就活用ポートフォリオの目的とは!?
こんにちは。
この記事から、ポートフォリオ制作の本題に入っていきましょう。今日はその前段として、ポートフォリオの目的を明確にしようと思います。
ポートフォリオの目的とは?
ポートフォリオとはいったいなんなのでしょう?
ポートフォリオという言葉の意味はたくさんありますが、私が使う「ポートフォリオ」の言葉の意味は、
・デザイナー志望の就職/転職活動に使用する書類
・自分の技術、能力、人柄、趣味嗜好などを他人に伝達するツール
・志望している組織の選考担当者がターゲット
と定義づけています。
本当にわかってますか?
「そんなの当然じゃね?」っていう声が聞こえてきそうですが、実はこの目的をきちんと理解している人は少ないです。非常に少ない。
考えてみれば当然です。
2年制の専門学生であれば、高校を卒業してたった1年ほどで就職活動が始まりますし、美大生は自分の表現に挑戦していれば時間はあっという間に経つ上に、作品とポートフォリオは全く違うアプローチでつくらなければいけません。
ポートフォリオの意味など考える間もなく、作り始めなければいけない状況が生まれていますし、ポートフォリオを見てきた中でそういう迷いを感じることも多いのです。
ポートフォリオは「作品集」ではない
ポートフォリオとは、就職活動に使うという明確な目的を持つ書類です。
今まで作ってきた作品を入れて終わりになっていませんか?
学校の課題を入れて満足していませんか?
自分の作ってきた作品をまとめて自己満足したいのであれば勝手に作って家に置いておいて、たまに見返してニヤニヤしてれば良いんです。
ポートフォリオは、自分の入りたい組織の選考者、つまり決断を下す裁量を持つ人に対して、自分という人間がどういう人間かを伝えるためのコミュニケーションツールなんです。
このサイトでは主に文字というツールを使ってポートフォリオに関してお伝えしていますが、皆さんはポートフォリオというコミュニケーションツールを使って、選考者に自分の事を伝えるのです。
次の記事から、もう少し目的をブレークダウンしていきたいと思います。
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