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0204-0206 店番日記

0204 その人のことしか考えられないほどに想っていたあの年末の感情はあっという間に消え去り、いつしか生活を繰り返す日々のなかで思い出すこともなくなっていった。噴火避難勧告レベルで熱していたあの感情を思い出すことすらできない。興味がまったく別の方向へと向かっていってる感覚がわかる。

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0206 週に一度の終日、本屋さん勤務の朝。
朝からおしごとの日は家を出る2時間前にアラームを鳴らしてゆったりしたいちにちのはじまりを演出するようにしている。
ゆっくりとした朝を迎えることをなにより大事にしているのだけれど、のんびりしすぎた結果、全然準備できていなかったりしてバタバタすることがほとんど。

まずは珈琲を淹れて(ケトルのお湯を沸かしてドリップされたものをマグカップにセッティングするだけ)すこし香りを楽しんだのち、今日着るお洋服を眺める。
毎日私服なので私にとって着るものはとても重要。その日のテンションがスタイリングで決定する。

これまではテレビからYouTubeに切り替えて好きな音楽家の曲を流していたけれど、先日mac bookをお迎えしたためまずはパソコンをひらき、これまで通り音楽を流したりラジオやポッドキャストを流すようになった。

珈琲を飲みながらラジオを聴く。そして本を読む。文字にしてみると理想的な朝を迎えている。

今日は本を読む時間が15分ほどとれたので早起きが成功したといえる。
朝からいい日だ、と感動。すばらしい一日がはじまる予感。仕事だけだけれど。
おまけに今日はお気に入りのワンピースに身を包んだ。

歩いて15分ほどの場所に職場である本屋さんはある。
今日はいつもと違う道を歩いてみた。いつもの道より騒々しくてこのルートは今日限りでやめることにする。
開店の1時間前に出勤。今日は本の入荷はないみたいだった。
いつもよりすこしゆったりとしたスタート、棚をじっくり見る時間がある。
この時間がすき。これまで気づかずひっそりとしていた本を見つけてあげられる。

毎日毎日気になる本が目に入って気づけば買ってしまうのでお給料は循環し続ける。気になった本は買わないと気が済まない。こうして積読だらけ。

今日この一日を終えると本屋さんは二日おやすみ。
明日はアロマショップの勤務。どちらもたのしくてすきな時間。

夕方前には時間ができるのでなにをしようかとメモに書き出してみる。毎朝すこしずつ読んでいるのが松浦弥太郎さんの「エッセイストのように生きる」という本。この本に感化されるあまり紙とペンを持ち歩いて毎日なにかしらを書き残すようになった。
元々文字を書く習慣はあったけれどいつの間にか荷物が重くなるからと最小限の荷物になり紙とペンは持ち歩かなくなってしまっていた。
なにかあれば携帯のメモに残せるだろうと。けれど携帯のメモに残したところでそれだけで満足してしまうのでこれからはかならず紙とペンは持ち歩くことを決意。
無類のノート好きでノートはたくさん持っている。もっともっと集めたい。ノート専門店なるものをネットで見つけてしまった。明日はそこにいこうか。

おやすみのひにやりたいこと
・美術館でやってるローマ展にいく
・リソグラフ印刷所にいく
・古本屋で変なタイトルの本をみつける
・Wi-Fiのつかえるカフェでnote執筆したい
・PERFECT DAYS観る
・文房具屋さんでお気に入りのノートとペンを見つける
・気になる図書室にいく

実際ノートに書き出したやりたいことたち

同居する妹が今日は帰ってこないためひとり時間。
いつもひとりは悲しいけれど、たまのひとりは至福。
仕事でいないのにごめんね妹よ。

明日はおいしいごはんをつくってあげるね。

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