記事一覧
「なぜ書かない」日銀総裁は不満だった(後編)
お待たせしました。先週公開した記事の完結編です。
時事通信社『金融財政ビジネス』2022年2月17日号に寄稿しました。(一部手直しした個所があります)。
「なせ書かない」総裁は不満だった
---日銀百年史とニクソン・ショック秘話(続き)
日本銀行百年史の編纂室長を務めた石川通達(いしかわ・みちさと)は、ニクソン・ショック発生直後の日銀の政策判断を確認するため、1971年8月16日午後に開かれた
大物官僚たちの「私の履歴書」(下)
先週公開した前編の続きです。
2024年2月27日付NIKKEI Financialに寄稿しました。
金融政策や政策検証、オーラルヒストリーなどに関心のある方はどうぞ。
⽇銀を嫌った⿊⽥⽒ にじみ出る⾦融政策観の違い
西野智彦が読む「私の履歴書」(後編)
史上最長の10年余にわたり日銀総裁を務めた黒田氏は、実は日本銀行の伝統的な政策思想を忌み嫌っていた。「根拠に乏しいリフレ派ははなから相手にし
大物官僚たちの「私の履歴書」(上)
以下の記事は、2024年2月22日付「NIKKEI Financial」に執筆したものです。去年11月に黒田東彦前日銀総裁、今年1月に武藤敏郎元副総裁が相次いで日本経済新聞「私の履歴書」に寄稿したことから、2人が残した”自叙伝”を私なりの目線で読み解いてみました。政策検証について関心のある方はどうぞ。
議決延期請求24年⽬の真相 武藤元次官が明かす主役
西野智彦が読む「私の履歴書」(前編)
財
noteを始めるにあたって
皆さん、初めまして。
ジャーナリストの西野智彦です。
これまで組織ジャーナリズムの一員として、活字や映像を通して情報を伝えてきましたが、時代の流れに取り残されないよう、ネットでも発信していこうと考えるようになりました。
私の取材分野は主に財政金融です。
特にここ数年は異次元と呼ばれた金融政策を追ってきました。
当面はこのテーマを中心に「埋もれたファクト」を掘り起こし、記録していきたいと思って