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#RIZIN

“自分の土俵で戦う”とは何か〜RIZIN.46 メインカードを終えて〜(#69)

“自分の土俵で戦う”とは何か〜RIZIN.46 メインカードを終えて〜(#69)

4月29日に東京の有明アリーナにてRIZIN46が開催されました。
本大会のメインはフェザー級タイトルマッチチャンピオン鈴木千裕vs挑戦者金原正徳です。
下馬評では挑戦者でもある金原選手の方が高い印象でしたが、結果はチャンピオン鈴木選手の1R レフェリーストップによるKO勝利、王座防衛でした。

攻防の決め手は圧力を掛けようと前に出る鈴木選手に仕掛けた金原選手のタックルを凌いだことです。
タックル

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総合格闘技とアダルト業界との相性の良さ & 超RIZIN2メインカードの朝倉未来敗北をみて自分も頑張ろうと思った話(#64)

総合格闘技とアダルト業界との相性の良さ & 超RIZIN2メインカードの朝倉未来敗北をみて自分も頑張ろうと思った話(#64)

超RIZIN2は様々なアクシデントに見舞われながらも7月30日無事開催されました。
当初のカードは選手の怪我などの影響で大きく変わったものの思惑通りに進まない、驚きと衝撃など見どころがあったのではないか、というのが率直な感想です。
今回はベラトールMMAとの共催でもあり、いわゆる“本格路線”に加え、ライト層を取り込もうというマーケティングの観点が随所に散りばめられていました。
取り分け、U-NEX

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超RIZIN2にヒロヤ選手参戦の導線と交渉巧者となるための準備(#63)

超RIZIN2にヒロヤ選手参戦の導線と交渉巧者となるための準備(#63)

来る7月30日に「真夏の格闘技の祭典」と銘打って超RIZIN2が催される予定です。

そこに並んだカードは実力・人気を備えた選手たちがラインナップされています。

現在の格闘技熱の中心を担っていると言っても過言でもない朝倉兄弟も兄弟揃って出場予定です。
(※その後、朝倉海選手は怪我での欠場が発表されました)

そんな中、本番1ヶ月を切って発表された追加カードにヒロヤVS伊藤裕樹というものがありまし

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積極的に“待つ”ということが難しいワケ(#59)

積極的に“待つ”ということが難しいワケ(#59)

2023年4月29日に東京代々木第一体育館で開催されたRIZIN Landmark 5 in Yoyogiはフェザー級の2試合がダブルメインとして行われた大会でした。
そのメインカードのひとつ、斎藤裕対平本蓮戦では斎藤選手のタックルに対し、ひたすら“待って”カウンターを狙うという手段が結果的に裏目に出て、斎藤選手に勝利をもたらしました。
このことについて気になったのが平本選手の試合後のコメントです

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記事を購入し、RIZIN.28で何が「剥がれた」のか、深堀って追い掛けてみた(#44)

記事を購入し、RIZIN.28で何が「剥がれた」のか、深堀って追い掛けてみた(#44)

6月13日、RIZIN.28が東京ドームで開催されました。
東京ドームでの格闘技イベント開催は実に18年ぶりとなります。
気にはしているものの、生中継やPPVでリアルタイムではなく、あくまで結果を字面で追って、後にRIZIN公式より無料公開される試合を観るという方式を取っています。
格闘技関係者の勝敗予想などを確認しながら、後で答え合わせをする感じに近いかもしれません。
メインイベントのクレベル・

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