人を信用する人の方が幸せに生きられる話

・悪い人に騙されたくない
・自分は利用されたくない
・信じられるのは自分1人だけだ

など
世の中には搾取する人
いわゆるテイカーがいますから

そういう人達に利用されて
騙されて
自分が損したり
馬鹿にされたり
恥ずかしい思いはしたくない

そういう気分になることもありますよね。

ですが
あまり人を疑ったりしていると
幸せな人生は送れなさそうですよ？

というお話をします。

◯信用と信頼の違い

まず
「信用」と「信頼」の違いについて
お伝えしておくと
様々な解釈があるかと思いますが
私は

「信用」というのは
条件付きで相手を信じることで

「信頼」というのは
相手を全面的に信じる
というような違いがあります。

銀行からお金を借りるときは
「信頼」ではなく
「信用」が必要

と言ったりしますよね。

たとえば
過去の借金を返済できたか否かの経歴や
現在の貯金額や資産から

「このくらいなら返済できる人だろう」

と条件付きで
相手を信じるようなイメージです。

一方の「信頼」は
信用に基づいては
いるのでしょうが

全面的に相手を受け入れ
あらゆることに対して
信じている

いわば盲信に近いかもしれません。

なぜこの話をしているかというと
結論
他人を全面的に受け入れようとせずに
信じられる部分に
目を向けたらいいんじゃないでしょうか？

というのが
今日の主論です。

◯敵か味方か？で判断しない

脳は怠け者なので
人は物事を
シンプルに考えたいと思っています。

複雑なことは
単純化して考えた方が
理解できますからね。

ですが
それはレッテル貼りや
差別を生む要因になる
と私は思っていて

現実社会において
100%信じられる人も
1%も信じられない人も

あんまりいないと思います。

どんな人にも
落ち度やミスを起こす可能性はあり
その逆も然りです。

ですが
一部の成果や行動を見て

「この人は信頼できる！」
「この人の言うことだったら間違いない！」

とか

「こいつの言うことは
　一切信頼できない！」
「あいつには良い部分が一切ない！」

とか
0か100か
で判断しないことが大事です。

だから
全員を信頼はできないまでも
全員に対して
信用する部分に目を向ける

という意識が必要なんだと思います。

逆に
全幅の信頼をおける人を
たくさん作ろうとしない方が良い
と私は思います。

結局
この人の言うことは間違いない！

と考えたがる人って
自分で考えようとしないんですよね。

それだと騙されるとか
見極められる力がなくなるとか

そういうデメリットだけでなく
自分で考えて決めたことって
そんなに後悔しないと思うんですよね。

むしろ他人が言うことが
行動を決めてしまうような人は

他人に甘えているだけで
自立できていないようなものです。

何度も書いてきましたが
他人に決められた人生を歩んでいては
幸せには永遠になれません。

最終的には
自分が総責任者なのが
自分の人生なんですから。

だから
100%相手を信じる前に
自分の思考で
判断した方が良いわけなんですよね。

◯どこまでなら騙されて良いか？と考えると人を信じられる

そして最後に
じゃあどの程度なら
人を「信用」したら良いかな？

と考えますよね。

結論として
人を信じられない人は
一切騙されたくない！
と言う気持ちが強すぎるので

逆に
どのくらいなら
人に騙されても良いかな？

と考えてみてください。

そうすると
案外許容できる場合があるんですよね。

もちろん
お金や物の貸し借りなど
絶対失いたくないものもあるでしょうし

仕事において

「できました！」

という後輩や部下の言葉だけじゃなく
成果や進捗状況を
確認したくなったり

そういう行動はアリだと思うんです。

ただ
基本的に人と人は
敵同士ではないので
そんなに疑う必要ってなくない？

と思えると思います。

過去にいじめられたり
冷たくされた過去があって
人を信じられない

という感情が湧くこともあるでしょうが

それは厳密に言えば
人を信用できないのではなく
過去の悔しい感情を
引きずっているだけ

もしくは

先ほど書いたように
全幅の信頼をおける人を作りたい
つまり
甘えられる人を作りたい

という行き過ぎた期待から
生まれているんですよね。

すごく客観的に人を見ると
他人の車にゴルフボールをぶつけて
修理費を過剰に請求する人もいる世の中ですから

まぁ悪い人も中にはいますよ。

ですが
そういう人を見抜く力って
元々人には備わってないと思っているので

騙される経験をしていくのも
人生なんだと思います。

ちょっとのミスも許せない
という思考になるから

一切人を信じない！
のように
0か100か思考になるんですよね。

ですから
まぁ生きてりゃ多少は
騙されるわな

このくらいなら騙されても仕方ないよな

と思って
また別の人を
信用していく。

何より自分自身は
他人から信用されるように
行動をしていくしかないよね

というお話でした😌