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Apple教の信者

 前に僕が続けてきたものの一つにパソコンがあると書いたが、実は僕は筋金入りのApple教の信者だと言ってもいいだろう(笑)。50年以上もずうっとAppleのマシンと一緒だったからだ。生身のスティーブ・ジョブスにも目の前で会っているし、1986年1月にアメリカで発売されたMacintosh Plusから使い始めて、現在でもiMacを愛用している。このMacintosh Plusは確か4MBのSIMMが載っていて、128K(1984年)、512Kに続いて、Appleの3番目のMacintoshパーソナルコンピュターである。システムはV3.0で、SCSIが始めてサポートされた。この3台目のMacintoshにして、やっと日本語が使えるようになった。

 現在でも小屋の机の上に飾ってある。当時、思い切って買ったこともあるが、なんと言ってもデザインが素晴らしい。現在でも通用する格好良さだし実に可愛いい。確かニューヨーク博物館にも優れた工業デザインとして永久保存されていると聞く。すごいのは、電源を入れれば現在でもボーと青白く光って動くのだ。そして、感動するのは外観だけではない。以前、中身を開けた時に気がついたのは、筐体の裏側にたくさんのサインがレリーフされていたことだ。これはこのパソコンを開発した人たちのサインで、通常誰も目にしないところに刻まれていたのだ。もちろん、ジョブスやウォズニアックのもある。このサインを指でそっと撫でると、若かった頃の自分や若きジョブスたちが思い出される。このMacintoshは僕にとっても「永久保存品」である。

 それにしても、この50年間は、パソコンが出現してインターネットが普及したりとテクノロジーの進歩は物凄い激動の時代だったとつくづく思う。この時代に生きて、その変化を体験できた自分はラッキーだった思っている。



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