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苦手な人が消えないのは◯◯力が足りていない

毎日生きていれば
仲良く話が合う人もいれば

どうしても合わない人って
いますよね。


自分の価値観と合わない人
面白がれることが違う人
テンションが合わない人
論理的な人・感情的な人
自分中心の人・その場中心の人
優しい人・厳しい人
キッチリしている人・良い加減な人

など
いろんな人間がいて
いろんな傾向があるわけですから

合わない人がいる方が
むしろ自然なんですよね。


そういう合わない人は
いるのは良いんですけど

合わない人=苦手な人

と思っていることが
問題なのかなと思います。


「俺とは合わない!」
「アイツとは価値が合わない!」

ということが

悪いこと
いけないこと

という風潮がそもそも間違ってる。


大半の人とは合わないし
逆にいえば
多くの人と合わせようとして
それができているということは
「自分」という存在があまりないと
言えるのかもしれません。

もちろんそれはそれで
良いとは思いますが。


いずれにせよ

自分と合う=良い
自分と合わない=悪い

という価値観を持つことは
不毛なんですよね。



そこで今日は
合わない人を
苦手にしない方法について
考えていきます。


合わない人=悪い

という考え方を変えるための
方法について書いていきます。


◯結論、観察力が足りない


結論ですね

あなたが苦手だと思っているのは
その人に対する
観察力が足りないんです。

もっというと
理解し切れていないんです。


どういうことかと言いますと

相手のことを理解することができれば
冷静に受け入れられやすいんです。


これ、私の実体験なんですけど

私が小学6年生の頃
帰りの会の時に
ある同級生の男の子が
友達の子からからかわれて
怒っちゃったんです。

まぁここまでは
よくありそうなことなんですけど

先生が来られてもまだ
怒ったままで
「少し静かにしましょう、◯◯くん」

と教壇の前で
そのからかわれて怒っている男の子に
注意したんですね。

すると大体は
静かになるじゃないですか。


でもその男の子は

「うるさい……バカっ…」

と言っちゃいけないことを言ったんです。

普段全くそういう悪口とか言わないような
大人しい子なんですけど

もう、みんなびっくりしちゃって。

「いや…さすがに先生に
 バカって言うのはマズイだろ…」
「絶対先生から怒られるぞ!」



みんな焦ったと思うんですよね。


でもその先生は
怒らないどころか
そのまま淡々と帰りの会を
進めたんです。


そして時を経て
確か同窓会だったかな?

その時に先生に聞いたんですよ。

その時のことを。

なんで先生は怒らなかったんですか?
って。


すると先生は

「◯◯くんの家庭のことは知ってる?
 ご両親のこと
 ご兄弟のこと
 ◯◯くんが置かれている状況にいること

 それを想像すると
 怒れるはずがない」

とおっしゃってました。


先生からは
あくまで個人情報なので
詳しく話しませんでしたが

私もその◯◯くんとは
少し仲も良かったので
家庭の事情については
聞いていました。

確かに
当時の◯◯くんは
色々と我慢をせざるを得ない
状況にあることは
想像できましたし

親に甘えることも
わがままを言うことも
できない状況というのは

かなり抑圧されている
状況だったんでしょう。


その状況を
理解している人と
先生に「バカ」と言った
という場面だけを見た人では
捉え方が変わりますよね。


相手の置かれている状況や
心情を理解しているだけで

相手に対して
ネガティブな感情が
湧きにくい
ということがあるわけです。


◯観察が相手を理解することにつながる


そこで
苦手な人について
理解するには
観察することだと思います。

嫌いな人には興味がないんだから
観察なんかしたくないよ

と思っていても構いません。

関心を持てなくても良いから
自分のストレスを軽減するために

相手の観察をしてみる。


自分の周りにいる人は
全てサンプルだと思っていて

苦手な人には
自分が苦手だと思う
行動や言動をとるから
苦手なわけですが

それをより具体化してみる。

たとえば
やたら報告を要求する人がいて

「そんなことまで報告する必要ないだろ…」

とイライラしたとしますよね。

でも相手を観察していくうちに

「あぁこの人は、プライドが高い人なんだ」
「でも繊細な人だから
 全てを把握してないと不安なんだ」
「だからこの人は
 全てを報告してほしいし
 報告されないことで
 自分がバカにされたように感じる人なんだな」

と捉えられるようになると
少し理解できるんですよね。

その人その人にとって
関わり方のルールが
変わるものなんです。

「この人と関わるときは
 プライドを損ねないように
 しないといけないから
 変にイジったりしたらマズイな」
「さりげなく尊敬の感じを出した方が良いな」

というルールが見えてくる。


そういうルールを無視して

自分のルールで
相手に関わろうとするから
お互いに変な感じになるし
お互いに苦手な印象を持ってしまう。

サッカーというルールなのに
バットでボールを叩いて飛ばした方が
遠くに飛ぶのに!

とイライラしているようなもの。

それくらい
人によって
生きているルールは違う。


だから
相手がどんなルールで生きているか
把握するためには
まず観察して
その人の行動や言動から
想像していくことなんですよね。

もちろん
他の共通の知り合いの人にも
それとなく聞いたりしながら。


そういうことの積み重ねが
苦手な人ではなく
自分とは違う人
と客観的に見れるようになるから
苦手な人が減っていくよね

というお話でした😌

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