メドゥーサ

以前 ヘビの力を借りたい という思い付きについて書いたことがあるのですが、よく考えてみるとあれは「メドゥーサ」をイメージしていたのではないかということに気づきました。

そこで今回はメドゥーサのことについてご紹介したいと思います。

メドゥーサとは

メドゥーサはギリシア神話に登場する怪物です。
ギリシア神話とは多くの神々が登場し語り継がれる伝承文化のことを指しています。

メドゥーサは宝石のように輝く目を持った美女。
その上、見たものを石に変える特殊な能力も備えていました。

しかしある日、海神ポセイドーンとアテーナーの神殿の1つで交わったことでアテーナーの頭に血が上り、髪が蛇になったあの有名な見た目に変えられてしまったのです。

メドゥーサは特に自分の髪を自慢としていたため、大切な髪に目をつけられたのだとか。

※サイトにより内容が少々異なっている部分もありましたが、およそこのような内容でした。

参考⇒ メドゥーサ、メドゥーサ（メデューサ）

ヘビの力を借りたい

ここでまた出てくるのが「ヘビの力を借りたい」という内容についてですが、「ヘビを肩に乗せるというアイデアはいかがだろうか」と以前友達に話したことについて、最近になりあることに気付いたのです。

ヘビといえばメドゥーサではないかと。

無意識だったのですが、自分の中でメドゥーサをイメージして、ヘビを連れて過ごすことを想像していたのかもしれないなと思いました。

今回改めて神話を軽く調べ直したところ、「メドゥーサには見たものを石に変える特殊な能力を備えている」ということを知り、
この力があればコミュニケーション能力も何も不要だと思いましたね。

話が合わない人物が登場したら、石にしてしまえば済みますから。（残酷ですね）

何より、私は元々メドゥーサが好きなのです。

以前、友達からミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオの展覧会に誘われた際にも「もしかしてあの有名なメドゥーサが日本にやってきたのだろうか！？」と思い、行くのを楽しみにしていました。

結局、このご時世ということもあって都合が悪くなり行くことができなかったのですが、あの時にもし展覧会に行けていたら、私はメドゥーサのグッズまで買っていたのではないかと思うほどメドゥーサを好んでいます。

話は脱線しますが、私がたまに使用しているヘアスプレーも「メドゥーサ」という名がついています。香りが結構強いので使用量にご注意を。クロエの香水の匂いに似ていると言われています。
こちらの商品⇒ メドゥーサヘアスプレー

カラヴァッジョ展(メドゥーサの作品はもちろん必須)、また日本で展覧会を開催してほしいです。

メドゥーサに関連した数少ない画像を見ていたのですが、本当に自分自身の髪の毛が全部ヘビだったら面白そうだなと思うことがあります。

ただし頭にいるヘビ1匹ずつにマウスを与えるシーンを想像すると地獄なので、あまり想像しないことをおすすめします...。

次の記事⇒ 不気味な出来事