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文章を書くのが大好きです。 エッセイ【よもやま子育て話・三匹の愛犬・おでかけ倶楽部】・…

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文章を書くのが大好きです。 エッセイ【よもやま子育て話・三匹の愛犬・おでかけ倶楽部】・ショートストーリーなど書いています。

マガジン

  • おでかけ倶楽部

    隔週土曜日はプチ旅行、年に2回はしっかり旅行。 人生を精一杯楽しみたいというモットーを貫くために 『おでかけ倶楽部』発足しました。 おでかけの様子をまとめた旅行記です

  • ショートストーリー

    プチ旅行で見た景色、感じた気持ちを思い出し書き綴ったショートストーリーです

  • エッセイ

    ふと思ったことを書いてみたり、 人生を振り返って思うことや、忘れたくない言葉など色々書き綴ったエッセイです

  • 【エッセイ】よもやま子育て話

    逃げ出したいと何度も思った子育ても、今思い返せば懐かしく笑って話せる。 そんな忘れたくない懐かしい子育ての日々を書いたエッセイです

  • 【エッセイ】三匹の愛犬

    ヨーキーの老婆犬、プリンちゃんとランちゃん。ミックスの成犬ポンちゃん。 三匹の愛犬(時々 初代犬チョコちゃんも)とのドタバタな日々を綴ったエッセイです。

最近の記事

大塚国際美術館【陶板名画の世界】             【エッセイ】おでかけ倶楽部#6

クリスマス、年末、年始、、、 師走からの慌ただしさがようやく終わって 『さぁ、お出かけだぁ』 と胸高鳴る1月に 10年に一度の大寒波が襲来ーーー おでかけ倶楽部活動日の早朝に 想像を上回る大雪で活動が中止になりましたーーー 「なんて日だぁーー」と叫んで なんとか気持ちを立て直したけれど、、 その後も二回連続、私用で活動に参加できず ようやく よーやく お出かけできましたぁ 今回は、車で約3時間 徳島にある『大塚国際美術館』へ 弾丸日帰り『名画鑑賞旅行』に行ってきました

    • 車夫さんからもらった『夢』の意味       【ショートストーリー 5】

      『思い出に残る旅BEST5』に入るだろうという予感に 心弾ませながら約束の広島駅に向かった 大学入学とともに一人暮らしを始めた娘との二人旅はこれが二回目だった 素敵な旅になるかどうかは 行先はもちろんだけれど 一緒に行く相手と天気も大きく影響すると思う 今回はすべてが理想通りだった 世界遺産の宮島は一度訪れたかった場所だし 一人暮らしを始めた娘とは程よい距離間で最近仲良しだし 何よりも真っ青に晴れ渡った最高のお天気 「これはもう『思い出に残る旅』の上位に食い込むこと間

      • 崇高で威厳に満ちた愛らしい安芸の宮島   【エッセイ】おでかけ倶楽部#5

        日本三景の一つ『安芸の宮島』(厳島)に行ってきました 宗像三女神が祀られており 島全体が神の島として崇められてきた宮島(厳島)は 神聖だけどおとぎ話のような懐かしく愛らしい島でした 広島県JR宮島口から徒歩5分のフェリー乗り場からフェリーに乗ります 宮島にある宮島桟橋まで約10分の船旅です(大人180円小人90円) フェリーは乗用車乗り入れ可能です 駐車場は宮島口駅周辺にコインパーキングが沢山ありますし 宮島桟橋すぐにもあります 仕事を終えて出発したので到着は夜でした お

        • 思い思いに応える景色        【ショートストーリー3】

          瑠璃は一人ここを訪れた 見事な紅葉を求めて訪れた他の参拝者と共に 山門をくぐり参道を進んだ そこには賑やかな参拝者の声をかき消す静けさがあった 幾つもの時代をただ静かに佇んでいたであろう力強い静けさだった 瑠璃は参道の先にある数寄屋造りの建物を前にして 『入り口に足を踏み入れる前に  気持ちを入れ替えなければならない』 と思った ゆるぎない静寂と趣深い建物がそう思わせた SNSでよく見かける見事な紅葉を楽しみにここに来たけれど そんな浮かれた気分ではダメだ ここは静か

        大塚国際美術館【陶板名画の世界】             【エッセイ】おでかけ倶楽部#6

        • 車夫さんからもらった『夢』の意味       【ショートストーリー 5】

        • 崇高で威厳に満ちた愛らしい安芸の宮島   【エッセイ】おでかけ倶楽部#5

        • 思い思いに応える景色        【ショートストーリー3】

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        • おでかけ倶楽部
          8本
        • ショートストーリー
          5本
        • エッセイ
          15本
        • 【エッセイ】よもやま子育て話
          17本
        • 【エッセイ】三匹の愛犬
          4本

        記事

          黄金色のベールに包まれて     【ショートストーリー4】

          まるでフランス映画のワンシーンのような 美しいメタセコイア並木は 遠近法で描かれた絵画のようで吸い込まれそうだった 果ての消失点までは3㎞ほどあるだろうか 真っすぐに伸びた一本道を 両側から覆うように伸びたレンガ色の枝葉が 陽の光を浴びて黄金色に光り輝いていた 枝葉が日差しを遮りほの暗くなった一本道を歩いていると 柔らかい黄金色のベールに ふわっと包まれているかのように心が落ち着いた 玖々実は今日会社をずる休みし 車を走らせここにやってきた 玖々実には学生時代から定期

          黄金色のベールに包まれて     【ショートストーリー4】

          黄金色に染まるメタセコイア並木      【エッセイ】おでかけ倶楽部#4

          久しぶりに平日のお休み。 お天気が良かったのでずっと行きたかった 滋賀県高島にある『メタセコイア並木』を見に行ってきました 京都方面からだと 名神高速道路・京都東インターから琵琶湖の西岸を走ります 西大津バイパス→湖西道路→国道161号線を北上します カーナビに「マキノピックランド」と設定して 西大津バイパスから約80分で到着です 湖西道路(国道161号のバイパス道路)は平成17年より無料開放された とても走りやすい道路です 琵琶湖に浮かぶ白髭神社の大鳥居が見えてきます

          黄金色に染まるメタセコイア並木      【エッセイ】おでかけ倶楽部#4

          錦織なす八瀬の名刹『瑠璃光院』      【エッセイ】おでかけ倶楽部#3

          紅葉の名所としても名高い京都・八瀬の名刹『瑠璃光院』 11月26日(秋の特別拝観)に行ってきました 毎年、新緑の美しい春と紅葉の鮮やかな秋に特別公開される名庭です 特に書院二階から眺める紅葉の美しさとそれが写経机に映り込む様は見事だと聞いていたのでとても楽しみでした 『瑠璃光院』には駐車場がなく周辺にある小さな駐車場もすぐに満車になるということだったので宝ヶ池にある『子供の楽園駐車場』に停め徒歩5分ほどの叡山電鉄宝ヶ池駅から電車で向かいます 小さな宝ヶ池駅のホームにに入

          錦織なす八瀬の名刹『瑠璃光院』      【エッセイ】おでかけ倶楽部#3

          武骨で男前な鉄橋を走るポンコツ列車     【ショートストーリー 2】

          「『50代が一番楽しい』って 女優さんなんかが言っているのをよく聞くけど」 「55歳になった今なんとなく分かるような気がする」 一線を退いてもなお威厳ある姿で佇む 『第二武庫川橋梁』を見上げながら知美は言った 「子育ても終わって自分の時間ができた的な感じ?」 萌は興味があるように聞いてきた 「勿論それもあるけど なんていうか  自分の内側に目を向けられるようになったっていうか  求めるものの本質が変わったっていうか」 長い年月の経過を物語る錆と剝がれが 武骨で不愛想な

          武骨で男前な鉄橋を走るポンコツ列車     【ショートストーリー 2】

          武田尾廃線ウォーク        【エッセイ】おでかけ倶楽部 #2

          『スタンド・バイ・ミー』に憧れて ずっと行きたかった廃線ウォークに行ってきました 武田尾廃線ウォーク (JR福知山線廃線敷) 全長約4.7㎞ 所要時間約2時間のプチ旅行! 現在のJR福知山線【西宮名塩駅or生瀬駅】から【武田尾駅】間に 残っている旧JR福知山線廃線敷を歩きます 【西宮名塩駅or生瀬駅】方向から歩くか 【武田尾駅】方向から歩くか悩みましたが 歩いた後に武田尾温泉にある足湯に入りたかったので 【西宮名塩駅or生瀬駅】方向から出発することにしました JR西宮

          武田尾廃線ウォーク        【エッセイ】おでかけ倶楽部 #2

          イソヒヨドリからのプレゼント     【ショートストーリー 1】

          「うっざぁ」 「あいつ マジでヤバ」 朝の冷たい空気に肩をすぼめ教室に向かっていた雄太は 晩秋色に色褪せた寒々しい裏庭に教官の姿を見た 自作らしき止まり木を立てようとしている教官の姿を見て ここ最近の教官の不可解な行動の理由に気づき 無性に腹が立った それが自分のためにしてくれていると分かって 二週間前に感じた恥ずかしさを思い出し 尚更イライラした 自分のために止まり木を作ってくれた教官に対して 本当は腹を立てているのではないと分かっているが 素直に喜ぶことが恥ずかしくて

          イソヒヨドリからのプレゼント     【ショートストーリー 1】

          奈良まち散歩と旧奈良監獄見学          【エッセイ】おでかけ倶楽部 #1

          2022年11月活動開始 おでかけ倶楽部#1 初回のおでかけは 「奈良まち散歩と旧奈良監獄見学」です おでかけ倶楽部の活動開始予定は11月でしたが 旧奈良監獄の見学が10月いっぱいで終わってしまうと知り 初回活動日を10月27日に繰り上げてのスタートとなりました 大仏造立の立役者である行基菩薩像のある近鉄奈良駅から 大通りの喧騒を抜け細い路地に入っていくと そこには『古都奈良』にお似合いな静謐な時間が流れていました 古い町並みの中に 時が止まったかのような場所が残って

          奈良まち散歩と旧奈良監獄見学          【エッセイ】おでかけ倶楽部 #1

          アドバイスを実行して学力アップ   【エッセイ】よもやま子育て話17

          今の時代がそうなのか 住んでいる地域がそうなのか 塾に通い始める年齢が早いことに驚きます 夕方になると いくつもの塾の送迎バスが行きかい 小学生の子供たちが 塾のカバンを抱えて あっちにもこっちにも 集まっています 私自身は学習塾に通ったことが無いし 小学生の歳から通っている友達はいませんでした そのせいか自分の子供を小学生のうちから 学習塾に通わせることに抵抗があり 周りの流れに逆らって 塾でお勉強するより外で思いっきり遊ばせたい と思っていたのです 願い通り息子も

          アドバイスを実行して学力アップ   【エッセイ】よもやま子育て話17

          中学生と小さなラスボス        【エッセイ】よもやま子育て話16

          ピピピピ ピピピピ 朝7時 目覚ましの音が鳴り響き 一度目のアラームで  息子が下りてきます 「おはよう」 リビングのソファーに倒れ込み 軽い二度寝を始めます 10分後 ピピピピ ピピピピ 三度目のアラームで 娘がごそごそと起きだす音が聞こえてきます これが 子供たちの一日の始まりです 我が家のリビングには 狭い座面と直角についている背もたれのせいで とても座り心地・寝心地の悪いソファーと 座り心地を確かめて購入した とても快適なソファーがあります 処分が大変

          中学生と小さなラスボス        【エッセイ】よもやま子育て話16

          殿も姫も素敵な人間ですがなにかぁ     【エッセイ】よもやま子育て話15

          今思い返すと もっと じっくり味わいたかったなぁと思うのです 生まれたての赤ん坊から 少しずつ成長していく姿に一喜一憂し 泣いて笑って喧嘩して 子供と一緒に過ごした あの かけがえのない時を 当時の私には 子育てを楽しむとか味わうという余裕はなく  無我夢中で過ごしていたのです 一番しんどかったのは 思い通りに進まない子育てではなくて 思い通りに進まない子育てに対する 周りからの言葉や視線でした ○○ちゃん(よその子)はもうこんなのができるんだね とか そろそろ○○

          殿も姫も素敵な人間ですがなにかぁ     【エッセイ】よもやま子育て話15

          あっぱれ あっぱれ な二人の子供        【エッセイ】よもやま子育て話14

          娘が小学校3年生の時 学校から帰ってくるなり 「これに ド レ ミ 書いてー」 と楽譜をピラピラさせて言いました 来月行われる音楽会のピアノ伴奏の オーデションを受けるというのです 娘の通う小学校では 音楽会のピアノ伴奏者を 毎年 希望者の中から オーデションで決めます 勿論 『ド レ ミ を書いて―』と言うくらいだから 娘は楽譜がよめません(;^ω^) 「えっ オーデション受けるの?」 「うん 受ける」 「りりな ピアノ弾けへんやん」 「弾けるでぇ」 彼女の

          あっぱれ あっぱれ な二人の子供        【エッセイ】よもやま子育て話14

          大切だけど恐ろしいタイミング          【エッセイ】よもやま子育て話13

          生まれたばかりの赤ん坊を 一人前の人間に育てるために お父さんやお母さんは 日々奮闘しています 社会で生きていくためのルール 社会を生き抜く力 思い遣りの心や 感謝の心 個々の違いや 自分の本質 自分も含め『人』を大切にすること 子どもに伝えたいことや身につけて欲しいことは山ほどあって  思うように伝わらないもどかしさに ≪なんで分かってくれないの≫ と苛立ったり 感情的になって声を荒げた自分を責めてしまったり 子育てって本当に大変だなぁと思います 二人の子供が大きく

          大切だけど恐ろしいタイミング          【エッセイ】よもやま子育て話13