絵日記のような一日
僕の小屋にはクーラーがない。朝夕はいいものの、こう暑くては耐えられない。そこで、峠を越えて隣町まで「かき氷」を食べに行った。抹茶あずきを食べて一旦は暑さが治まったが、よせばいいのに、帰り『国指定史跡 真壁城址』との案内板を目にして、つい見学したくなって寄ってしまった。日差しが強く照りつける午後一時半頃のこと。訪れている人は僕の他に誰もいない。日陰の全くない野原をあちこち歩き回った。歩いているうちに「オオ!ここが虎口か」「二の丸はこの辺か?」「ここは曲輪か」・・・だんだん面白く