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はるか

ミカンほどの大きさで、レモンのようなカラー。ちょっとだけデコポンの形にも似ているような柑橘系の果物「はるか」をご存知でしょうか。

今回は柑橘系の果物の中でも特にお気に入り、今が旬の食材についてご紹介します。


はるかとは

はるかとは、ミカン科ミカン属の柑橘類の果物で、雑柑類の一種です。

1980年に福岡県糸島市の石井徳雄さんという方が自宅の庭にて「日向夏」の自然交雑実生を発見したことから高接ぎ樹を育成するなどの過程を経て、1996年10月15日に品種登録されました。

遺伝解析によりヒュウガナツを種子親に持ち、ナツミカンが花粉親であることが判明したとのこと。

収穫時期は主に2月初旬頃から3月下旬で、福岡県以外にも愛媛県、長崎県、広島県と、年々全国の主要土地で育てられ、収穫されるようになっていったようです。

参考⇒ はるかみかん大辞典


はるかを食べた個人的な感想

約5年ほど前に初めてはるかを食べたのですが、はじめの頃に食べながら考えていたことは「これは本来すっぱい果物なのだろうか?」「今食べているものがたまたま甘いだけなのだろうか?」ということについてでした。

というのも、かつては「柑橘類」と聞けばレモンやグレープフルーツのようなものをイメージすることも関係してか、すっぱいイメージしかなかったのです。

ですが
はるかはいくら食べても甘いものしかなく、しかもしつこい甘さではなくさわやかな甘さ
なのです。すっぱさはありません。

「自然食材は当たりはずれがあっても仕方のないものだ」と思っていたところがありましたが、
はるかはおよそどこの品を購入しても味が安定している
という点にも驚きました(※個人的な感想です)。

そして専門的なサイトにもやはり
ゴツゴツとした、酸っぱそうな皮からは想像できない上品な甘さ”と記載があったので、正にそう思うといったところです。

参考⇒ みかん大辞典


食べ方

私は基本的にはるかは皮を剥くだけ。皮は捨てるという選択肢のみで食べてきたのですが、ネットでレシピを調べたところによるといくつか掲載がありました。

・皮を使用したマーマレード
・フルーツサラダ
・ゼリー

などを作っている方がおられました。

この中でも個人的に気になったのはマーマレードです。
皮はグレープフルーツ並には硬くしっかりしているため使えるのかどうか疑問でしたが、ちょっと薄めに切れば大丈夫そうですね。
※手では剥けないレベルでしっかりしているので、私はいつも身と皮の間に包丁で切り込みを入れて食べています。

ちょうど2月頃に販売が始まるので、今が旬です。
みなさんのお住まいの近隣のお店でも、もう販売が始まっているかもしれません。

商品は見覚えがあったものの、まだ食べたことはなかったという方はぜひ一度試しに買って食べてみてはいかがでしょう。

とても美味しくて私としてはお気に入りです。






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