見出し画像

【保存版】プラットフォーム・インフラ開発のベンチャー/スタートアップ企業紹介!注目のMaaSベンチャー/スタートアップ企業を紹介します!

こんにちは!Preventure編集部です!

MaaSベンチャー/スタートアップ企業紹介です!今回は「プラットフォーム/インフラシステム開発」のカテゴリーから注目の企業を紹介します。

このカテゴリーには、高い技術力を有した企業が多くなっています。自社でプラットフォームを開発し事業者に導入してもらうモデルが多くなっています。

また、事業者に対してそれぞれの企業が独自のアプローチをしている点もこの分野の特徴です。

プラットフォーム/インフラシステム開発

MaaS領域のプラットフォームでは、それぞれの機能やデータを連携することで、全体最適や、効率的なデータの収集・分析・活用を実現しようとする動きが起こっています。

また、システム開発では、自社の技術力を活かし、APIサービスを提供する企業が多くなっています。

それそれの企業でどのようなエリアや事業者に向けてサービスを展開するのかが異なるところも注目ポイントです。

Zenmov株式会社

▼会社概要

Zenmov社は「技術革新を通じて社会の発展と人々の幸せに貢献する」を理念に掲げるMaaSスタートアップです。スマート交通システムSMOCを開発するほか、システム開発や製品販売も行っています。

▼事業内容

交通事業者向けに、オペレーションの一括管理システムやユーザー向けアプリの開発するサービスを行っています。

OEMで開発しており、サービスは

・ユーザー向け
・ドライバー向け
・オペレーター向け
・サーバーサイド向け

とそれぞれのシーンに導入することができます。それぞれ別々のサービスを導入する必要がなく、スムーズな導入が可能です。

▼最近のニュース


株式会社 MaaS Tech Japan (マーステックジャパン)

▼会社概要

MaaS Tech Japan社は「100年先の理想的な移動社会の基盤を構築し、移動社会を高みにシフトさせる」をMissionに掲げています。

プラットフォーム開発事業
コンサルティング事業
メディア事業

の3つを展開します。

▼事業内容

中心事業である、プラットフォーム開発事業では、移動に関わるそれぞれの場面を繋ぎ、データを統合・分析できるプラットフォームを開発しています。

人々の乗車予約ー乗車ー移動ー移動先で行動の一連の流れを繋ぐことで、交通整理やまちづくり、環境貢献などに役立てることを目指しています。

MaaS領域では様々な移動に関する様々なサービスが生れていますが、そのサービス間では連携されていません。ここを繋ぐことで、さらにデータの活用が進みそうです。

▼最近のニュース


株式会社未来シェア

▼会社概要

未来シェア社は北海道を拠点とし、公共交通機関を最適化するサービスを提供しています。主に、観光シーンでの利用を想定しており、観光事業者等に向けてサービスを展開しています。

▼事業内容

未来シェア社は独自のSAVS(Smart Access Vehicle Service)を開発しています。
観光シーンで利用される、タクシーや路線バスの最適な運行を実現します。

SAVSについて
SAVSとは、タクシー(デマンド交通)と路線バス(乗合交通)の長所を掛け合わせた、AIによるリアルタイムな便乗配車計算を行うサービスです。クラウド上のAIプラットフォームがスマートデバイスと通信し、刻々と変化する車両と人・物の移動状況において、全ての空間移動と希望時間を同時に満たす車両の走行ルートを瞬時に決定します。この技術により、都市レベルでの最適交通を実現します。

SAVA機能を使うことで、一つの車両に複数の乗客が乗り合わせる相乗りが可能になります。実際には相乗りは禁止されていますが、事前にグループをつくることでそれをクリアしています。

それぞれの乗客がストレスを感じないような高度なAI便乗を可能にしています。

▼最近のニュース


OpenStreet株式会社

▼会社概要

OpenStreet社は、”都市空間のOSとなり、移動/交通環境を再定義する”を掲げています。

シェアリングサービスにおいてソフトとハードの両面でサービスを展開しています。

▼事業内容

ソフト面では

・シェアリングサイクルプラットフォーム
・シェアモビリティサービス
・駐車場予約サービスを展開

ハード面では

高機能低価格なシェア用e-bikeを開発しています。

都市交通の最適化に対して、シェアリングサイクルや、複数のモビリティを掛け合わせた移動の実現など、多様なサービスでアプローチしています。

特徴としては、独自のモビリティを開発するのではなく、既存のあらゆるモビリティ業者に向けて、ステーションを提供し、アプリを通じて事業者とユーザをマッチングしている点です。オープンプラットフォームにすることで、多くの事業者を取り込み、事業拡大を狙います。

またそうしてユーザーの利用履歴から得られるデータを活用する動きも見られます。

▼最近のニュース


株式会社ヴァル研究所

▼会社概要

ヴァル研究所者は、”世の中の当たり前を変えることで、人々の可能性をひろげ、活力に満ちあふれた社会を実現する。”をミッションに掲げています。

▼事業内容

ヴァル研究所は、公共交通機関の経路検索システムのAPIサービスを提供しています。

APIサービスのため、自社のサービスに利用ニーズに応じて導入することができます。
通勤・交通費計算や、最寄駅から賃貸検索などの利用方法が想定されています。

▼最近のニュース


株式会社Mellow / Mellow Inc.

▼会社概要

Mellow社は、”それぞれの豊かさを、それぞれの思いで”を掲げ、キッチンカーや移動販売といったモビリティビジネスを総合的に支援しています。

▼事業内容

Mellow社は、店舗型モビリティビジネス向けのプラットフォームを提供しています。

SHOPSTOPを利用することで

・空地を活用したい、地域活性やイベントで出店先を探したい事業者と
・キッチンカー/移動販売で出店先を探している事業者

を繋ぐことができます。

地方創生や、土地活用の目的で大手不動産デベロッパーや保険会社などからも注目されています。

▼最近のニュース


scheme verge株式会社

https://www.schemeverge.com/

▼会社概要

scheme verge社は、「都市を再発明する」を目標に活動するアーバンエンジニアリング企業です。

▼事業内容

scheme verge社は持続的なエリアマネジメントサービス、「horaiエリアマネジメント」を開発しています。

horaiエリアマネジメントを導入することで、周遊パスの発行や、電子チケットの管理、さらに公共交通機関と連携しモビリティの提供が可能になります。

また、データに基づいた施策や、ニーズの把握なども可能になります。

▼最近のニュース


株式会社ゼンリン

▼会社概要

ゼンリン社は、地図データを活用しサービスを展開しています。
その歴史は深く、元は地図の出版社でした。そこから、1983年に「株式会社ゼンリン」に社名を変更し現在に至ります。

▼事業内容
ゼンリン社が提供するサービスは多岐に渡ります。

IOTソリューションや、3Ⅾ時空情報システムなど地図データと最先端の技術を掛け合わせたサービスを提供しています。

IOTソリューションでは、マイクロMaaSソリューションを提供しており、マイクロエリアの移動経路を地図で可視化するサービスを開発しています。

▼最近のニュース


MONET Technologies株式会社

▼会社概要

MONET Technologiesは「モビリティサービスを通じて人々の暮らしをもっと豊かに」を掲げ、地域の課題解決や発展に役立つ各種MaaSサービスを開発・提供しています。

▼事業内容

同社が提供するサービスは

・オンデマンドサービス
・医療MaaSサービス
・行政MaaSサービス

の3つです。

医療MaaSサービスと行政MaaSサービスは、移動に不安を抱えている高齢者を対象にしており、高齢者が医療サービスや行政サービスを気軽に受けられるようにしています。

▼最近のニュース


株式会社ティアフォー

▼会社概要

ティアフォー社は、「創造と破壊」をミッションに掲げる、MaaSスタートアップです。

▼事業内容

ティアフォー社はオープンソースの自動運転OS「Autoware(オートウェア)」を開発しています。同社が開発するオープンソースにはセンシング技術や、地図データ、位置測定など⾃動運転を設計する上で必要機能が多く備わっています。

▼最近のニュース


株式会社スマートドライブ

▼会社概要

スマートドライブ社は、”移動の進化を後押しする”を掲げ、モビリティに関するデータの利活用にフォーカスしている、モビリティカンパニーです。

▼事業内容

スマートドライブ社は、データの蓄積・分析・活用を可能にするモビリティ―データプラットフォームを開発・提供しています。

デバイスデータや・センシングデータを連携させることで、ビックデータを構築。それらのデータを分析することで、乗客の輸送や車両の走行などにおける課題を発見・解決に貢献します。

▼最近のニュース


まとめ

いかがだったでしょうか。今回はMaaSの中で「プラットフォーム/インフラシステム開発」のカテゴリーからベンチャー/スタートアップ企業をピックアップしご紹介しました。

これらの分野では、MaaS領域のプラットフォームでは、それぞれの機能やデータを連携することで、全体最適や、効率的なデータの収集・分析・活用を実現しようとする動きが起こっています。

その中でも、事業者を移動販売事業者や医療・行政、観光事業者など異なる事業者に向けてサービスを展開するなど、どの事業者に向けてサービスを展開するのかにも企業の違いが出ています。

また、データの利活用や自動運転に特化したサービスなどはこれからの活躍に期待です。

最後に。。。

弊社では、転職前にベンチャー適性がわかる診断サービス「PreVenture」も運営をしています。40問の質問に答えるだけでベンチャー企業への適性診断を無料で受けることができます。ベンチャー/スタートアップ企業で働くことに興味がありましたらぜひ参考にしてみてください!


この記事が参加している募集

業界あるある

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?