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他人を許すことができない人の特徴

・こんな高圧的な態度で後輩を怒るなんて
 考えられない
・図々しく初対面の人にも意見を言うなんて
 おかしい
・店員さんにタメ口を聞くなんてありえない

など
他人の行動や言動に対して
許せない感情になること
ありますよね。


今日は他人を許せない人の特徴
改善策について書いていきます。


◯そもそも人は悪を叩きたい


他人のミスや不祥事に対して
ネットなどで叩いたり
周りの人と話題に出したりして
当事者と全く関係がないのに
文句を言ったりしたこと
ありませんか?

あんまり褒められた行為じゃ
ないとは思うんですけど

どうしても叩いちゃうのは
人間の脳の構造に理由があって

悪い事をした人を叩いて
正義感に浸っているとき
人の脳は
快感を感じているそうです。

ドーパミンなどの
物質が脳内でドパドパ出ていて

ある種のストレス発散に
なっちゃっている。

ただし
ドーパミン系の快楽は
満たされる事はなく
〝もっともっと!〟

となりがちなので
エスカレートしがちなんですね。

いわば依存症のような感じ。


だからつい
悪い事をした人を叩きたくなって
悪人に対して

〝許せない〟

と感じてしまうのだと思います。


◯べき思考が強い


加えて

〜であるべき
こうあるべき
〜しなきゃいけない
〜するのが普通だ
常識的に考えてこうしなきゃいけない

という思考になりがちな人ほど
その人の常識から外れた行動をとる人に対して
許せない感情が湧きやすい。


昨日も少し書きましたけど
べき思考が強い人は
執着が強いんですけど

そういう人ほど
不安に弱いんですよね。

不安に弱いから
変化にも弱い。

安定や
予定調和を好む傾向にある。


予期せぬ出来事などに
嫌悪感を感じやすい人ほど
他人に対して
許せないという感情を抱きやすいのだと思います。


◯他人を許すために執着を捨てる


ではどのようにして
改善していけば良いでしょうか。

一つは
極力、自分の常識から外れた行動を
自らとっていく事
です。


いつもと違うコンビニに行く
朝ごはんにあえてアイスを食べる
普段見ない動画を見る

など
いつものルーティンから外れた
行動をする事で
変化に伴う違和感に
慣れていくことが大事です。

そうすることで
自分の価値観と異なる人に対して
寛容的になりやすくなる。

朝にアイスを食べるなんて健康に悪い!

とか思うから
他人をいつまでも許せないんです。


変化を受け入れるための
1番良い方法は
いつも読まない本を読むことです。

本って意外と別世界の共体験が
できますから
普段読まない本に触れることで
その言葉遣いや世界観に触れていくことで
自分の見識を広めて
共感力を広げられると思います。


◯自尊心は低くする


また
他人を許せないパターンとして
自分自身に対する
他者の言動に傷ついていることが
あげられます。

つまり
雑に扱われたり
ちょっと下に見られることに対する
怒りを感じて
許せない!

と思うことです。

それって
自尊心が高すぎるが故に
起きている
んですよね。

店員の態度が悪いとか
お客さんにタメ口を言われたとか

それが気になる人ほど
自尊心が高い傾向にある。

つまり
自分を大切にされていない
と感じやすいから
他人を許せない
んです。

だから
自尊心は低めに設定しましょう。

尊敬の目で見られたいとか
威厳を保ちたい

と思わずに

年下も若手も
公平に1人の人として
尊厳を持って関わっていくこと
です。

年上だから偉いとか
経験年数が上だからとか

こだわりすぎないことが大事になります。


◯他者に感謝の気持ちを持つ


そして最後に
他人に対して
感謝する心を忘れると
途端に他人に厳しくなります。

人格者ほど
腰が低く
自尊心が低く
周りの人のおかげ

と思えるものです。


相手に一瞬嫌な事をされたとしても
それまでにたくさんの
感謝すべきことがあるかもしれませんよね?


お世話に上司に
ちょっと怒られたくらいで
許せない!
と感じるのはお門違いで

「たまにはそういう扱いを
 されちゃうこともあるけど
 それ以上にお世話になったし
 しゃーないか」

と他者に感謝の気持ちを持つことで
許せるようになる。


おかげさま
みなさんに支えられている

という気持ちを思い返すことで
少し許せるように
なるかもしれませんね😌

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