【短編小説】どうにかなっちゃった
(ハンドルネーム「てるわか」から送られてきた、TwitterのDMより)
「Sさんへ。本当にごめんなさい」
「私は……あなたの絵が好きだったので、きっとみんなも気に入るだろうなと思っていました」
「確かに少し暗くてシリアスな絵ですけど、そんなのpixivにもTwitterにもたくさんあるじゃないですか」
「最初は……ネットに絵を上げるのを怖がっていましたね。もしも悪口が来たら、どうなっちゃうか分からないって。震える声でそんなことを……でも私は、Sさんの絵が評価されるって……