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第17回 嵐吹くこの街がお前を抱く(大澤→丸山)

丸山さんこんにちは。台風来ていますね!実は北海道にも17日にかけて接近するらしくて。お盆明けに大阪出張があるので、あんまりずれなきゃいいなという思い。皆さんの被害が大きくならないことを祈ります…。

さて、先週は宿題にお答えくださりありがとうございました。そうですよね、丸山さんはKPIを組む方なのでした!!可視化し、細分化し、行動を積み重ねる。まさにまさにです。目標を立てても、実際どうしたらそれが達成できるのか?まで考えている人は少ないですよね。

ふと思うのが、そういうKPIを細分化して日々に落とし込むツールがあったらいいのになと。手帳とか!アプリとか!私はいいツールがあると途端に頑張れるタイプなので、毎年手帳に迷っています。いいのが来年もあるといいなあ。ぜひ丸山さん、オリジナルKPI手帳作ってください(笑)

お金を見直すことは自分を見つめること

最近の私といえば、部屋の片づけとお金の管理を見直しています。これがめちゃくちゃつらい。浪費家で買い物大好きな私が、レシートを見返してお金の使い方を見直す。こんなに自分のだめさを突き付けられる作業はありません。

そもそも私はオンとオフの切り替えが苦手で、ストレス発散法がないんですよね。買い物と食べることに依存しすぎていました。お金を使うことに幸せを感じていたんです。

それに、手元に既に十分なほどにものがあるのに、素敵なものを見つけるとすぐに買ってしまう。でもすぐに飽きてしまって同じことの繰り返し。これではお金はすぐに無くなりますし、物が増える原因になりますよね。

手元にあるもので心豊かに生きる

私はわたなべぽんさんのエッセイ漫画が好きでよく読んでいます。その中でもこの本にかなり衝撃を受けて。

この方の買い物の仕方が、私とまるで同じだったんですよね。

自分の「空っぽさ」「駄目さ」を埋め合わせるために、素敵な物を買って「できた気分になる」。でも結局自分は成長していないので、また別な素敵な物を買ってしまう…これは私やん!!と。

…でも、このわたなべぽんさん、自分と向き合って、「どうしてこんなことになってしまったのか」を探るのがとても上手なんですよね。紐解くのが上手い。可視化し細分化するって、まさに丸山さんのいうKPIの設定にも通ずるものがあります。

私はすでに素敵な物をたくさん持っていて、それだけで十分素敵な人生を生きることができる。博物館と欲望が自分の制作のテーマなのであまり締め付けはせずに、本当に自分がお金と時間をかけたいところに投資できるように行動していきたいです。

でもやっぱりそのためのツールが欲しい

とはいいつつ、まず何から始めたらいいんだろう?という一歩を踏み出すのはめちゃくちゃ大変ですよね。特に「駄目な自分」が露わになるので、そんな自分に押しつぶされないように心を保つのでいっぱいいっぱい。次の一手を考える体力がないのに困っています。

そのためにファイナンシャルプランナーさんや、中小企業診断士さんとかがいらっしゃるのでしょうけど、依頼するお金もないしな…という状態。やっぱり!そういう手帳が欲しい!!お金系の手帳とか来年出ていたら頼ってみようかな…。

そんな感じで丸山さんへの来週の宿題です。お金の使い方で気を付けていることはありますか?というもの。ぜひご興味がございましたらご教示ください!

お盆が過ぎたのに涼しくならない札幌より 大澤夏美


丸山晶崇(株式会社と)
東京都生まれ。デザインディレクター/グラフィックデザイナー。2017年に株式会社と を設立。地域の文化と本のあるお店『museum shop T』や、千葉市美術館ミュージアムショップ『BATICA』など、ショップの企画・運営もしている。アート関係の仕事や地域の仕事を進めると共に、公開制作・展示・アーティストとの共同企画など幅広い活動を続ける。「デザイナーとは職業ではなく生き方である」をモットーに、デザインを軸にしたその周りの仕事を進めている。長岡造形大学非常勤講師。

大澤夏美(ミュージアムグッズ愛好家)
1987年生まれ。札幌市立大学でメディアデザインを学ぶ。在学中に博物館学に興味を持ち、卒業制作もミュージアムグッズがテーマ。北海道大学大学院文学研究科(当時)に進学し、博物館経営論の観点からミュージアムグッズを研究し修士課程を修了。会社員を経てミュージアムグッズ愛好家としての活動を始める。現在も「博物館体験」「博物館活動」の観点から、ミュージアムグッズの役割を広めている。 


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