やりたいことやってたらずっと楽しい？
だれかが言っていました。
「やりたいことをやっているから楽しいことばかりだ。」と。
私は高校生の頃に思った「やりたいこと」に向かって、今のところはその方向で進むことができています。
【この道に進むきっかけ・記事】
しかし、「やりたいこと」が「楽しいこと」というのは個人的には違って、≠ノットイコールまたは≒ニヤリーイコールであると思っています。
「やりたいこと」の中には、そのやりたいことを実現するために必要な積み重ねや試行錯誤、付随する行動が必要になります。
これらを楽しくないこととして認識しているわけではありませんが、楽しいことという枠組みには入らないものもたくさんあります。
だれかが言ったその言葉は、言葉足らずだったのかもしれませんし、楽しいとは別のものが目に映らないほど楽しいが輝いていたのかもしれません。
私がこの道を選んだ理由は、自分自身ができなかったこと、苦しかったことをどうにかしたいという想いが根本にあり、得意なことを選んで進みだしたわけではありません。
だからこそ、「できない」と、「苦しい」と感じながらも踏み出そうとしている人の力になれればと思っています。
それがさらなるパフォーマンス向上のための糸口なのか、無数にある選択肢を絞るための巡りとなるのか、サポートさせていただく方の目的により私の役割は変わります。
私の思う「やりたいこと」はすべてが楽しいことではありません。
ただ、その「やりたい」と、「楽しい」と思えることをするための行動をすることなく、「楽しいことばかりやっていては…。」と見切る思考に至ることは違うと考えます。
そして、積み重ね、試行錯誤の段階で「楽しい」しか生まれない「やりたいこと」は、本当の意味での「やりたいこと」とは別のもののような気がします。
大層な人生を送っているわけではありませんが、1人1人のクライアントと向き合い、自分自身とも向き合い、責任をもって歩んでいるつもりです。
数年前は「やりたいことだから楽しい！」と自分にすら嘘をついていました。
今は楽しいとは別のものも含めて「私のやりたいこと」なのだと言えるようになりました。
言葉にすると大した違いはありませんが、私の中では大きな違いです。
これからも一歩一歩踏みしめて、歩んでいきます。
こんな考えなくても、もっとシンプルな思考で生活すればいいんですけどね～。
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