011天野yusei

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最近の記事

The Catapult 第十五話

発射当日 頼んでいた台座が到着。立たせてみるととても大きい。ざっと三メートル、人二人分ぐらいのサイズはある。 さあこいつを飛ばす時がきた。前日の一件でもうボロボロである。とにかく少しでも飛んでくれ。その思いで飛ばすことに。 結果は三メートルほどだった。 距離が伸びなかった原因としてはまず電池ボックスを減らしたことによる電力不足。更に手で銅線を直接付けたり離したりしたことによる接続不良だろう。 本当に悔しい結果である。そのままの電池を使っていればどれくらい飛んだだろう

    • The Catapult 第十四話

      高い台を求めて あと7日間で打ち上げ本番となりとにかく高い台が欲しい!!なんとなく借りられそうな台を探す旅に出た。 高さはあるんだけどなーちょっと不安定だよなー これいいじゃん!!プールの監視員さんが乗ってそうな台だ。安定感もありそうだし、カタパルトもしっかり固定できそうだ。 頑張ってこれを借りることに。まずは教学科に相談してみることにした。相談してみると借りることはできるらしい。しかし一度学科内でまとめて欲しいとのことだったので学科で借りたい机などもまとめて学科の準

      • The Catapult 第十三話

        カタパルトを製作する さて順調に製作が進んできているがまだカタパルトができていない。今までは手でモーターを持って射出させていたが今回はしっかり固定式のカタパルトを製作する。 製作の中で大切にしたいことはとにかく軽く、持ち運びしやすくすること。高所に運び設置したいからだ。 簡易的だがこんな感じで一号機を製作してみた。加工しやすく軽い鉄のあみあみを購入。なんとなくそれっぽく角度を付け飛行機を設置。 尾翼付近が網に干渉してしまっていたので切って曲げてみた。 機構の説明はスイ

        • The Catapult 第十二話

          キメラちゃんを完成させる 今回は前回途中まで完成させたキメラちゃんを完成させることにする。 この図を見る通りやっぱり推力を得るためには少しプロペラを傾ける必要があるらしい。詳しく角度は説明されていなかったが図を見ると15度から30度だと分かったのでその通りにプロペラを付けて製作してみる。 こちらも製作に夢中になってしまい気づいたら完成していた。プロペラを動かす軸を垂直から20度ほどずらして設置しその角度に合わせて先端も削り成型した。 しっかり軸がブレないように飛翔体の

        The Catapult 第十五話

          The Catapult 第十一話

          プロペラを製作する このプロペラを製作していく。真空成形して形を取っていこうと思う。 真空成型後。ぱっと見は上手くいっているがよく見てみると、、、 プロペラの羽の部分が潰れてしまっている。 真空成型機の熱と吸引によって元々のプロペラの形まで変わってしまっている。 失敗だー。どうしよう。一からこんな複雑な形のプロペラを製作できないぞ、、、 頭を使え自分!!! ここで名案が思い浮かぶ。 粘土を活用 粘土を羽の隙間に詰めることで真空成型機で吸引しても羽の傾きが潰れな

          The Catapult 第十一話

          The Catapult 第十話

          モーターがひとりでに回り出さない 前回同様その後もモーターがひとりでに回り出すことはなく、手でモーターの回転軸を回して助走をつけてあげるとそこでやっと回り出すという現状が続いていた。 とにかくこんな時はネットで同じような事例がないか調べてみよう。 上のような記事が沢山あり難しかったが個人的に解釈すると回りはじめの電圧が足りないという結論に行き着いた。 更なる高電圧を求めて 写真の通り更に二つ電池を追加し合計で7本の電池を使うことに。 頼むこれで回ってくれ!! 結果

          The Catapult 第十話

          The Catapult 第九話

          スーパーストックモーターを実装 さて今回は早速購入したストックモーターを使っていこうと思う。 前回の反省を生かし、今回はしっかり適正電圧を確認してから使うことに。 7.2〜8.4V!? この数値を見てみてもやはり力のあるモーターなことが伺える。 このモーター遊びじゃないぞ、ガチだ。 そう思いつつとりあえず家にあった単三電池を五本直列繋ぎにして繋いでみた。 1.5Vが五本なので7.5V。適正電圧なのは間違いないはずなのに何故かモーターが動いてくれない。 何故だー。もし

          The Catapult 第九話

          The Catapult 第八話

          とにかく強いモーターを求めて 前回ミニ四駆モーターでズタボロにされてしまったので今回はもう一度ネットで情報収集することに。 この人の動画を発見、なんとプロペラを飛ばしている。まさにこれだ!!やはり見てみると大きいモーターを使っている。ミニ四駆モーターじゃやっぱりダメだったんだな、、 更にこの人も、モーターを使いプロペラを飛ばしている。これはいいぞ!! 更に調べを進めると面白いものを作っている人を見つけた。 ベイブレードという駒のおもちゃを電動化し魔改造しているのだ、

          The Catapult 第八話

          The Catapult 第七話

          動力源を製作する さて今回はプロペラを回転させる動力源を製作していこうと思う。 もちろん既存製品の手で引っ張りプロペラを回転させるといった機構は使えないので今回私はモーターを使ってみることにした。 ミニ四駆モーター まずはこちらを購入。モーターがついているのでプラスで電池ボックスとスイッチを購入。 早速組み立てて回転させてみることに… しかし回転させた瞬間、、あ、これはだめだな、、 圧倒的に回転数、トルクが足りない。こんなんじゃ飛んで行くかよと素人目でも突っ込んでし

          The Catapult 第七話

          The Catapult 第六話

          キメラちゃんのボディー製作 今回は飛翔体のボディーと羽を製作していこうと思う。ボディと羽の製作は第一話と二話を参考にし、100均飛行機の形を精度よく再現し製作していく。 羽 やはり一番飛翔体のクオリティに影響してくるのは羽だろう。羽の形状、位置、向きが航続距離を決めるといっても過言ではない。 このように上下の膨らみ具合とピークの位置を意識し製作。 ボディーと羽 完成 作るのに夢中になってしまい作成中の写真を撮り忘れてしまった。 しかしかなりの精度で左右対称に製作す

          The Catapult 第六話

          The Catapult 第五話

          試作機の製作 早速買ってきたおもちゃを使って初号期の製作をしていく。 汚い絵だがこんな感じで100均の飛行機の先端を切り離しそこにプロペラの部品を接着する。 背面にもしっかり穴を開けた。 初号期完成。では初の飛行実験!!! しかし結果は飛び立ってくれたものの直上に飛んで行ってしまった。 そうじゃん。プロペラがその方向に向いてるならそりゃそうなるよな… プロペラの方向を変えることに このようにプロペラを機体に対して少し傾かせた。 二号機完成!!また飛ばしてみる。

          The Catapult 第五話

          The Catapult 第四話

          おもちゃを見漁る 動力にプロペラを使おうと考えヘリコプターのラジコンを見てみることに。 遠くまでコントローラーで操作して運んで最後にポトンッ。これ使ったたらできそうだけど流石にライン越えだよなー 何より高価だし流石に既製品すぎるし面白くないと考え、違うおもちゃを探すことに。 革新的なおもちゃと出会う いつも行かない100均に行ってみたところすごいおもちゃと出会う。 このように紐を引っ張りプロペラを飛ばすおもちゃだ。 仕組みは下の紐を人力で思いっきり引っ張ることでプロ

          The Catapult 第四話

          The Catapult 第三話

          本格的な飛翔体構想へ さて飛翔体に必要な条件が理解できたところで本格的な動力や射出方法、飛翔体作りに入っていこうと思う。 ゴムは嫌だ!! とにかくゴムを使いたくない!!断言するが私は今回のThe Catapultで射出にゴムは使わない。 なぜなら8割以上の人はゴムを使いパチンコ方式でカタパルトを製作すると感じたからだ。私はそれが全く悪いと思わないし同じ機構の中でその飛距離を競うのも面白いと思う。その方法が安全策ではあるし、間違いなく飛ぶだろう。 しかし私は他人と同じ方法

          The Catapult 第三話

          The Catapult 第二話

          飛翔体を徹底分解 今回は飛翔体を分解し翼断面や尾翼の必要性などを探っていく。前回は飛翔体の重心を探ったが今回は飛翔体の形に踏み込んでいこう。 重りを発見 飛翔体を分解したら先端から鉄球が、100均でも侮れない細かい作りにびっくり。 羽の形 羽を分解し翼断面を観察したところ見覚えのある形が、これは4月29日の事前構想で調べた飛翔体の羽の形にそっくりではないか!! おもちゃにすらこの形が使われている。やっぱりこの形でないと飛翔体は飛ばないのであろう。 尾翼も小さいが同

          The Catapult 第二話

          The Catapult 第一話

          まずは飛翔体製作のイメージから さて今回から授業が始まったので大まかに制作の道筋を立てていくことにした。 とにかく初めに飛翔体を制作しその後その形にあったカタパルトを作っていく。 なんとなくこの形が飛びそう!!と当てずっぽに飛翔体を製作するのではなく既存製品の形から飛行の原理を紐解き飛翔体製作の材料、アイデアにしようと考えた。 飛翔体製作にあたって初めに100均のプラスチック飛行機を購入。まずはどんな形が飛行に適しているのか調べることに。 上の写真のように飛翔体に画鋲

          The Catapult 第一話

          The Catapult 2024/06/03事前構想

          さて今週から本格的に飛翔体、カタパルト製作が始まる。今回のnoteは今まで考えラフにスケッチしていた案をまとめていこうと思う。 高所から打ち出す この図のように高所から飛翔体を射出させれば同じ威力でもより遠くに飛ばせるのでは?という考えだ。確かカタパルトの形状や高さには制限がなかったのでこれは合法? スペースシャトル方式 少し絵がつたないけれど許してください。私はスペースシャトルに注目してみた。スペースシャトルは大きなタンクとエンジンを積んで大気圏を突破するがそれらが

          The Catapult 2024/06/03事前構想