見出し画像

近日公開!

こんにちは。やっと梅雨らしくなりましたね。

さて、今月も日本銀行の金融政策決定会合に注目が集まっています。
今後1〜2年程度の国債買入れの減額プログラムを決定するというのですから、当然と言えば当然です。市場関係者もマスコミも、どんな些細な動きも見逃すまいと神経を研ぎ澄ましているようです。

そんな中、やや古い話ではありますが、日本銀行のチーフ・エコノミストが5月末で交代し、幹部級のサプライズ人事としてちょっとした話題になりました。

2年間務められた大谷聡さんに代わり、調査統計局長の要職に就いたのは中村康治さん(56)です。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、中村さんは黒田体制から植田体制に移行する難しい局面で企画局長を務め、イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、通称YCC)の2度の修正(うち1回は22年暮れの電撃修正!)を実現させたキーマンです。

私の記憶が確かなら、企画局長経験者がその後調査統計局長に転じたことは、過去に一度もないと思います。そうしたこともあり、行内外で驚きの声が上がりました。

異次元緩和の出口戦略を企画した人物を何故チーフ・エコノミストに据えたのでしょうか。私はこの人事の狙いと舞台裏を取材し、先月、金融専門メディアであるNIKKEI Financialに寄稿しました。

この記事を(日本経済新聞社の了承を得て)近日中にnoteに掲載しようと思います。
日銀の動静に関心のある方はご一読ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?