連載【新コロ恐怖症という病】～１９.ここで感染症指定をしっかりと学習しよう～

課題の分離をせず、因果関係を無視し、やるべき事をやらず、やらなくていい事ばかりをやっている。
それがこの国の新コロ対策です。
この程度の新コロごとき脆弱なウイルスで社会を止め、世界一の医療大国の日本が医療崩壊が現実となる。
なぜこんな脆弱な日本に成り下がったのかを考えてみます。

先ずは新コロに振り回されている僕らは感染症指定とはなにかを学ばなければなりません。

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000040509.pdf
↑厚生労働省からはこんな資料がありますが。分りにくいですよね。

まあこれをご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=Q47Pa3Ypukw
↑阿部寛風に「四の五の言わずにこれを観ろ！」で今回の記事は終わってしまうんですけど（笑）

一応まとめますね

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第１類：エボラ出血熱（死亡率80％）。ペストなど　
第２類：サーズ（死亡率11％）マーズ（死亡率35％）新コロなど
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第３類：食中毒系　コレラ、腸チフスなど
第４類：人畜共通系　E型肝炎、鳥インフルエンザ、マラリアなど
第５類：その他　インフルエンザ、ウイルス性肝炎、梅毒など
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みなさんご存じの通り新コロは第２類感染症指定されています。
つまりサーズやマーズと同じです。

サーズやマーズと同じに位置している事自体が正気の沙汰か？と思うのですが。
それ以上に新コロの対応はサーズやマーズより強烈です。
サーズやマーズは症状が無い人を連行できません。
一方、新コロは無症状でも強制連行します。
つまり、新コロは実質、１類と２類の間に該当します。
こんな対応をしている国は日本以外ありません。

第２類指定ですから、医療関係者は宇宙服のような防御で対応します。
第２類指定ですから、ワクチンを打った医療関係者も宇宙服のような防御で対応します。
第２類指定ですから、陰性でも熱があるなどの症状があれば「疑い症例」として個室に強制連行です。

冷静に数字を見て、日本の新コロがサーズ、マーズ同等の感染症の訳がありません。

それでも、日本は第２類感染症指定されています。
もう一度言います。
こんな対応をしている国は日本以外ありません。
故に、世界一の医療大国の日本がこれしきの感染症で医療崩壊をするのです。
故に、民間病院が協力したくとも協力するにはハードルが高いのです。
故に、医療機関を整備するという本来の仕事を投げだして国民を縛る政策しか打てないのです。

まあ、そこも阿部寛風に「四の五の言わずにこれを観ろ！」で終わってしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=xueZTdcuTiY

つまりは冒頭に書いた
課題の分離をせず、因果関係を無視し、やるべき事をやらず、やらなくていい事ばかりをやっている。
そのものです。

そして
ちゃんと勉強している人は「第２類をインフルと同じ第５類に落とせ！」といいます。
僕も言い続けています。
しかし、「新コロはいくらなんでも第２類じゃないだろう～と言うのは分るけど。だからってどうして第５類なんだ？」と思いますよね。
「第３類にしたらいいじゃん。」と思いますよね。
その点もちゃんと感染症指定の定義を勉強しましょう。
それは上記の第２類と第３塁の間の「----」がミソなのです。
感染症のヤバさで言えば、１類、２類の順ですが、そこから下。３，４，５類はヤバさではなくて、種類別になっているわけです。
３，４，５類はヤバさ的には同等で種類別になっているのです。
第２類のサーズマーズよりヤバさ的には弱くて。かつ、食中毒系でもなく、人畜共通系でもないもの。
それは第５類なのです。
中学レベルの知識があれば分りますよね。

結局は感染症第５類指定にしてインフルと同じ対応をしたら全てが解決すると思われます。
きっと、大半の医療関係者も政治家も専門家もこの事実は承知のはずです。
医療崩壊で見放された患者さんを救うためにも。
新コロのせいで手術ができない他の疾病の方の為にも。
新コロ対応の最前線で疲弊して戦っている医療従事者を救うためにも。
協力したくてもできない民間医療機関を救うためにも。
新コロ恐怖症という病でビクビクしている人を救うためにも。
経済的に大打撃を受けている人を救うためにも。
心が病んでいる人を救うためにも。
青春をつぶされた子供たちを救うためにも。
結局は感染症第５類指定にする事が一気に解決する道です。
勘違いしないでください。
僕はいつでも新コロを舐めているのではありません。バランスの話をしています。
社会を正しいバランスに戻すには、感染症第５類指定にする事が一番の近道ではないでしょうか。

しかし、それが何故か日本人にはできない。
何故か日本人だけがサーズ、マーズと同様、否、それ以上の対応を続けている。
何故日本人だけがそれをできないのか。
それは何故か？

それは次回。日本人の民族性を紐解いていきたいと思います。

過去の記事

連載【新コロ恐怖症という病】　～1.新コロ騒動前の社会を把握しよう～
https://note.com/poetyasu/n/n798e531f028f

連載【新コロ恐怖症という病】　～２.ＰＣＲ検査の嘘～
https://note.com/poetyasu/n/nb46423cbef59

連載【新コロ恐怖症という病】　～３.医療崩壊という逆ギレ～
https://note.com/poetyasu/n/n11c806eee69c

連載【新コロ恐怖症という病】　～4.ロックダウンは無意味～
https://note.com/poetyasu/n/nb28e385dd825

連載【新コロ恐怖症という病】　～5.ＧＯＴＯを考える～
https://note.com/poetyasu/n/n913eec6d1166

連載【新コロ恐怖症という病】　～6.収束への道～
https://note.com/poetyasu/n/ne3f2a872bcc9

連載【新コロ恐怖症という病】　～7.リア充をここぞとばかりに叩く引きこもり達～
https://note.com/poetyasu/n/n3e6b059d0c9b

連載【新コロ恐怖症という病】　～8.緊急事態宣言という無理心中～
https://note.com/poetyasu/n/nde3967a6a09c

連載【新コロ恐怖症という病】９.～死ぬる時節には死ぬがよく候～
https://note.com/poetyasu/n/n35cb89417cc9

連載【新コロ恐怖症という病】１０.～この国に勝海舟や坂本龍馬はいないのか？～
https://note.com/poetyasu/n/n4d4f17fa9bd5

連載【新コロ恐怖症という病】１１.～ニュースを見る目～
https://note.com/poetyasu/n/nb55cc4fc4197

１２.～日本が陥る社会心理学的メカニズム～
https://note.com/poetyasu/n/ndb7e22cf0602

１３.～真面目とは何かをブルハーツを聴きながらクソ真面目に考える～
https://note.com/poetyasu/n/ndf55d15083ea

１４.～ブルーハーツを聴きながら　生きる為に死を考える？～
https://note.com/poetyasu/n/n83f0d0d82c26

１５.～イマジンを聴きながらイマジンできない日本の縦割り組織を憂う～
https://note.com/poetyasu/n/n8903c83c541c

１６.～RADWIMPSを聴きながらボロ泣きしながら「目を覚ませ！」と叫ぶ「立ち上がれ！」と叫ぶ～
https://note.com/poetyasu/n/neaf43243c014

１７.～ちゃんと数字を見ろ！人は簡単に洗脳されるメカニズム～
https://note.com/poetyasu/n/nd7ac281faf88

１８.～令和版堕落論～
https://note.com/poetyasu/n/n1c7b226141ba