【2023】自選短歌。

2023年に作った短歌から、
自分で選んだベスト作品を。

まだまだ下手くそだけど、
思い出として、残しておこう。

はじめて短歌に出会って、
いろんな歌人さんの言葉に背中を押された。
31音で、さっきまでとは違う世界になる。
ほんのちょっぴり。
そのささやかに世界を変える言葉が好きで。

はじめていろいろ作ってみて、
楽しくもあり、難しくもあった。短歌。
全然思い通りには詠めない短歌だけど、
ますます好きになった。

そして短歌って、日常のふとした気持ちや風景を切り取ることができて、写真みたいだとも思った。

またいっぱい作りたいな。
これからも。

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朝焼けのトースターからパン転ぶ「まて」を忘れてつきささる指


サクラ味食べたことないきみの目にフラミンゴを見せてやる どう？


ブックエンドって世界の終わりみたい好きな作家の訃報が鳴って


息をする あなたの分も生きたくて深夜3時の無糖のコーヒー


疑わず夕陽を綺麗と思うことわたしはずっと甘えてばかり


じゃあまたね、映画のような憧れをきみに託して改札をでる


この街を照らし出す月耳元でこれからのことそっと教えて


この曲が終わったらまた前を向くライブハウスの耳鳴りを背に

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