言してもらえるよう予めチーム分けをしており、まずはチーム内で「自己紹介タイム」からスタート。その後はディスカッション形式でお題に沿って進めます。

最初の自己紹介の時には少し照れくさそうに話をしていたメンバーも、話はじめると自分の体験や実態をきちんと言葉にできている方が想定以上に多く、議事録をとりながら話を聞いていた私も思わず手を止めて聞き入ってしまうほどでした。

お題①「在宅で働いてみて良かった事」

リカバリーの社員は大きな病院経験を経て入社してくる人が多いです。
そのため大組織ならではの歯がゆさを抱えていたという過去エピソードを話してくれたメンバーもチラホラ。

「患者様一人ひとりと関わる時間が少なかった」
「急性期病院で働いていたが、家に帰りたいと患者様ご本人が言ってもご家族の方針で病院で過ごすことになり、結果としてご本人は弱ってしまう」

そんな気持ちを払拭すべく熱い想いをもってリカバリーに入社し、訪問看護に携わり

「疾患を持ちながらもイキイキと暮らし、それをサポートできることが嬉しい」
「じっくり一人ひとりに関われるし、それぞれの生活に合わせて対応できる」

と、大きなやり甲斐を感じて仕事している方が大多数でした。

さらに「訪問リハビリを何年も使うことも大事だが、卒業を目標に立て順調にプラン通りに進めることができた」と、短い期間で結果を出せたと話をしてくれたメンバーもいて、非常に心強かったです!

お題②「在宅で働いてみて大変だった事」

看護やリハビリ経験は豊富であっても「訪問は未経験」というメンバーも多いリカバリー。それぞれの大変だったエピソードを聞いていて、判断力や冷静に対処する力がとても大切であると改めて感じました。

「急変時、これまでは一緒に働く看護師や医師が近くにいてすぐに相談できたが、訪問は一対一の関わりになるので最初は戸惑った」
「自分の判断で利用者様の体調の変化等に気付くのが大変だった」

など、フレキシブルな対応が出来なかったことを”最初の壁”と捉えているというエピソードが多い印象を受けました。

また
「自転車での訪問は自信があったのに、気温や雨で体力を奪われ体調管理の重要性を知った」
という意見もありました。

現在は、速やかに周囲に連絡をとり、確認の上で適切な判断が出来るようになったり、体調面も防寒対策や雨よけのカッパ・長靴を用いてコントロールすることで、状況に合わせて調整が出来ているそうです^^

お題③「これからやってみたいこと」

最後のお題であるそれぞれの「やってみたいこと」を発表してもらう中で、2つの共通点があることに気付きました。

  • こうなりたいと思える先輩が多く、そうなれるよう勉強会の参加やフィードバックをもらいながらもっと勉強したい

  • いずれはその知識や経験を新しく入ってくる仲間に伝えていきたい

訪問看護という領域で仕事をし、これまで以上に多くの引き出しをもって利用者様に接する必要性を現場を通じて学ぶだけでなく、自分が先輩にしてもらったことを次の先の世代へ引き継いでいく志をもっていること。

ご自宅で過ごされる利用者様の大切な一日一日をより良いものにしたいという気持ちがしっかりと根付き、今いる社員だけでなく未来の仲間達にも想いを向けて仕事をしたいという、リカバリーらしいカルチャーが自然と醸成されていることをとても誇らしく思いました。

3.さいごに

振り返り研修に参加してみて、改めて現場で働くメンバーの日頃考えている利用者様への想い、そして志の高さを感じることができました!

私自身、視座高く仕事をしている仲間たちに沢山の刺激を受け、身が引き締まりました^^

訪問看護ステーションリカバリーは、「もう一人のあたたかい家族」になっていただける仲間を募集しています! https://www.recruit-recovery.jp/

随時、説明会や体験同行も実施していますので、ご興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください♬

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