橋本_画像1-min

マーケティングフレームワークとの付き合い方

Pomalo株式会社、プロデューサーの橋本です。好きな動物は犬です。よろしくお願いいたします。

けんすうさんの記事で紹介されている、SNS時代のマーケティングフレームワーク「DRESS」が面白かったので、そこからマーケティングフレームワークとの付き合い方について考えました。
https://kensuu.com/n/nb5a61d3dbf90

マーケティングフレームワークとは?

マーケティングに明るい方にはおなじみの言葉だと思いますが、私自身の復習も兼ね、まずはここから説明させていただきます。

そもそも英語なので、マーケティングとフレームワークに分解して英語の辞書で調べてみました。
アルクの英辞郎によると下記のとおりです。

marketing(マーケティング)
製品やサービスの市場調査・開拓を行い、販売に至るまでの一連のプロセスを指す。宣伝広告などによる市場の開拓、価格決定、パッケージデザインの選定なども含まれる。
https://eow.alc.co.jp/search?q=marketing

framework(フレームワーク)
骨組み、フレームワーク、枠組み、下部構造、骨格
構成、体制、組織、構造
https://eow.alc.co.jp/search?q=framework

つまり・・・
誰に、何を、どうやって、売るのか?ということ(マーケティング)を考えるときに、構造や枠組み(フレームワーク)を使うと分かりやすいよね。
というのが、私のマーケティングフレームワークの解釈です。

けんすうさんが提唱された「DRESS」とは?

DRESSは以下の5項目の頭文字を合わせたものです。
・Discovery(発見)
・Response(反応、共感)
・Experience(体験)
・Story(物語化)
・Share(共有)

橋本_画像2

なにを探すでもなくインスタやYoutubeなどでネットの世界を漂い、ふと見つけたものに反応し、体験する。その体験がすばらしいと、人はそこにストーリーを見出し、だれかに共有したくなる。
という一連の行動を分解し、5つの枠組みで整理したフレームワークです。

・(便利なものが溢れているから)多くの人は、もはや自分がほしいものなどを言語化できなくなっています。なので(中略)「ユーザーが自分の意思で行動して、発見してもらう」というほうが現代に即している
・物語のように生き生きとした感想が求められている

特にこの辺が今っぽいと思いました。
お客様に企画を提案するときに、こういうことを付け加えてあげると説得力が増しそうだから覚えておきたいです。

フレームワークを自分事化してみる

DRESSを理解するために、私が最近Tシャツを買ったときの行動を当てはめてみました。

Discovery(発見)
暇つぶしにインスタをダラ見していたとき、スタイリストさんの投稿で、かわいいアイキャッチーなTシャツの写真を発見。タグ付けされていた販売元ブランドのアカウントを見ると、他の商品も実に良い、気に入った!

Response(反応、共感)
Tシャツの投稿に「いいね」して、タグ付けされていた販売元ブランドのアカウントをフォロー。

いつかお店に行こうと思いつつ数ヶ月が経過・・・

再Discovery(発見)
暇つぶしにインスタをダラ見していたとき、Tシャツブランドの投稿で、会社の近くでポップアップしていることを発見。

再Response(反応、共感)
ポップアップショップに行き、Tシャツを購入。

Experience(体験)
ポップアップショップでは、Tシャツの他にも、「長州力のSNS革命」という本や、「DOG POO (犬のうんこ) 」というかりんとうなど、面白いグッズが沢山あって楽しい!
そして、Tシャツを着ていると会う人みんなに、面白いだのかわいいだの褒めてもらえて嬉しい!

Story(物語化)
探してないのにたまたま気に入ったものに出会った運命、会社の近くでポップアップという奇跡、この(よくある)偶然に、ポップアップでの体験がかけ合わさって、私の中でストーリーとして醸成される。

Share(共有)
Tシャツの話題になるたびに、このストーリーを意気揚々と人に話す私。聞かれてもないのに。終いにはTシャツ着用写真をインスタにあげ、それをブランドアカウントからシェアされたことで、ブランドへの愛が一層深まる。

発見と反応が2回ずつあったので、DRDRESSになっちゃいましたが、単にTシャツを買ったという行動でも、フレームワークに当てはめるとこのようになります。

さいごに

フレームワークを自分事化してみると理解が深まるので、知らないフレームワークに出会ったときにはやるようにしています。
理解できたら、すでに世の中に出ている企画ついてフレームワークを使って因数分解してみると、仕掛け側の狙いはここかも?と分かったり分かった気になったりします。

これを繰り替えしていると、企画を考えるときに、この場合はAとBのフレームワークをかけ合わせて考えをまとめてみよう、という自分なりの勝ちパターンができたり、いつかお客様の前で、あのバズっている企画はこういう仕掛けなんですよ〜、とドヤ顔で話せる日が来るのかもしれません。

最後までお読みくださりありがとうございました。

Pomalo株式会社 橋本二葉(犬派)


#ファッション #pomalog #ブログ #コンテンツマーケティング     #営業ノウハウ #ec #ECサイト #ECコンサルティング #ファッションビジネス #アパレル業界 #マーティングフレームワーク #コンテンツ会議 #自己紹介


この記事が参加している募集

自己紹介

コンテンツ会議