レイプクライシス・ネットワーク

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“そらにじ”での実践 —若手スタッフの定着と自発的活動の継続を目指して—

2014年4月、青森駅から徒歩2分の「駅前銀座」に性暴力サバイバーやLGBTIQについての情報拠点としてのCommunity cafe & bar Osora ni Niji wo Kake Mashitaをオープンした…

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性暴力報道に関してのお願い

ジャニー喜多川氏、そしてジャニーズ事務所における性暴力被害について、多くの被害当事者たちが声を上げている。 声を上げている、と言っても、この話は今始まった訳では…

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まちづくりをしよう。私たちのまちを。

今回、青森市議会議員選挙にRC-NETの代表、岡田実穂がチャレンジをして、1639票を獲得、当選に一歩及ばす、27票差で次点となりました。 RC-NETは性暴力サバイバーにとって…

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性犯罪は性教育で防げるのか。

性犯罪の一次予防は性教育から、というネットニュースを見て、じっと考えてしまった。今考えていることをここに書いて行こうと思う。 性教育に出来る事は何なのかRC-NETと…

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性的侵害と社会的予防 RC-NET REPORT 002

レイプクライシス・ネットワーク( http://rc-net.info )の会員向けコンテンツ「RC-NET REPORT」、今回は会員様のみならず、どなたにもご視聴しただけます。今年、刑法改…

LGBTIQへの暴力を、終わりにしよう。 <Broken Rainbow-Japan、始動>

異性愛者の女性の35%と比較して、レズビアンの44%、バイセクシュアル女性の61%が、レイプ、身体的暴力、パートナーによるストーカー被害の経験をしている。 異性愛者…

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LGBTIQと性暴力被害 —セクシュアリティを理由に受けられないサービスがある—

全てのサバイバーの、最初の一歩を応援したいRC-NET(レイプクライシス・ネットワーク)は設立以来一貫して「オールジェンダーでのサポートシステムの構築」を掲げて来た…

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“そらにじ”での実践 —若手スタッフの定着と自発的活動の継続を目指して—

“そらにじ”での実践 —若手スタッフの定着と自発的活動の継続を目指して—

2014年4月、青森駅から徒歩2分の「駅前銀座」に性暴力サバイバーやLGBTIQについての情報拠点としてのCommunity cafe & bar Osora ni Niji wo Kake Mashitaをオープンした。

駅前銀座というパワフルな街で駅前銀座は満州引揚げの人たちが「小銭を出し合って」皆の食い扶持を作る為に作られた、小さな飲屋店街。店舗は一区画毎に5〜6席のカウンターがあるような

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性暴力報道に関してのお願い

ジャニー喜多川氏、そしてジャニーズ事務所における性暴力被害について、多くの被害当事者たちが声を上げている。
声を上げている、と言っても、この話は今始まった訳ではない。長い時間、多くの被害当事者たちが声を上げ続け、そしてこの社会はそれを、無視し、時に嘲笑い、「噂話」として消費してもきた。
ジャニー喜多川氏の加害行為が未曾有の性暴力事件として報じられ、その実態を論じる声が連日マスコミを中心とするメディ

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まちづくりをしよう。私たちのまちを。

今回、青森市議会議員選挙にRC-NETの代表、岡田実穂がチャレンジをして、1639票を獲得、当選に一歩及ばす、27票差で次点となりました。

RC-NETは性暴力サバイバーにとって生きやすい社会づくりを一番に考え、これまで活動してきました。

サバイバーは町の中にいる。相談を待つのではなく、机の上の電話を待つのではなく、街にいようと、コミュニティカフェをつくり、青森の町の中で活動を続けてきました。

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性犯罪は性教育で防げるのか。

性犯罪の一次予防は性教育から、というネットニュースを見て、じっと考えてしまった。今考えていることをここに書いて行こうと思う。

性教育に出来る事は何なのかRC-NETとしての活動をしながら私(岡田)は、性教育の実践に関わる活動も進めて来た。現在は北東北性教育研修セミナー実行委員会という、北東北三県(青森、秋田、岩手)を拠点とした性教育についての団体でも活動をしている。なので、もちろん性教育の可能性

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性的侵害と社会的予防 RC-NET REPORT 002

レイプクライシス・ネットワーク( http://rc-net.info )の会員向けコンテンツ「RC-NET REPORT」、今回は会員様のみならず、どなたにもご視聴しただけます。今年、刑法改正が成り、多くの場面で性暴力についての報道などを見聞きすることがありました。その中で、そもそも性暴力とは何なのだろうか?私たちに出来ることは…?など、基本的なことから、社会がどうこの問題に向き合うべきか、なの もっとみる

LGBTIQへの暴力を、終わりにしよう。 <Broken Rainbow-Japan、始動>



異性愛者の女性の35%と比較して、レズビアンの44%、バイセクシュアル女性の61%が、レイプ、身体的暴力、パートナーによるストーカー被害の経験をしている。

異性愛者の男性の29%と比較して、ゲイ男性の26%、バイセクシュアル男性の37%が、レイプ、身体的暴力、パートナーによるストーカー被害の経験をしている。

異性愛者男性の21%、ゲイ男性の40%とバイセクシュアル男性の47%が、レイプ以外

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LGBTIQと性暴力被害 —セクシュアリティを理由に受けられないサービスがある—


全てのサバイバーの、最初の一歩を応援したいRC-NET(レイプクライシス・ネットワーク)は設立以来一貫して「オールジェンダーでのサポートシステムの構築」を掲げて来た。広報媒体や講座内容などは勿論、全てに排除されるセクシュアリティ/ジェンダーの人が居ないか?ということを一番最初に考える。また、どれかのセクシュアリティ/ジェンダーに特化した発信を行う際にはその理由を明確に答えられる準備をしてから取組

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