マガジンのカバー画像

水星のタヌキ

198
水星の魔女を視聴しながらダラダラといろんなこと考えて吐き出すマガジン。私見だぞ!
運営しているクリエイター

2022年10月の記事一覧

若い人向け解説 「バンカラ」

若い人向け解説 「バンカラ」

グエル先輩の本質を掴むために、今は失伝しているバンカラという概念説明をしておこう。

バンカラとは?

大正期辺りに「ハイカラ」と対立する概念、カウンターカルチャー的に発生したエリートムーブである。
当時一般的な被服は「和装」つまり着物であり「襟は低い」
これに対して洋装は襟が立っており「高い」のである。

この西洋被れのキザな文化に対して与謝野鉄幹じみた硬派な連中(旧制一高とか)が、ハイカラに対

もっとみる
5話視聴時点での展開予測

5話視聴時点での展開予測

少なくとも学園編での人死には無いかな。本話でヒデェ扱いのエランにも生存フラグが立った。瑞兆にござる。

学園編で描写するのは「エアリアル(+スレッタ)は何故強いか」であり、ここの探求過程で子供たちが親離れして行くって形を取る。今回のやらかしでグエルの離反は確定だし、エランも「ガンダム使い熟すのにガンド置換率高める必要なかった(むしろ非効率的ですらある)」で離反できる。あとついでに言うと生体細胞から

もっとみる
水星の魔女 5話短観

水星の魔女 5話短観

まぁ、深めの考察は木曜日にやるが、今回の話わかり易いのと分かりにくいのがあったねー

分かりやすい方
ファラクトはまた別のヴァナディースメンバーが作ったガンダムだったが、カルド博士がルブリスで「エルノラ」を選んだのと同じベクトルで更に一歩進めた奴だ。
ある意味これがルブリスの完成形なんだけど、アプローチとしては「ガンドに慣れてればデータストーム出ないんちゃう?」で、エランはエルノラ(プロスペラ)よ

もっとみる
欠けたピース

欠けたピース

角川の雑誌で水星の魔女のノベライズをやるらしい。

前にも書いたが、水星の魔女は職場見学に来た若い子にガビーン(既に古語)して書き直したとか言われているワケだが、元スジはかなり「古典的ガンダム文法」だったらしい。一発カマした若者、優秀だな。

で、書き直したVer.2だかTake2バージョンのシナリオが今放映中の奴であり、Ver.1はお蔵入りしてんだよね。恐らくだが、こっちがお蔵入りするの勿体ない

もっとみる
水星の魔女 4話感想

水星の魔女 4話感想

チュチュ回でしたね。

この辺の表層的な話は短観として放流したワケだが。

木曜日の「感想」ではもうちょい掘り下げる。

アスティカシアの学生は、今のところ1人を除いて「親から期待され、それを満たそうとする子供」である。本話ではその一部、チュチュパイセンとスレッタの共通項の発見から「チュチュがスペーシアン・アーシアンという区分を限定的に止める。スレッタを受容する」という話だが……

これ続けると、

もっとみる
水星のタヌキ #6 「電撃キックのマルタン」

水星のタヌキ #6 「電撃キックのマルタン」

マルタン・アップモンドは以下の様な人物である。

何故この様な「もやし」が寮長という重責を担う羽目になったのか……その裏には恐るべき事件があったのだ。

その日、マルタン(1年生)は地球寮の寮友の忘れ物を届けにメカニック科を訪れていた。今にも増してオドオドした彼を、メカニック実習室でエアコン修理してたスペーシアン学生(3年生)が「おいそこのゴミ、ちょっとブレーカー落とせ」とぶっきらぼうに命令したの

もっとみる
第4話短観

第4話短観

チュチュ回ですな。この回の展開に不満がある子の意図がこの海のリハクに(以下略)

えー。
出たとこ勝負でプロット組まずに話を書いてると分からんかったり、出たとこ勝負のお話好きな人には分からんかもだが……普通真面目に作劇する人はプロットを組んで作品要素を「読者が納得できる様に」配置するんですわ。

既にスレッタは地球寮に所属する事が決定されており、その場合……

狂犬チュチュをどげんかしないといかん

もっとみる
水星のアレのジェンダーがアレ

水星のアレのジェンダーがアレ

老人ムーブですなぁ、指示代名詞多用。

グリングリンと思考をコロコロさせた結果、エラン君周りで発見があった。

仮に彼の深刻なアイデンティティ喪失感とか不思議ちゃんムーブ(厨二病臭い)がキンタマの喪失を根源とし、ガンドでキンタマやチンコ復活出来るとしよう。ガンドばんじゃーい、これが宇宙に生きる人間の業よ!

……チンコではなくマンコ付けたらいかんのか?
まぁ、本人の意思次第だが……エラン君が男とし

もっとみる
個人用水星の魔女時系列メモ

個人用水星の魔女時系列メモ

1.ルブリス試作機(ガンプラになった奴。エルノラがテストしてた機体)完成。同時に機体内に「後にエアリアルと名付けられる」自我が発生するが「誰にも気付かれない」

2.量産試作型ルブリス完成。地球圏への販売用試作機。当然こいつらにも自我があるがやはり気付かれない。(多分後のウルとソーン)

3.エリクトがルブリス内の自我に気付く。赤ちゃん判定して自分の妹か弟扱い(実際にはこれ、ゆりかご小説に組み込ま

もっとみる
ガノタに分かりやすいVer.E.S解説

ガノタに分かりやすいVer.E.S解説

エリクトだかエルノラだかがエアリアルの中にいるって珍説を完膚なきまでに叩き潰す解説考えた。つうかガノタの内ガンプラ好きなら一撃で了解できるでござるよ。

上記はマスターグレードのガンダムVer.2.0だ。

そしてこれはマスターグレードのガンダムVer.Ka(カトキバージョン)である。

Ver.E.Sだから中にエリクトが居る論者の筋に従えば、上記のVer.Kaの中にはカトキハジメが埋まっている事

もっとみる
水星の魔女とアラレちゃん

水星の魔女とアラレちゃん

ガンダムの主人公が女性という事で一部、極々一部が騒いでる様な話を見かけたんだが、そんなものは1980年代の週ジャンで既に通過済みなんだけどなー、などと思うなどした。

ドラゴンボールが有名になり過ぎて今は霞んだ気配があるが、Dr.スランプ アラレちゃんは日本の漫画-アニメコンボに核爆弾を落とした意欲作なのだ。

元々本作は則巻千兵衛を主人公としたギャグ漫画として起案されたのだが

Dr.マシリトの

もっとみる
水星の魔女 3話感想

水星の魔女 3話感想

新しいアニメ視聴の形に併せた作り方、なのかねぇ?

水星の魔女全体を通して、繰り返し見返して考察する構造がある様に感じる。動画保存したりコマ送りしてキャプチャしたりが容易に行えて、ネットに上げて共有したりワチャワチャ出来るのは映像作成側としては著作権上宜しくない筈なんだが、地上波配信する以上それどーしょーもないしなぁ。

3話の展開的には「この水星の魔女」と言う作品の根幹にある「大人や社会からの要

もっとみる

エラン君の闇と開けゴマ

マジな話、ネタではなく真剣にエラン君チンコとキンタマ全損してないやろか?

これはマジでヤバい。つうかチンコ取れると出血多量で死にかねないし、キンタマ無いとホルモンバランスがヤバい。全人類のおよそ半数に理解されない話であるが、キンタマはマジで「男として生きる上で欠かせぬ器官」であり、望まずキンタマ失うと思春期のアレやこれが全損してしまう。(男辞めるなら不要だが)
暗黒時代やぞ?(迫真)

この「チ

もっとみる
パーメットスコアとかの設定整理

パーメットスコアとかの設定整理

調べ直してないので勘違いがあるかもしれないが、それは筆者が気付いたりコメント指摘されたらサイレント修正するぞ!

パーメット
なんかマン-マシンインターフェイスに活用できる謎元素。ガンドやガンドアームじゃなくても一般に活用されている。

ガンド/ガンド技術
この世界における義肢などの制御技術全般を指す。ぶっちゃけ人間の「思考」を読み取って動く機械の総称であり、サイボーグ化技術である。義肢として使う

もっとみる