ぽんすけ

日記とか、短歌とか…?

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最近の記事

Q・B・Bチーズと怠惰な生活。

夜明けとともに 布団から起き上がると ポロっと毛布からQBBチーズがでてきた。 「え?なんで?」 と思わず声が出た。 でも、声をあげたと同時に 心の中では原因がすでにわかっていた。 またやってしまった。 また、やってしまったのだ。 お察しの通り、私は無類のチーズ好きで、冷蔵庫には数種類のチーズが常備されている。 特にお気に入りなのはカマンベールチーズなんだけど、お値段も少し張るので、100円で買える「Q・B・Bチーズ」は私の強い味方だった。 Q・B・Bチーズでも特

    • 緑色の透視。

      先週、 髪の毛を緑色にした。 とても気に入っている。 青がかった緑色で、深海の色のよう。 ハリボーのグミにも似ているかも。 透明な緑色。 行きつけのスーパーでは見られる回数が増えて、少し恥ずかしいけれど、 部屋の鏡でこの緑に出会うと「おおっ!」とビックリしながら、嬉しくなる。 スーパーの帰りにお花屋さんで、黄色いかすみ草と、ピンク色のチューリップにも出会ったので、その鮮やかな色に惹き付けられるようにレジへと向かった。 お気に入りのものに囲まれると嬉しい。 どう考えた

      • 【2023】自選短歌。

        2023年に作った短歌から、 自分で選んだベスト作品を。 まだまだ下手くそだけど、 思い出として、残しておこう。 はじめて短歌に出会って、 いろんな歌人さんの言葉に背中を押された。 31音で、さっきまでとは違う世界になる。 ほんのちょっぴり。 そのささやかに世界を変える言葉が好きで。 はじめていろいろ作ってみて、 楽しくもあり、難しくもあった。短歌。 全然思い通りには詠めない短歌だけど、 ますます好きになった。 そして短歌って、日常のふとした気持ちや風景を切り取ること

        • 花は枯れて、趣味は増える。

          花を毎週買う生活を始めてみた。 きっかけは、 「かっこいい大人がみんな花を買っていた」 から。 お洒落な美容室のお洒落な店員さんが、 「私、毎週末、お花を買ってるの」 と話しかけてきた時、 「絶対、嘘や」 と思ってしまうほど、ひねくれていた若き頃の私は、大人になり、毎週末花を買うようになった。 そして、私が憧れる素敵な大人も やっぱりみんな花を買っている気がする。 でも、今ならわかる。 お花はイキるために買うものじゃない。 なんか、やっぱりそう、生命なのだ。

        Q・B・Bチーズと怠惰な生活。

          【感想】東京ヒゴロ‪🦜‬

          文鳥の表紙が気になって 本屋さんの漫画コーナーから1冊の本を 手に取った。 「東京ヒゴロ」松本大洋 漫画の編集者の塩澤さんが30年間務めた出版社を辞めることから物語はスタートする。 漫画が大好きで 生き甲斐だった編集者が どうしてその仕事を辞めてしまうのか? その後編集者の塩澤さんは、 大好きな漫画を作るために 自らが漫画家の元へ出向き、 自分が好きな漫画家だけを集めた オリジナルのコミックスを制作するために奮闘する。 「東京ヒゴロ」 とてもよかった。 めちゃめ

          【感想】東京ヒゴロ‪🦜‬

          【短歌】よーい、

          この1ヶ月で作った短歌です。 はじめて短歌に出会い、 楽しくて楽しくて、 気付いたらたくさん作ってました。 その中から自選11首。 お好きな短歌があれば 教えてもらえると嬉しいです( ¨̮ ) ▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▶ 夢みたい、スパイダーマンが浮き出てる 手を繋いだらメガネ越しの嘘 この曲が終わったらまた前を向く ライブハウスの耳鳴りを背に かわいいね 言葉は上書き保存で 減速してぼくに捕まる 枯れていく紫陽花の青澄んでいて 暑中見舞いのウェルチが

          【短歌】よーい、

          独り言カルタ。【た~ん】

          独り言をカルタにする遊び。 本当にただの独り言。 あ~さ、編は こちらを見てね! ではでは、ごゆっくり。 た たまには行こうよおんせん県 別府湯布院にin ち ちよこれーとで周る青春18切符 つ つまらない過去は捨てたつもりだけど、スパイダーマンに乗れない未来は捨てられない て てめぇと呼ばれた日に買った酒がまずい と 豊臣秀吉が築けなかったユニバ な 仲良くなった途端、 トタン屋根に住み始めた友人 に 認可されていますの文字を疑う自分 ぬ ぬいぐるみと喋る人特集に載

          独り言カルタ。【た~ん】

          ダンスダンスダンス!

          世の中はダンス・ダンス・ダンス! 私はダンスができない。苦手である。 どれくらい苦手かと言うと、 ダンスの授業の期間だけは 体育の成績が2になる。 私が踊っているダンスより、 みんなの動きの方が速い。 つまり私はワンテンポ遅い。 でも、世の中はダンスダンスダンス。 インスタグラムでも 大バズりしているのはダンス動画。 TikTokはそもそも踊れないと話にならない。 YouTubeでの「踊ってみた」は不動の人気がある。 「踊っていられない」は 見向きもされないのだ。

          ダンスダンスダンス!

          本性を本音でひた隠す。

          春は欲しい本がたくさんだ。 又吉直樹さんの最新エッセイ 「月と散文」 とても楽しみにしていた作品。 泣きながら 噛み締めながら読んでいる。 最高だ!!!! 春にぴったりの作品。 桜を見ながらビールを飲みながら てりたまを食べながら、暖かい日を過ごしたい。踊りたい。 頭の中では独り言がうるさい。 春だから。はぁ。 エッセイの中で、 独り言カルタが出てきたので、 私もやってみた独り言カルタ。 言葉で遊ぶのが楽しい。 あ 愛してる愛してないで始まる歌の行方 い 田舎者

          本性を本音でひた隠す。

          遠くから聞こえる、異国のイラッシャイ末世。

          夜22時、 仕事終わりに 「これからどこかご飯でも行くか?」 と盛り上がり、 数人で向かった先は、異国の食堂。 タイ料理屋さんだった。 月がまんまると光る夜、 駐車場の前には 車から降りてきた人と人。 タイ語が飛び交い、 何も聞き取れない中、 なんか楽しそうな雰囲気が伝わってきた。 数人で なんのアポも取らずにやってきた日本人を 温かく迎えてくれるタイの人。 微笑みの国というくらいだ。 笑顔が眩しい。優しい。 「イラッシャイマッセェ~イ!」 なんか嬉しい。ツとかャ

          遠くから聞こえる、異国のイラッシャイ末世。

          何者でもない人の休日、セブンのバジルブロッコリーに恋をする。

          普段深夜に眠ることが多い私が、 早朝に起きた(8時)。 朝の静かな空気。 パリッと音が聞こえてきそうな気温。 隣に住む人のドアを開ける音。 その全てが新鮮で、 朝から活動するのもいいものだな。 と思う。 怠慢な生活を背負いながら、 クラクラする頭と喉に思いっきり 水を流し込んで 顔を洗って歯を磨いて、 それでも瞼は半開きだった。 やっぱり朝が苦手だ。 さっき話したことを全て撤回したい。 私は朝が苦手です。 ずっと夜にしがみついていたい。 朝早く起きた理由は、 読書会

          何者でもない人の休日、セブンのバジルブロッコリーに恋をする。

          ありきたりな日々を、つらつらと。

          今日もありきたりな日だった。 明日からもきっとありきたりな 日々になるだろう。 いつものように オートミールに豆乳とヨーグルトを入れて、 「なんか味が薄いな」と思う。 砂糖を大さじ2杯入れると、 甘すぎるな、と後悔する。 夏にダイエットのために始めた オートミール生活は冬になっても 体重があまり変わらないまま続いていた。 もうこの朝食が定番になったから、 痩せる、痩せない、なんて関係ない。 これが私の朝食だ。 今は胸を張っていえる。春先なだけに。は? 大寒波はいつ終わる

          ありきたりな日々を、つらつらと。

          月見バーガーと散文。

          又吉さんの10年ぶりのエッセイが 発売するらしい。 その名も「月と散文」 なんとも又吉さんらしいタイトルだと 思った。 紀伊国屋書店で、 大きい看板の下で平積みにされている 大量の「東京百景」を手にとってから、 1ページ1ページ大事に読んで、 笑って泣いて、 付箋を何枚も貼った。 「ドブの底を這うような日々を送っていた」と帯にもある通り又吉さんが見た東京は苦しそうで、でもたまにその苦しさが羨ましかった。 本を100冊読んだら、 1000冊読んだら、 太宰治の「人間失格」

          月見バーガーと散文。

          土曜の朝は、ゲロだらけ。

          土曜日の朝は静かだ。 どことなく 金曜にしがみついている香りがする。 職場までの道のりには、 金曜の残り物のゲロが落ちている。 汚くて申し訳ないけど、 歩く道がゲロばかりなのだ。 ゲロを踏まないように、 イヤホンには好きな音楽を大音量で流して歩く。 でも、時間に間に合わないといけないから、少し早足で歩く。 「年中無休で生きてるから 疲れるけどしょうがねぇ」と イヤホンの中のアーティストが歌う。 私の細胞も脳内も毎日働いていて忙しい。 だから言い訳とかしても許して欲しい。

          土曜の朝は、ゲロだらけ。

          実家の猫に好かれてるなんて、嘘だったんだ。

          10月○日 実家に帰る。 久しぶりに会った実家の猫に嫌われていた。 ショックだ。 もう忘れてしまったのだろうか? 丸い目で「なんだ?」と見つめてくる。 「だいすき!」と言うと 逃げ惑う。 追いかける私、逃げまくる猫。 すぐに追いかけっこが始まった。 机の下にもぐる猫、机の下をのぞく私。 エアコンの上までのぼる猫、 エアコンの上まで手を伸ばす私。 猫、猫パンチをくらわす。 私、猫パンチをつかまえる。 猫、逃げる。 私、追いかける。 猫、シャーと怒る。 私、猫にすり

          実家の猫に好かれてるなんて、嘘だったんだ。