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何かにハマりやすい人ほど不安が強い

人々は様々な方法で
不安を紛らわそうとしますが

その中には依存という手段も含まれます。

依存は
他人や物事、行動などに頼ることで
不安を一時的でも
和らげるという行動なんですけど

不安を感じやすいタイプの人々が
何かしらに依存しやすい

という話をしたいと思います。


◯何かにハマることで不安を軽減できる


何かしらにハマることで
注意が他のことに向かい
不安からの解放感を得ることができます。


例えば、恋愛依存の人は
恋愛関係に集中することで
他の不安要因から
目をそらすことができます。


不安を感じやすい人ほど
太りやすい傾向
にもあって
間食をしたり
過食することで
胃が膨れるんですけど

胃が膨れることで
交感神経から
副交感神経が優位になるんです。

交感神経は
不安を感じて身体が
興奮状態にある時に
優位になって
リラックスした時や
穏やかな気持ちになっている時には
副交感神経が優位になります。



よって人は副交感神経を
手っ取り早く優位にするために
暴食してしまうという
メカニズムが起こるわけです。


◯自己評価の低さが不安を生む


依存的な人は
自分に対する信頼や自己評価が
低いことが多いです。


他人からの承認を求める傾向が強く
自己肯定感が不安定なため
何か問題が生じると
不安を感じやすくなります。


私の友人に
ものすごく依存体質の人がいまして

学生の頃は
若手のローカルバンドにハマり
地方の遠征に全部ついていき

恋愛体質でもあり

今ではロッテファンとして
2軍の試合まで
追っかけている人がいます。

過集中という
メリットもあるようですが
根本には自己評価の低さがあって
何かにハマることで
不安を一時的に忘れることで
心の負担を軽減する効果が
あるとされています。


ちなみに
何かを収集する癖のある人も
同じメカニズムと思われていますから

共通している部分があるように思います。


◯脳の海馬が小さいと依存症になりやすい?


ストレス脆弱性モデルと言いまして
同じストレスや
不安ごとに対して
人によって感じ方が違う
ということはあります。

行ってしまえば
同じストレスでも
人によって許容量を超えたり
全く動じない
という場合があって

それまでの経験によっても
大きく左右しますが
元々生まれ持った脳の器質的な特徴から


不安を感じやすく
依存しやすくなっている
ということもあります。

たとえば脳の中にある
記憶を司ると言われている
海馬という部位が小さいと
依存しやすいという
説もあって


海外の話ですが
同じ国の地域に住む人でも
人種によって
ギャンブル依存症の発症率が
異なっていたそうです。


海馬の大きさは
当然遺伝によりますし
人種にもよります。


当然脳の構造や器質的なものも
遺伝による部分が大きいわけですから

一概にその人の努力だとか
根性的な部分の話では
解決しない

ということも覚えておいた方が
良いかもしれません。


◯何かにハマることで不安を軽減できる


じゃあ何にもハマらないことが
よいか?というと


確かにメンタルが安定している人は
特にハマっているものがなくても
困らないでしょうが


不安になりやすい人や
不安な時期というのは
何かにハマることで
紛らわすことができる
とも考えられますよね。



問題は何にハマるか
誰にハマるか

という点で

当然身を滅ぼしかねない
アルコールやギャンブルにハマるのは
お勧めしませんし
睡眠時間を削ってまで
何かにハマるのは本末転倒です。

けど
筋トレやスポーツ
芸術や勉強や

それ以外でも
自分が楽しいと思えるようなもの
自分が成長できるようなものに
ハマることで
尚且つ不安もコントロール
できるようになるので

仕事の合間
学校生活の合間にでも
何かにハマる意識をしてみても
メンタルに良いかもしれませんね😌

サポートしていただけると相当喜びます😭