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【5分でわかる】プシケメンタルスクール  事業紹介

 こんにちは。プシケメンタルスクール代表の松尾華香です。事業と私についてさくっと読める記事となります。ぜひご覧ください!


代表自己紹介

 臨床心理士・公認心理師として、発達障害児療育やチームマネジメント、メドテクやヘルステックのベンチャー企業での事業開発等の経験を経て、現在、医療機関でも働き、心理専門職として研鑽を続けています。2020年に東京都主催のビジネスコンテストを受賞(レジリエンス賞)し、2022年に東京都の助成を受け、合同会社プシケメンタルスクールを設立・運営する傍ら、メンタルヘルスサービスの新規事業開発のコンサルも行っています。
 私の心理学との出会いは、高校生の頃でした。悩み多き高校生でしたが、進路指導室にあった心理学のコラムを読み、表面的には見えない問題のメカニズムを主観的世界の探求によって紐解く視座に感銘を受けました。大学卒業後、小学校教師となり、授業やクラスのペースについていけない子どもたちをみて、心の側面からもフォローしたいと考えるようになり、臨床心理士を目指すべく大学院に進学しました。
 その後、臨床現場で働くなかで、精神科や心療内科、カウンセリングなど心理支援への偏見や馴染みのなさ、ハードルの高さがあることを実感し、親しみやすく専門性の高いメンタルヘルスサービスを創りたいと思い、起業するに至りました。

プシケは何を目指すのか

 心の問題の複雑化・悪化を早期に予防するため、誰もが偏見なくメンタルヘルスについて話せ、気軽に適切な心理支援を受けられるカルチャーを創り、社会全体で心の免疫システムを構築することが、プシケのビジョンです。

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プシケは何を提供しているのか 

 プシケでは、中学生〜大学生に心の免疫力を上げるワークショップを提供しています。心の免疫力は、専門用語でレジリエンス(精神的回復力)と呼ばれ、逆境やストレスフルで困難な状況に対する対処プロセス・対処能力・対処の状態のことを指します。このような困難な状況へ柔軟に対処し、落ち込んだとしても回復できる力”レジリエンス”を育む実践的な学びを提供しています。

なぜ学生の頃に学ぶことが重要なのか

 思春期は、「自分とは何者か」「どう生きるのか」といった自分らしさをかたちづくる時期とされます。こうした心身の成長の過渡期では、心が不安定に揺れ動きやすく、メンタルヘルスに関連する問題が現れやすい傾向があります(10代の自殺者が2016年から増加していること、先進国のなかで唯一日本のみ15~39歳の死因一位が自殺であること、一生で4〜5人に1人が一度は心の病にかかりその半数が15歳までであること等)。しかし、十分な対策がとられていないように思います。
 子どものころからレジリエンスを育む心理学を学び、メンタルヘルスに関連する問題の予防法や対処法を身に着けられます。そうすることにより、人生の選択肢とその人の可能性を広げることにつながりうると考えています。

プシケが大切にしていること

 一言でいうと、"面白くて、専門的”な学びを提供することです。専門性の高い心理専門職の資格である臨床心理士、公認心理師が、認知行動療法など科学的に実証された理論や技法を参考として、プログラムを作成・監修し、講師を務めます。また、中高生のリアルな意見も参考に、SNSトラブルやゲーム依存、受験問題、コロナ禍での学校生活など、今の流行・社会問題化されている話題も取り入れ、日々、社会変化に応じてプログラムをアップデートしています。

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プシケ 名前の由来

 プシケ(Psyche)は、心理学(Psychology)のギリシャ語の語源です。心理学の起源は紀元前の哲学で、19世紀に実証的な研究が行われるようになり、心の科学としての心理学が誕生しました。心理学の起源でもある哲学から科学的・実証的な心理学の英知を踏まえ、現代社会の悩みに臨機応変に対応してまいります。

プシケ (1)

主な実績

2020年
11月 TOKYO SYARTUP GATEWAY2020にてレジリエンス賞受賞
12月 NPO法人カタリバにてプログラム提供
2021年
2月   中高生対象に春休みワークショップ実施
4月  (一社)t(w)o heartで保護者向けにウェビナー提供
5月   保護者向けに春休みワークショップ実施
6月   関東の大学生に提供し、レジリエンス向上の効果を確認
8月   中高生に対し夏休みワークショップ提供
9月   縁トランスにてアスリートキッズコーチ向けにウェビナー提供
11月 ㈱ソラハルで養護教諭向けにウェビナー提供
2022年
1月   臨床心理士資格認定協会の助成を受け帝京大学と共同研究開始
2月   都の助成を受けて合同会社プシケメンタルスクール登記
5月   ストレスケア東京上野駅前クリニックでプログラム導入
6月   関東の大学にてワークショップ提供
7月   都立飛鳥高校でワークショップ提供 
8月   ㈱スタディカルテにて受験生の保護者対象のウェビナー提供
   中学生の親子対象無料ウェビナーを実施
10月 保護者向けにゲーム等依存傾向への関わり方セミナー実施

合同会社プシケメンタルスクールメディア

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PRTIMEShttps://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/101551
   

出典

”若年層、死因1位が「自殺」先進国で日本のみ…深刻な事態”.THE SANKEI NEWS.2020-10-28 
https://www.sankei.com/article/20201028-HGRVRFS5KJLH7DFF7H45PAOWOQ/
厚生労働省自殺対策推進室警察庁生活安全局生活安全企画課(2021)「令和二年中における自殺の状況」
日本財団(2018)「不登校傾向にある子どもの実態調査」
厚生労働省(2020)『自殺対策白書』
文部科学省(2020)『児童生徒の自殺者数に関する基礎資料集』
セルジュ・ティスロン(2016)(阿部又一郎訳)『レジリエンスーこころの回復とはなにか』文庫クセジュ
MastenA.S.,BestK.M.&Garmezy.N(1990).Resilience and development:Contributions from the study of children who overcome adversity,eveloρment and Psychopatholog,2,425-444


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