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母親が苦手/救われた本を紹介

私は幼少期から母親が苦手でした。正直に言うと今もそう。

周りに似たような人もいなくて、自分がおかしいのかと思っていました。
母親との関係性に特化した本があるとも思っていなかったし、数十年イライラと戦っていました。

そんな時に出会った本たちの紹介をしたいと思います。本だけ知りたい人は目次から飛んでね。

私の母親

とにかく感情の起伏が激しく、私が小さい頃から全力で感情をぶつけてくる。いつでも悲劇のヒロイン。

過干渉。想像力が無さすぎて、酷い言葉を投げかける。ここには書けないような出来事が沢山あった。

完璧じゃないと怒るのに本人は世間知らず。
無知は罪だと思う。

母親にもう少し知識があれば、私への接し方も違ったんだろうなと思うことがある。

今更責める気はないけど、そのことを考えるといつでも怒りが沸いてくる。

性格形成は育った環境が大きく関係する。
親のせいだけではないけど、「親の顔が見てみたい」という言葉は言い得て妙だと思う。

これまで

実家に住んでいた頃、母親と接するのが本当に嫌で、いつもイライラしていた。早く抜け出したかった。実家を出てからはできるだけ距離を置くようになった。

私はできれば身内を悪く言いたくはないし、友達からもそう思われたくなかったから、実家に住んでいた頃はイライラのはけ口がなかった。

大人になってから少しずつ話せそうな友達に母親のことを話すようになったけど、話せると思っていた友達から「自分の娘がそんなことを言ったら悲しい」と言われ、余計に傷ついた。

ほとんどの人は「どこもそう」「そんなこと言ったらかわいそうだよ」そういう言葉が多かった。

じゃあ私のこの感情はどうしたらいいんだろう。
そう思って初めて検索した。

今考えると不思議だけど、何故かこれまで、この悩みを検索しようと思ったことがなかった。

認めるのが嫌だったのかな。わからないけど。

見つけた本たち

検索して出てきた本をとにかく読み漁った。
あぁ、私がおかしいわけじゃないんだ。心からそう思えたので、同じ悩みの方に是非おすすめしたい本を厳選してご紹介します。

まずは漫画を2冊。

上記2冊は同じ作者、田房永子さん。漫画なので読みやすく、私が感じていた違和感を代筆してくれているかのような内容でした。この2冊が合うようであれば、同じく田房さんの「それでも親子でいなきゃいけないの?」もおすすめです。


次に、漫画と比べるとボリュームはありますが、個人的に1番学びになったこちら。

「境界を作る」「断念」「恩知らず」「最も手ごわい敵となるのが娘自身が感じる罪悪感」など、心に残るフレーズが沢山あり、考え方の勉強になりました。この本を読んで、自己肯定感を高める必要があると改めて感じました。(自己肯定感の高め方もまたどこかで記載したいと思ってます。)


最後にこちら。

「私は私。母は母。」ほどボリュームはないので、普段本を読まない人も読みやすいかと思います。最初に紹介した漫画を読みつつ、活字でも更に学びたいと思われたらいかがでしょうか。

おわりに

私は今でも母親への苦手意識があり、できるだけ関わりたくないと思っています。

でも元気に生きていて欲しい。その気持ちはあります。

本の知識を借りて、うまく距離を置いて、自分のために自分の人生を生き始めている気がします。
たまに前のようにイライラが押し寄せてくるけど、1度得た知識は裏切りません。

どうか同じ気持ちの方が、少しでも救われますように。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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