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【 noteで学ぶ 最新おでかけ展覧会 】 8月第2週の気になるアートスポット

= こんな人におすすめの記事です =

「 教育もかねて子どもとアートを楽しみ、僕自身もアートを学ぶ週末を過ごしたいけれど…時間がなくて情報収集が追いつかない! 」

これ、僕の欲求です(苦笑)。
でも、あるある、ですよね?

ですが、なかなかどこを調べたらいいか分からないし、これらの情報にたどり着けないことがしばしば。

…ということで、このnoteでは、『 最新のおでかけスポット・展覧会 』の情報を週に1回お届けしています。今週のおでかけ先の参考にしてください。

なお、『 他にもこんな展覧会がおススメですよ! 』というものがありましたら、ぜひコメント欄で教えてください。教えてくださった方に、1コメントにつき100円をnoteのサポート機能でプレゼント!


= 今週のおでかけ展覧会:東日本編 =

山種美術館

山種美術館は1966年に創設され、日本画を専門に収蔵・展示する美術館です。特に近代日本画を中心に、名作の数々を所蔵しています。
展示作品は年5〜6回の展覧会を通じて紹介され、訪れるたびに新たな発見ができるよう配慮されています。開館以来、日本の伝統美術の保存と普及に努めており、教育活動やアートイベントの開催も積極的に行っています。


「東山魁夷と日本の夏」展
期間: 2024年7月20日~9月23日
この展覧会では、東山魁夷が描く日本の夏をテーマにした作品が展示されます。東山魁夷は自然美を独自の感性で捉え、四季折々の風景を情感豊かに表現することで知られています。特に、彼が描く夏の風景は、涼やかな色調と繊細な描写が特徴で、見る者を日本の夏の情景に引き込む力があります。また、今回の展覧会では、和菓子や関連グッズの販売も行われ、東山魁夷の世界観を多角的に楽しむことができます。

* 東山魁夷 *
経歴: 東山魁夷は1908年に神戸で生まれ、昭和を代表する日本画家として知られています。東京美術学校(現東京藝術大学)を卒業後、ドイツ留学を経て、日本の風景を主題とする作品で名声を確立しました。
作品の特徴: 東山魁夷の作品は、自然の風景を通じて静寂や平和を表現することが特徴です。彼の描く風景は、単なる写実にとどまらず、心象風景とも呼ばれる内面的な世界を映し出しています。
代表作品: 「白夜」「道」「光昏」

アクセス
山種美術館
住所: 東京都渋谷区広尾3-12-36
電話番号: 03-5777-8600
最寄駅: 恵比寿駅 (JR山手線)

* 合わせて立ち寄りたいおでかけスポット *

恵比寿のオシャレ空間。おにぎり、美味しそうです…アート鑑賞でお腹空くので、立ち寄りたいスポットです!


= 今週のおでかけ展覧会:西日本編 =

福岡県立美術館

福岡県立美術館は、1972年に開館し、福岡県の美術文化の普及と振興を目的に設立されました。
日本の近代美術から現代美術まで、福岡を中心とした作家たちの作品を収集・展示しています。特に、独立美術協会の創設メンバーである児島善三郎の作品をはじめとする、地域に根ざしたアーティストのコレクションが充実しています。また、美術教育の一環として、展覧会やワークショップを通じた市民への文化貢献も積極的に行っています。


「新聞美術館展 2」と「小特集:久我五千男が集めた須恵焼」
期間: 2024年7月9日(火)〜8月29日(木)
この展覧会は、新聞紙面を美術館に見立てた「新聞美術館展」第2弾と、久我五千男が収集した須恵焼の特集展示です。「新聞美術館展 2」では、新聞記事を通じて美術の歴史や社会との関わりを探る企画展となっています。新聞紙面上で展開される美術評論や報道に焦点を当て、これまでの展覧会の流れや美術界の動向を振り返ります。一方、「小特集:久我五千男が集めた須恵焼」では、福岡に縁のある須恵焼の名品を紹介。須恵焼は古代から中世にかけて九州地方で作られた陶器で、その特徴的な形状や装飾が評価されています。


* 久我五千男 *
経歴: 久我五千男は、福岡県を拠点に活動するコレクターであり、地域の伝統工芸品である須恵焼の収集に尽力してきました。彼は、福岡の文化遺産を後世に伝えることを目的に、長年にわたり様々な陶器を収集してきました。
作品の特徴: 久我五千男のコレクションは、須恵焼の中でも特に保存状態が良く、美術的価値の高いものが揃っています。これらの作品は、須恵焼の特徴であるシンプルな形状と深みのある色合いを持ち、その質感と実用性が評価されています。
代表作品: 今回の展示で紹介される須恵焼コレクション全般

アクセス
福岡県立美術館
住所: 福岡市中央区天神5丁目2-1
電話番号: 092-715-3551
最寄駅: 天神駅 (福岡市地下鉄空港線)

* 合わせて立ち寄りたいおでかけスポット *

福岡市にある長浜ラーメン。店内や器デザインも素敵で、何より細麺ストレートなとんこつ、食べたいです…

 

= 今週のおでかけ展覧会:ギャラリー・海外編 =

ミヅマアートギャラリー

ミヅマアートギャラリーは、1994年に設立され、東京とシンガポールを拠点に活動している現代美術ギャラリーです。
日本やアジアを中心とした多様なアーティストの作品を取り扱い、国内外で注目を集める企画展を多数開催してきました。特に、斬新で挑戦的な作品を展示することで知られ、国際的なアートシーンでも存在感を示しています。また、ギャラリーアーティストたちの作品を海外の美術館やアートフェアに紹介するなど、グローバルな視点での活動も活発に行っています。


イワン・エフェンディ「articulate−雄弁なものたち」
期間: 2024年7月6日(土) - 8月10日(土)
イワン・エフェンディの個展「articulate−雄弁なものたち」は、物体やイメージが持つ雄弁さを探求する展覧会です。エフェンディはインドネシア出身のアーティストで、社会的な問題や個人的な経験を作品に反映させ、視覚的に訴えかける作品を制作しています。この展覧会では、彼の新作を中心に、日常の中で見過ごされがちな物やシンボルが持つ意味を再発見する試みが展開されます。彼の作品は、シンプルでありながらも深いメッセージを持ち、鑑賞者に新たな視点を提供します。

* イワン・エフェンディ *
経歴: インドネシア出身のアーティストで、インドネシア国内外で活躍している。社会的、政治的なテーマを扱うことが多く、彼の作品はメディアや象徴を通して強力なメッセージを発信することを特徴としている。
作品の特徴: 彼の作品は、シンプルなビジュアルに込められた深い意味が特徴で、物やシンボルに新たな視点を提供する。代表作には、「The Silent Majority」や「A Discourse on Place」がある。

山本昌男展「生物 ≅ 静物」
期間: 2024年8月28日(水) - 9月28日(土)
山本昌男の展覧会「生物 ≅ 静物」は、生きているものと静物をテーマにした作品を展示します。彼の作品は、伝統的な静物画の手法を取り入れながらも、現代的な感覚で生き物や自然のエッセンスを捉えています。この展覧会では、動物や植物といった自然界の生物が持つ美しさや儚さを表現した作品が並び、観る者に生命の本質について考えさせる内容となっています。

* 山本昌男 *
経歴: 日本のアーティストで、主に静物画を中心に作品を制作。彼の作品は伝統的な技法を用いながらも、現代的なテーマを扱っており、国内外で注目を集めている。
作品の特徴: 山本の作品は、自然界の美しさや生命の儚さを描写することで知られる。代表作には「静物図」「花と風景」などがある。

アクセス
ミヅマアートギャラリー
住所: 東京都新宿区市谷田町3-13 神楽ビル2F
電話番号: 03-3268-2500
最寄駅: 東京メトロ南北線、市ケ谷駅

* 合わせて立ち寄りたいおでかけスポット *

市ヶ谷にあるというイタリアンラーメン。見た目が洗練されていて、すごい…もはやアートに近いラーメンに感じました!


= あとがき =

noteをご覧いただきありがとうございます。

会社員の傍ら、上海で塗り絵本作家になりました、KENTA AOKIと申します。日本・中国を拠点に、個展をしたり、アジアやアフリカの子供たちと塗り絵イベントを行ったり、塗り絵本を出版したり、そういった作家活動を行っております。

作家活動を進める中で、美大卒でもない、若輩者の私は、“ アート ”に関して日々色々なことを学び、そのうえでアート作品を創るようにしております。というのも、“ 美大卒でもない ”というのが結構コンプレックスなんです。

ただ、そんなことを続けていく中で分かってきたのは、

「 アートを学ぶ方法って色々あって、美大の知識は勉強したらつけられるかも!? 」
「 アートって実は科学的かつ論理的で、むしろ理系向きかも!? 」
「 アートを届けるには、ビジネスの知識も必要なんだな 」

でした。

学べば学ぶほど、アーティストだけが“ アート ”を学ぶ・理解するのは非常にもったいないなと思ったのと同時に、もっともっと“ アート思考 ”を応用すると、おもしろいものやサービスが生まれるんじゃないかと思いました。

日々本を読み、実戦しながら、学んでいる僕がこれらを伝えていくことで、よりリアリティを持って、学びが共有できたら嬉しく思います。僕と同じ境遇にある方々に届き、共感頂けたら更に嬉しいです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


頂戴いたしましたサポートは、インドネシアやタイの子供たちに塗り絵本を送るための活動資金に活用させていただきたいと思っております。 何卒よろしくお願い申し上げます。