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精神的に疲れやすい人ほど白黒つけたがる

論破論破と言われて久しいですが
世間では
白黒つけようとすることが
好きな人たちが多いですよね。

Twitterなども
おすすめにあがるツイートを
たまに見に行くと
ガレソとか晒し系ばかりで

悪い人たちを
非難して叩くことで

自分の正しさを
主張している人たちが
たくさんいます。


どっちが正しいか間違っているか
という話ではなくて

白黒ハッキリさせることや
自分は正義である
相手は悪である
と証明しようとすることって
ものすごい快楽なんですよね。


もはや依存性薬物。


しかも
悪い人たちを叩くって
頭使わないから
だれでもできる。

この上ない
短絡的な快感を得る方法に
なってしまっているんですね。

芸能人の不倫を叩くのも
同じ現象だと思います。


全く自分の生活に関係ないのに
とか
そういうことではなくて

悪いことをしている人を叩く
自分は正義であるという状況を作ることが
快楽なんです。

ですが
そんなことをしていては
攻撃的な人間になってしまいますし
自分の正しさを積み上げようとするだけだと
孤立してしまいます。


前置きが長くなりましたが
あまり白黒ハッキリさせようとすると
メンタル病むよ?

という話をします。


◯世の中、白か黒か分けられることは少ない。


映画やドラマの中の世界と違い
現実の社会では
絶対的な正義や悪は
存在しないんじゃないかと思います。


置かれている状況など
様々な変数の掛け合わせであるから
正義や正解というのは
状況次第なのは間違いない。


コーヒーは
ブラック派かカフェオレ派か?

みたいな話で

甘いコーヒーは
コーヒーとは認めないと
誰かが言ったところで
カフェオレは存在するし
誰かに邪魔されるものでもない。

こう例えると
白黒ハッキリさせることが
アホらしいと
思えるでしょうが

実際自分の身の回りのことになると
白黒つけたくなる人がいて

そういう人は
メンタルが疲弊していきます。


そういう人は
グレーなものを

「これは黒に違いない!」

と主張しているわけですから

突然例外があったり
反対勢力から反論されたりしたり
周りから共感されなかったりする。

すると

「なんでみんなこれが黒だとわからないの!?」
「どうして私ばかり
 黒だと主張しなきゃいけないの!」

と周りと軋轢を起こすから
だんだんと人が離れていくんです。


人は〝正しさ〟に惹かれるわけじゃなく
従うものでもないんですよね。


◯白黒思考が疲弊させる


白か黒か
0か100か

という考え方をしていると
かなり疲れます。


こういう人は

人を敵か味方か
という視点で見るから
です。

もっと言うと
なんでも判断するから

どうでも良い
いい加減

という概念がないんです。



融通が効かないから
なんでも間に受ける
しなやかに受け流せないんですよね。

中途半端を許せなかったり
毎日継続していることが
1日だけできなかったりしても

次の日から一切やらなくなったり。


友達グループの中に
1人とだけ喧嘩すると
全員と距離を取ろうとしたり。

仕事でミスをすると
自分には全く価値がない
と思い込んだり。

良いところもあれば
悪いところもあるのが人間ですし

社会も同じなんですよね。



◯あるのは選択のみ


どっちが正しいか?
誰が正解か?

ではなく
どの選択肢を
自分は選ぶか?

しかないんですよね。

ひろゆきさんも
論破など普段の生活では必要ない
としており
あれは芸風なんですよね。

論破して
正義を主張するのは
むしろ関係を破綻させる悪手
です。

自分はコレが
こうなっているから正しいと思う!

と議論することも必要ですが

最終的には
自分がどういう選択をするか

しかない。

甘いコーヒーを飲もうが
ブラックコーヒーを飲もうが
どっちでも良いですよね。

逆に相手から
絶対にコーヒーはブラック派でしょ!

と勧められたらしんどい。

お互いそうなんですよ。


組織として
いろんな案がある中で
一つを選ばなきゃいけない
場面もありますが

個人の価値観や主観や判断など

自分はどうしたいか?

ということだけ
考えればよい。

なんでブラックコーヒーの良さがわからない!
やっとブラックコーヒーの良さを思い知ったか!

など
白黒つけようとしない
考え方でいた方が良いよね

というお話でした😌

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