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好きなものや好きなことを気軽に書いていきたいと思います。

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    暮らしていく中でふと思うことをまとめたものです。

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最近の記事

映画『怪物』を観て(ネタバレあり)

先日、映画『怪物』を観てきた。 これは絶対にネタバレなしで観た方が良い映画だと思った。 と言うことで、ここから感想を書こうと思うが、ネタバレを含むので、まだ観ていない方はお気を付け下さい。 母親。先生。子ども。 一つの出来事が3つの視点で語られる。 視点が変わるだけでこんなにも見え方が変わるのかと驚いた。 母親のパートではとんでもない教師に見えた先生が先生の視点になった途端にその違和感に気付く。 あれ? この先生、こんなんだったっけ? そこで明かされる事実に驚いたところ

    • 大腸内視鏡検査を受けてきた

      先日、大腸内視鏡検査を受けてきた。 せっかくなのでその経験を記事にしたいと思う。 検査の内容からあまり綺麗な話は出てこないのでご注意を。 きっかけ少し前から便に血が混じり始めた。 ほっといても大丈夫かなと放置していたのだが、一向に良くならない上に便の状態も悪い。 該当する症状について調べると出てくる出てくる嫌な情報。 このままだと永遠に悩み続けることになるので、覚悟を決めて検査に行くことにした。 検査前日朝食は自由。 昼と夜から検査食。 事前診察の際に病院でもらったものを

      • コピーライター養成講座を受けてみて

        今年の3月から8月まで。 宣伝会議のコピーライター養成講座 基礎コースを受けていた。 自分にとって中々貴重な体験だったので、ここに残しておきたいと思う。 どうして受けようと思ったのか私自身は広告とは全く関係のない仕事をしている。 そんな私がどうしてこの講座を受けようと思ったのか。 理由は単純で「面白そう」と思ったからだ。 会社の帰り道、駅に貼られたポスターを見た。 「コピーライター養成講座」 いつもは一瞬見て終わるだけのポスターがやけに気になった。 気になる

        • 『大豆田とわ子と三人の元夫』

          面白かった!と最終回を見終わった後に心から言えるドラマだった。 毎週毎週、火曜日が楽しみで仕方なかった。 そして、最終回を見終わった後のこの満足感。 ここからは少しだけ最終回について感想を書きたいと思う。 母のエピソードから始まって、母のエピソードで終わるんだなと思った。 荷物の中から見つかった母の不倫相手への渡せなかった恋文。 娘と一緒にその相手に会いに行った際に現れたのは女の人で。 瞬間、「ああ、なんだ、恋文というのは勘違いだったのか」と思った自分の固定概念

        映画『怪物』を観て(ネタバレあり)

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        記事

          『ライオンのおやつ』

          末期癌で余命宣告をされ、「ライオンの家」と言うホスピスで人生の最期を迎えることにした主人公のお話。 描かれる島の光景がとても心地よく、何よりも出てくる食べ物がとても美味しそう。 毎週日曜日にはおやつの日があり、入居者が生きている間にもう一度食べたいおやつが一人だけ選ばれる。 選ばれるおやつはささやかなものばかり。 最期に人が食べたくなるおやつは高級なものでも、行列が出来る人気店のものでもなく、誰と一緒に食べたかが大切なのだと思わせてくれる。 悲しくて涙が流れるもので

          『ライオンのおやつ』

          『流浪の月』

          公園で遊んでいた小学生の女の子が一人の大学生に誘拐された。 2ヶ月間監禁され犯人は逮捕されたが、彼女は大人になった今も誘拐された彼に好意を抱いているらしい。 そう聞いたなら私は一体どう思うだろうか。 大学生に対して怒りを抱くだろうか。 少女を可哀想に思うだろうか。 本屋さん大賞を受賞したこの作品は事実の曖昧さを描いた作品だと思う。 事実と真実は違う。 最初から事件なんてなかった。 主人公、更紗のそんな言葉が強く印象に残る。 これは小説で、読者である私は文章を

          『流浪の月』

          『花束みたいな恋をした』

          「好きな脚本家は誰?」と訊かれたら一番に頭に浮かぶ人がいる。 それが私にとっての坂元裕二さんだ。 ドラマ『Woman』で知り、それから色んな作品を見た。 『わたしたちの教科書』『最高の離婚』『問題のあるレストラン』。 見る作品どれもが面白くて、見るたびに自分にとって大切な作品が増えていった。 そのうちに「脚本 坂元裕二」の作品は必ず見るようになった。 先日、久しぶりに映画館に行った。 『花束みたいな恋をした』を観るためだ。 期待を裏切らないとてもいい作品だった

          『花束みたいな恋をした』

          『ゼルダ無双 厄災の黙示録』

          『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(以下BotW)の100年前の厄災が描かれたゲーム。 BotWは大好きだったが今まで無双シリーズをしたことがなかった為、本当に楽しめるか不安だった。 だが、実際にやってみてそんな不安は吹き飛んだ。 なんだこれ、すげ〜面白い まず、リンクだけでなく若かりし頃のインパやゼルダ姫、そして英傑たち。 BotWをしていた人にはおなじみのキャラクターを操りながら戦うことができる。 ゲームのシステムとしてはハイラルの世界地図上に表示さ

          『ゼルダ無双 厄災の黙示録』

          今でもあの日を覚えてる

          12月2日に書き始めて、記事を書き終わるまで大分時間が掛かってしまった。 先週、何気なく仰天ニュースを見ていたら松来未祐さんの名前が出てきてドキリとした。 子どもの頃から蚊に刺された際に出る原因不明の症状に悩んでいた女性が松来さんの病気について扱った仰天ニュースを見て、同じ病気だと分かったと言うものだった。 もうあれから5年も経つのかと思った。 亡くなったと知った時のことは今でもはっきりと覚えている。 仕事中。得意先のマイページにアクセスしようと開いたYahoo!の

          今でもあの日を覚えてる

          かつて新卒だった私が後悔していること

          はじめに当時の状況を書かせてもらうと私が新卒で就職活動をしていた時はリーマンショックの影響で就職氷河期だった。 100社以上受けている人は普通にいたし、説明会の予約を取るのも必死だった。 これはそんな中で思ったことだ。 ①自分が知っている企業が全てではない就職活動を始めた頃、自分が名前を知っている企業、所謂、大手企業ばかりねらっていた。 それらを受け尽くしてやっと中小企業を受け始めた。 その頃にはもう就職活動も中盤に差し掛かっていた。 どうしてもっと早くにこちらを

          かつて新卒だった私が後悔していること

          『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

          2019年の本屋大賞、ノンフィクション本大賞を受賞した作品。 アイルランド人の旦那さんと結婚して英国に暮らす日本人の著者。 中学生になった息子さんが元・底辺中学に入り、経験したことが書かれている。 そのエピソードの多くに差別やいじめについて考えるものがある。 人生の中で差別やいじめを一度も見たことがないと言う人はいないのではないかと思う。 特にいじめに関しては多くが学生時代に目にするものだ。 私自身も小学・中学時代にはいじめられて不登校になった子がいたし、「我が校

          『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

          人見知りって何だろう?

          先日、YouTubeの東山奈央さんの公式チャンネルで、鈴村健一さんとの対談を見た。 そこで話していた人見知りについての話が興味深かった。 東山さんも鈴村さんも人見知りだったらしい。 東山さんはある時から現場で話をするのが楽しくなり、こんな私ですが知ってもらって良いですか知りに行っても良いですかとさらけ出せるようになったと言っていた。 転勤族だった鈴村さんは中学3年生の時、関西弁が怖くてジェスチャーでしか人と話せない時があったそうだ。 でも、すべり止めの高校に落ちた時

          人見知りって何だろう?

          『モモ』ミヒャエル・エンデ

          読んだきっかけは辻村深月さんの『ふちなしのかがみ』に出てきたことだった。 「踊り場の花子」にてこの本が登場し、道路掃除夫ベッポの言葉が書かれていた。 何だか印象に残り、そう言えば有名な作品なのに読んだことがないなと思い手に取ってみた。 読んでみた感想は一言だ。 名作。 児童文学だが、大人にこそ響く物語なのではないかと思う。 主人公はモモという円形劇場に住む女の子。 人の話を聞くのがとても上手で、彼女と一緒にいると楽しいアイデアがどんどんと湧いてくる。 そこにい

          『モモ』ミヒャエル・エンデ

          BUMPのこれから

          何だかジェットコースターのように感情が上下している状態だ。 チャマさんのあの報道があってから様々なことがあった。 本人と公式からの謝罪。メンバー3人からのチャマさんのみの当分の活動休止の発表。そして、27日のポンツカ。 あんなにも悲しいポンツカは聴いたことがなかった。 震える声で自分達の想いを語ってくれた藤原さん。 報道があった後のリスナーの言葉も読んでくれていたそうだ。 真摯に向き合ってくれたことは嬉しかったが、自分が見た辛辣な言葉の数々を思い出して苦しくなった

          BUMPのこれから

          新しいエンタメの届け方

          コロナの影響で配信での舞台やライブが多くなった。 私も今月、配信でトークショーと舞台を観た。 その上で感じたことを書きたいと思う。 メリット・どこでも観られる スマホでもパソコンでもインターネットに繋がる環境があればどこでも観られる。 日程が発表された際にまず考えるのは開演時間に会場に行けるかどうかだ。 行きたくてたまらないけれど仕事で無理。 そう思って見送った公演はいくつもある。 平日公演などは特にそうだ。 会場までの距離が関係なくなることで観られる公演が

          新しいエンタメの届け方

          『ふちなしのかがみ』辻村深月

          ハードカバーにて読了。 ホラーはどちらかと言うと苦手なのだが、芦田愛菜ちゃんが『まなの本棚』にて紹介しているのを読んで興味を持ち手に取る。 ただの得体の知れないものの恐怖でなく、人の怖さや向こうの世界とこちらの世界の曖昧さを書いていて面白かった。 好きだったのは「おとうさん、したいがあるよ」と「八月の天変地異」。 「おとうさん、したいがあるよ」は読んでいる内に「あれ? 死体って何だっけ?」となるお話。 最初に1人の死体が見つかった時と次々と死体が出てきた後。 物語

          『ふちなしのかがみ』辻村深月