マガジンのカバー画像

日想

73
運営しているクリエイター

#小説

ブコウスキー『郵便局』が光文社古典新訳文庫で出るらしい

ブコウスキー『郵便局』が光文社古典新訳文庫で出るらしい

ばんちゃっす。ロカです。

ブコウスキーが「古典」かぁ……。なんか違和感が……。これも時代なのかな。それよりも日本で未発表の作品をもっと出してほしいと思うこのごろ。いや、常日頃。

さて、いまちょっと思ったことだけど、作家、小説家ってなにをもって「デビュー」とするのだろうか、と。

小説を売り出せばデビューのような気もするし、新人賞を取って書籍化するのがデビューのような気もする。

でも後者の場合

もっとみる
胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ

胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ

昔からやってるスマホゲーム、「アナザーエデン」、アナザースタイルのラディアスにクラスチェンジしたらなんか達成感でモチベがめっちゃ下がってる。

それまではクラスチェンジのアイテムを集めるのに、ダンジョンをひたすら周回する脳死ゲーをやってたのに。なんならまだ主人公の育成(天値上げ)終わってないから、脳死ゲーは続けないといけないんだけど。どうもやる気にならない。

昨日アプデがあって、外史の3弾がリリ

もっとみる
「ちょうどいい」本

「ちょうどいい」本

久々に良書と出会った。アンドレイ・クルコフ『ペンギンの憂鬱』。

ショーペンハウアー全集が遅々として進まなくて、気分転換にって思って読んだんだけどめっちゃ面白かった。

TwitterのFFさんのおすすめだったんだけど、ほんと外さないよなあ、あの人。

なんかねー、小説読もうと思ってもタイトルとあらすじでだいたい想像できちゃうものばかりで、なかなか読む気になれなかったんだけど、これはよかった。とい

もっとみる
蔵書の話

蔵書の話

僕が自分で本を買いだしたのは高校生になってバイトを始めてから。それまでは学校の図書室の本を読んでいた。当時、中学生まではお小遣いから携帯の通信費を引かれるという意味のわからない制度で、マジでゼロだった。おかげで好きな子を遊びにも誘えないし、友達との遊びも断っていた。

で、バイトした金で本を買うようになって、コツコツ集めて社会人にって一人暮らしを始めて、それからさらに数年が経ったころには部屋が本で

もっとみる