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今吉さんのござ

東京は快晴続きです。
オフィスでは窓を全開にして扇風機を付けています。

さて、本日はこれからの季節にぴったりの「い草のござ」をご紹介したいと思います。
い草と言えば、畳ですね。
畳の気持ちよさ、懐かしさが記憶にある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

素足で思わずごろんと寝転がりたくなるような畳。
なぜ畳の部屋は快適に感じるのか、
実はそれは、い草のおかげなのです。

湿度調整

い草は、断熱性はもちろん、部屋の湿度を一定に保つ働きを持っています。冷暖房で乾燥しがちな室内ではい草が水分を放出し、また逆に湿度が高くなると水分を吸湿してバランスを保ってくれます。

い草は常に呼吸をしているので、湿度が高い日は吸って、晴れの日にはき出します。

なので畳である和室は快適に感じるのです。

今吉商店

倉敷の地にて100年以上い草でござを作っているのは、今吉商店。
花ござ発祥の地と言われています。

今吉商店のいぐさは全て倉敷で栽培されたものを使用しています。

栽培も自らしているからこそ、どう育てられ何が使われているか分かっているので安心安全です。除草剤を使用していますがい草自体にはかけておらず、田んぼの周りや、い草を植える前にだけかけています。いぐさを植えてからは薬剤は使用していません。肌に直接触れるものだからこそと安心安全を伝えてくださる今吉さん。安心してお使いいただけます。


今吉商店四代目 今吉正行さん


創業明治30(1897)年の今吉商店
倉敷市西阿知地区にていぐさ製品を製造しています。
畳や花ござ発祥の地として産地では、いぐさの栽培や染色、
織機の修理・部品の技術屋など細かく分業され西阿知地区一帯に
製造会社が200社ほどありましたが、
どんどん減少し現在では染色屋が1軒、織機の技術者が数名となりました。
4代目である今吉正行さんが明治の創業当初と変わらない製法で
畳や花ござをつくり続け、100年以上続く伝統技術を守っています。

今吉商店について詳しくは、こちらからどうぞ


快適な寝ござ

おすすめの寝ごさは、畳・花ござよりも目が非常に細かい為、肌あたりが柔らかくなっています。

寝苦しい夏の夜はクーラーの温度を上げても、寝ござは寝返りをうつ度心地よくひんやりとします。

目が細かいので畳のような跡が肌に付きにくくなっています。
お好みで寝ござの上にシーツを掛けてご使用して頂いても気持ちよく横になれます。

あと、とってもおすすめしたいのが赤ちゃん・お子さんのいるご家庭です。
今吉さんのい草は農薬がついていないので安心ですし、畳のないご家庭でもお子さんに畳の心地よさを感じていただけるかと思います。

どんな時に使う?

敷物としても快適なのですが、使ってくださっているお客様の中には、
洗濯物を取り込む時、畳む時に敷いているという方も!

あとは、くるっと巻いて、アウトドアや公園に持ち出して敷いても気持ち良いです。(手持ちだとちょっと重たいです・・)

今吉さんは、お花見の時期はござを持って集まるそう。



6月には、今吉商店の寝ござや花ござをショールームにて
販売致しますので、手に取ってご覧いただけます!

それでは今日はこの辺で。
see you tomorrow!

aihara


残りわずか!
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