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脱日本放浪記(尾中 泰)
2023年6月6日 17:58
息子の進路相談相手になった時でした。コミュニケーション専攻の息子は、「常に人と直に接する仕事をしたい〜」と漠然と思っていました。小学5年で渡米してすでに10年。将来はここアメリカで働くか日本に帰るかの質問には、即答で日本という答えが返ってきました。俺が、俺が・・・と常に前に出ていきながら自己主張していかないといけない米国には疲れていたようです。それは個性もあるので良いとして、では「日本で何をし
2023年5月17日 16:06
初めての就職からその後続く転職時で常に頭にあったのが、「鶏口となれども牛後となることなかれ」でした。50歳で起業独立し、一国一城の主になりましたが、規模の大小関係なく責任が全て直接肩に乗り掛かってきます。組織におんぶに抱っこされてついて行くだけで許されるのであれば、尻尾の方が気楽です。鶏口になるには「責任」を取る覚悟があるか?前回でも触れましたが、この言葉が核心をついています。
2023年5月16日 16:28
帰国した6月末には、世間一般でいわれる就活から大きく出遅れていました。しかも、1年間不在中の専門課程単位を卒業までに取得できないと留年になるので忙しい日々が始まりました。就活ではある教授から松下電器を就職後2〜3年後に南米赴任承諾が条件で紹介を受けていましたが、日本の大学生活を3年間で卒業する事に中途半端な気がして大学院に進む事を考え始めました。当時国際法を教えられていた大内教授は、西南学