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携帯アプリから見える自粛生活における変化について考えてみました(日本編)

どうも、Leo(@LeoPorters)です。

今日は、携帯アプリから見える自粛生活の変化について、話したいと思います。
きっかけは、先日隣の駅まで食材を買いに行きましたが、たったの徒歩15分なのに、 Uber Eatsのお兄さんと4人もすれ違ったので、 自粛だから外食にも行きづらく、出前を頼む人が多くなってきたなと感じました。

ただし、本当にコロナの影響なのか、そして食生活以外他の変化はどんなものなのかを知りたくなり、 携帯アプリのダウンロードランキングを調べてみました。
※自分がiPhoneを使っているので、今回アップルストアのデータで見てみます。

さて、まず日本から行きます。

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(データ元:七麦数据 https://www.qimai.cn/ 2020/5/06)

No.1 ZOOM (分類:ビジネス)

31日連続ランキング1位、さすがZOOMです。
セキュリティーの問題など、いろいろネガティブのニューズもありましたが、 競合で言えるほどの相手がいないので、圧倒的に市場シェアが1位でしょう。 ただ、直近3カ月のデータをみると、2月25日まで100位以外でしたが、 そこから数日間だけでTOP10に入り、それ以来基本TOP10を維持しています。 (いくつの日曜日だけ、30位ぐらいになっていましたが、ビジネスようのアプリなので仕方ないでしょう。)
ですので、ZOOMが一気に成長したのがコロナの”おかげ”だといってもいいぐらい、ぴったり時系列があっていますね。

No.2 マイナポータルAP (分類:ツール)

 マイナンバーのサービスを利用するためのアプリです。
ずっと200位前後のアプリなのですが、4/21から突然TOPに入り、GW中はずっと2位でした。 まあ、言うまでもなく、あの10万円を受け取るためのダウンロードですね。

No.3 Amazonプライム・ビデオ (分類:エンターテインメント) 

ビデオ系アプリです。想定内のランキングです。
自粛しているから家でビデオを見るしかないから、 ダウンロードが増えるのが当たり前だと思っている方が多いでしょうが、 直近3カ月のデータを見ると、ほとんどTOP10でした。(11位になった日が2回だけあったが)
コロナの影響でアマゾンが成長しているといっている人が多いものの、 実データを見るとそうではないことが分かります。コロナがあるかあるまいか、アマゾンは強いです。 コロナでさらに強くなったかもしれませんが、もともと強いです。 アマゾンさんにリスペクトです。
同じエンターテインメント系のアプリがそれ以外もいくつがあり、 No.6 InstagramNo.7Amazon MusicNo.9YouTube、いずれもコロナの前からTOPランキングのアプリです。
コロナと関係なくエンターテインメントの流れはすでにこうなったでしょうね。 これから5Gが登場されたらますます成長していくでしょう。

No.4 Uber Eats (分類:飲食)

冒頭に出たUber Eatsです。
直近3カ月のデータをみたところ、もともとTOP20以内のアプリでしたが、 4月から利用数がさらに増えた、TOP5に入るようになりました。
同じ種類のアプリ、出前館(No.8)はずと200位以下でしたが、4月から徐々に伸びていて、 GW中ようやくTOP10に入りました。 飲食店の皆さんが厳しくなっているニュースと合わせると、 今回出前サービスが成長したことは確実でしょう。 いろんな意味でよい変化だと思いますので、コロナ後もぜひ頑張ってほしいですね。

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No.5 PayPay 

これが一番よくわからなかったアプリです。
TOP10に入ってはいるものの、実は4月以降ダウンロード数が減りつつあるのが現実でした。 在宅しているからインターネットでものを買うしかないので、キャッシュレスが進化していくはずで、 どうやらあまり伸びてないみたいですね。

その理由はさまざまですが、今日ニュースで出たのが、 飲食業の皆さんが資金繰りに困っていて、オンライン支払ですと、受け取りまで数日かかるので、 なるべく現金決済をお客様にお願いしているようです。

元々PayPayの戦略ではクレジットカード対応しない店がターゲットだったので、ある程度関連姓がありそうです。 数日かかってから受け取るなら、クレジットカードとなんの違いもないですからね・・

ちなみに中国のキャッシュレス決済アプリは、購入されたものがユーザにが届いたら、すぐに事業者に入金される仕組みです。この辺の仕組み強化に期待したいところです。

指摘をいただきまして、「ダウンロード数は利用数と必ずしも比例にならない」、「PayPayは店頭決済メインだから、コロナの影響で減るのも当たり前で、キャッシュレスの進化と関係ない」。
その通りですね。

それを検証するためPayPayのことをさらに調べてみましたが、残念ながら決済総額は見つかりませんでした。 しかし、PayPay直近のプレスリリースからすぐ分かりますが、PayPay社もこのトレンドを理解しており、オンライン決済を増やそうとしています。

Uber Eatsとの連携、配車アプリDiDiとの連携、Yahooショッピング、PayPayモール、たくさんのオンラインサービスと連携し、オンライン決済を強化しようとしていますね。

ぜひぜひ、たくさん連携して生活のすべてが一つのアプリからできるようにしていただきたいですね。

No.6,7,8,9はスキップ

No.10 クラシル-レシピ動画(分類:飲食)

外食に行けないから自炊する人が増えたからでしょう。
人気のアプリではあるものの、コロナ前では100位も入れないアプリです。

3月以降は増え始めて、GW中にようやくTOP10。 これは間違いなくコロナの影響でしょうね。 まあ、自炊は健康的で節約ですし、皆さん一緒にやりましょう。

以上がTOP10のアプリでした。

一部のものがコロナの影響ですが(マイナポータルAPなんかは、その最たるものですが、一時的な需要であることは間違いないです。)大半は従来の顔ぶれでした。

ですので、きょうのまとめとしては、 コロナの影響で世界が変わったのではなく、一部の特需以外はもともと変わりつつあったものだけかも知れません。5G後のサービスについて良く世界を見ておくのも大事だなと思います。

 日本だけでなく、アメリカ&中国のランキングもチェックしてみましたので、 各国のトレンド比較は次回で見ていきいます。

  最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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