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子どもたちに身につけて欲しいのは「愛され力」

今日の記事は、保健師魂が燃える子育て論です!!(笑)
それくらい、熱弁したい内容です。

今まで、3,000人組以上の親子のお話を聞いてきました。
そして、100人以上の障がい者児の当事者、その親御さんの話を聞いてきました。
そんなワーママ保健師が、今また精神障がい者の関係施設でパートで働きつつ、自分のフリーランスの仕事で妊婦さんやママさんたちの支援をさせていただいています。

これ、まったく2つの仕事が繋がっていないようで、めちゃめちゃ繋がっているんです。


子どもたちが将来の大人になるのです

公務員の仕事のときも、3歳まで保健センターで見てきたお子さんが、大人になって精神障がい者手帳を取得しに来たり、不登校、家庭内暴力の相談に来たりします。

あぁ、どこかで見た名前だな…
あぁ、どこかで聞いた家族構成だな…
あぁ、どこかできいた生い立ちだなぁ…

支援してきた、手を差し伸べてきた、もしくは幼少期にママとの関係性をうまく構築できず、手を差し伸べることができなかった子たちと、大人になってこのような形で再会したときのショックは、本当に胸が痛みます。

保健師でしか味わうことがない、赤ちゃんから墓場までの繋がり支援だからこそ起こるショック。

保育士さんだったら、卒園するまで
小児科医だったら、18歳まで
スクールカウンセラーさんだったら、卒業まで

保健師は、その地域に住んでいる限りは、一生その人の健康を守っていくという仕事なので、高齢者になってから出会うことも。
子育ての相談が終わったと思ったら、今度は何十年か後に介護の相談でまた再会したり。

子どもの頃にうまく支援できなかった子が、大人になってまた再会すると、子どものときに、もっともっと手厚く環境を整えてあげるべきだったと、後悔がたくさんでてきます。

あぁ、あのときもっと子どもだけでも支援してあげられたらよかった
あぁ、ママにもっと寄り添える時間があったら
あぁ、ママ以外の人が子どもをもっと助けてあげられる環境があったら

今、障がい者の施設で大人の支援をしていますが、そこで仕事をすればするほど、やっぱり子どもの頃が大切なんだと痛感するわけです。
子どもの頃のひずみを大人になってから、修正することって、マジでマジで難しいんです。
当事者は、本当に苦しいわけです。

その経験を現場でしているから、私はママと子どもたちの支援に全力を尽くします。
生まれてから3年が大人になっていくための子育ての勝負です。
もっと言えば1年。
今、妊婦さんのあなたには、ぜひ声を大にして言いたい。
最初の1年は何よりも大切な時期であると。

どんな大人になるために子育てするのか

子育ての理想
どんな子に育てたいというのはありますか?
どんな大人になって欲しいというのはありますか?

ママたち、ひとりひとりに、色々な子育ての理想があると思います。
そこに向かって、子育てしていくので、確立されていないママは、ぜひそこを確立させていきましょう。

1人では確立できないママは、私がセルフコーチングなどでお手伝いさせていただきます。
ご希望の方は、下記のリザストページへ。
noteを見たとお伝えいただけましたら、3,000円を無料にさせていただきます~。おまけの宣伝。

https://www.reservestock.jp/pc_reserves_v2/courses/44960


私が個人的に思っている理想は2つ。

  1. 人から愛される大人になる

  2. 自分で考える力の大人になる

この2つができる大人にするために、子育てしています。
情緒、社会性の部分で「愛される力を身につける」
知識、能力の部分で「自分で考える力を身につける」

今日は、1つ目のことについて特に力を入れてお伝えします。

愛され力を最も重視している理由

大人の障がい者支援をしていて思うこと、それは「キャラクター」として、成立している人は、どんな環境に行っても、可愛がられるということです。
これが、確立されている人は、本当に障がいがあったとしても、楽しく人生を生きているし、伸びしろもまだまだある。

人に愛される力がある人。
自分の感情に素直で、それを直球で外に出せる人です。

楽しいときは楽しいと言えて、
嫌なことがあったときは嫌だと断ることができて、
どうしてそういう感情になってしまうのか素直に人に伝えることができる
情緒が不安定になっても、その不安定さがどうして起こってしまったのかを口にできる。

助けて欲しいときに助けてと言える人。(愛着形成ですね)
ここが、最大のポイント!!!
以外とできない大人も多いと思います。
でも、愛される力がある人は、ちゃんと助けて欲しいときにヘルプが出せる。
そして、ありがとうと、感謝が伝えられる。

これって、子どものときに養われるんです。
この力は、大人なってから、身に付くものではないんですよ。

仕事をしていて、たくさんの人に関わってくると、ある共通点があります。

・父母が厳しい家庭で育った大人
・父母にあまり構ってもらえてなかった大人
・父母に自分が困ったとき、ピンチなときに見放された大人

これって、今困っている大人が悪いわけではないんですよね。
幼少期の大変さによって、大人としてうまく適応できなかったんです。
そして、そんな子育てをしてきた父母が悪かったわけでもない。
そんな子育てしかできなかった余裕のなかった社会環境が悪い。
と、私は考えています。

父母だけが、子育てをしなくてはならない社会にいつからかなってしまった。それが、大問題だと。
父母が、立派な100点満点の大人なわけがないじゃないですか。
だから、父母の足りない部分を社会が補う必要が絶対にあるはずなのに、他人は見捨てる社会。
それがいけない構図なんです。

だから、上記の共通点に、私は当てはまっているわ…と思った、今子育てしているママやパパ。
ぜひ、他人の力を借りるべきです。

今、私はこんな父母になってしまっていると思ったママやパパ。
早めに修正していきましょう。
本当に早めに。1日でも早く!!!

私の子育ての方針が決まっていない、何も浮かばないという方は、この愛され力を身につけるを目標にしてください。

愛され力どうしたら身に付くのか

子どもを愛される人に育てるためには、ママが全力の愛を与えられるかが最大のポイントです!!

愛され力のある大人を見ていると、これはまた共通点があります。

・子どもの頃から、素直に可愛がられている。
⇒失敗してもいいよと言われる、生きていてくれたら私のためになると思われている、一緒にいてくれるだけで楽しいと思われている、子どもの話を優先して聞いてくれる

・気持ちを素直に受け止め、共感してもらえている。
⇒転んで痛かったときに、「痛かったねー」と第一声で言えるママ。大丈夫?ではなく、子どもの気持ちに共感できるママである。
⇒できなかったときに、次にこうする方がいいと伝えるのではなく、悔しかったねー、残念だったねーと気持ちを伝えられるママである。

・子どもの頃は、子どもの気持ち優先の時間の使い方であった。
⇒構って欲しい~という幼少期に構ってあげられることができたママ。
仕事が忙しいから「あとで」ではなく、とりあえず子どもの声をまずはきいてあげられることができている。
離婚や夫婦の不和、家庭環境の変化があると、その環境の変化に、ママが精一杯になってしまい、心が子ども構う時間を減らしがちなので注意。


このあたりが、共通している事項だと思っています。
このあたりを、大人になって修正するのは大変なんですよね。
だって、かまって欲しい…と大人が思っても、かまってくれる人なんていないじゃないですか。
会社や同僚は、そんな重たいことまで引き受けてくれない。

お母さんだから、目に入れても痛くないとか言って、かまってくれるわけで。どんなことをしても、見捨てないわけで(笑)

だから、子育て中に、大人になる前に、愛され力のある大人に育てて欲しい。
それが、自立した大人になるための最も重要ポイントです!!


ワーママさんのママたちは、どうしても客観的指標を大切にしがちです。
目に見えるポイント。
子どもたちは、目に見えない「共感」や「可愛がられている」を求めているということです。
だから、ママも感性を大切にしてほしいし、子育てはマニュアルや方法論ではない。
私のオンライン講座でも、方法論は基本中の基本しかお伝えしていませんが、あまりにも基本を知らないと不安になるので、予習程度にはさせていただきます。
そこで、安心して子育てできるというのも大きいので。

初めての子育ては頼れる人を絶対につくるべき

初めての子育ての場合、絶対に1人ではやってはいけないと思っています。
頼れる人が1人はいることが大前提。

それも、ママ経験者であること。
異性では、どうしても共感力が落ちるからです。
やってきた人の「大丈夫」という言葉と、夫の「大丈夫」っていう言葉って重みが違いますよね?
夫に大丈夫って言われても、何を根拠に言ってんの?って良くなってました(爆)

でも、自分の母や、お義母さんに、「大丈夫だよ」と言われれると、素直に受け取れて安心できます。
不思議ですよね。

まずは、身近に1人以上頼ることができる人がいること。

ワーママさんや完璧傾向のママの場合、根拠が欲しかったりするので、母の大丈夫だけでは心配という方もいたりする。
そんなときは、信頼できる専門家で身近に相談しやすい人を作っておくのも良いですね。
子育て支援センターや児童館など、子育てを支援している施設には、子育て経験者や子育て支援のプロがたくさんいます。

私のようなフリーランスの保健師、助産師さんは、その中のプロの1人として活用していただけたらなと思っています。

まとめ

すべてのママが幸せになることで、子どもたちは幸せになる。
そして、人生を楽しめる大人が増える。

そんな社会を目指して、日々活動しています。
あなたは、愛される大人ですか?
愛される人は、自分を愛することができている人です。
愛される人は、人を愛することもできる人です。

今の子どもたちを、そんな大人に育てて、思いやり、お互い様の循環が生まれるように社会を作っていきます。

私が今、保健師として一個人としてできることは、1人ずつでもママに子育てを楽しんでいただき、ママの人生を子育てすることで豊かにしていくことです。
ご縁をいただける方は、無料オンライン講座でお待ちしています。

今後の講座の開催日程

【妊娠中のママから0歳児さんのママ向け】
1/15(月)10:00~11:00
1/25(木)20:00~21:00
1/27(土)20:00~21:00

【1歳児さんから3歳児さんを子育て中のママ向け】
1/18(木)10:00~11:00
1/19(金)20:00~21:00
1/31(水)20:00~21:00

お申込み・お問合せは、下記のメールまたは、リザストの申し込みページからお気軽にどうぞ。

https://www.reservestock.jp/page/event_calendar/44960

rakuhagu0125@gmail.com

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
何かのお役に立てれば幸いです。
子育てしているママやパパが、楽しいと思える日々が増えますように。


子どもが子どもらしく生きられる社会をつくるために、日々取り組んでいます。活動の継続のためサポートお願いします!いただいたサポートは子育て支援の活動費に使わせていただきます!