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SDGsは当たり前。北欧企業の魅力とは

初めまして。
外資系戦略コンサルティングファームのフィンランド事務所にて、GTM戦略や海外進出、M&Aやファイナンスを専門に日々お客様にサービスを提供させていただいております、藤井俊亮と申します。

早速ですが皆さまは「北欧」と聞いて、まず何を思い浮かべますでしょうか。

「ライフスタイル」、「福祉」、「教育」、「雑貨」、「オーロラ」、「デザイン」、最近では「サウナ」・・・といったところでしょうか。

関連する旅行や特に北欧企業の商品の紹介はネットで検索すればいくらでも出てきます。しかし、商品の後ろにある創業者や経営者のビジョンやブランドストーリーには当地の天候のようにあまり光が当たっていないように思います。

著者はそこにこそ北欧企業独特の魅力的な世界観があると感じています。本noteで紹介する方々は壮大な世界観を持ち、創り出したい未来を掲げ、日々倦まず弛まず愚直に仕事と向き合っています。

北欧企業独特の「世界観」。

具体的には昨今でいうSDGsの世界観に近いかもしれません。気候変動や貧困、飢饉、経済格差等、これらのいずれかまたは複数の課題に対して彼ら・彼女らは自らの体験に根付いた強烈な問題意識を持っており、それが会社のビジョンやブランドストーリーのルーツとなっています。しかし、最近こそSDGsという枠で語られるかもしれませんが(実際北欧諸国はSDGs世界一の評価)、北欧企業の多くはその言葉が浸透する前から初志を現在まで貫徹しているように思います。それはこのような考えが古くから当地が直面してきた真冬の過酷な寒さや、森林や湖などの大自然の恵みへの感謝の気持ちなどから自ずと根付いていたからかもしれません。

本noteは上記に該当するような北欧企業の紹介を中心とします。紹介方法は単なるネット情報の和訳では伝わりきれないと思い、創業者や経営者に直接インタビューさせていただき、ビジョンや志、会社の生い立ちから今後のプランまで、生の声をご紹介する予定です。
それにより、ご縁をいただき赴任したこの地でお出会いをいただいた企業様の繁栄、ひいては北欧諸国の更なる発展に僅かでも貢献できれば本望と考えています。




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