連載【新コロ恐怖症という病】 ~3.医療崩壊という逆ギレ~

2021年1月14日記

緊急非常事態宣言とは集団自殺です。無理心中です。

「このままでは医療崩壊の危機です!!」
と分科会の尾身会長や日本医師会の中川会長は国民を脅します。

「そりゃ大変だ!」
と政府や都道府県知事は他県に遅れを取るまじと緊急非常事態宣言を発令しています。

「そりゃ自粛しなきゃ!」
と国民はなんの疑問も持たずに従います。

本気ですか?
僕は完全に狂っていると思うのです。
緊急非常事態宣言とは集団自殺です。無理心中です。

今日は「医療崩壊が起こるぞ!」の嘘を一つ一つ暴いていこうと思います。

考えてみてください。
世界一の医療体制を誇る我が国、日本。
何故、こんなに簡単に「医療崩壊の危機だ!!!」などと泣きごとを言うのでしょうか?
何故、それに疑問を持たないのでしょうか?

医療崩壊の嘘を紐解き。
お人よしも大概にしなよ日本人!という問題定義をしようと思います。

では冷静に分析してみましょう。

その前に前回の記事もお読みいただけたら幸いです。

連載【新コロ恐怖症という病】 ~1.新コロ騒動前の社会を把握しよう~
https://note.com/poetyasu/n/n798e531f028f
連載【新コロ恐怖症という病】 ~2.PCR検査の嘘~
https://note.com/poetyasu/n/nb46423cbef59

①日本の病床数は世界一である。

「このままでは病床が足りなくなる!」と言いますが。本当でしょうか。

先ず。日本の医療施設動態調査を見てみましょう。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/m20/dl/is2008_01.pdf
全国には令和2年8月現在で160万弱の病床数があります。

それに対して新型コロナ対応病床数を見てみましょう
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000707318.pdf
令和2年12月18日時点で25,953です。

この数字をどう思われるでしょうか。
単純に160万病床の内の25000病床であれば。コロナ対策の病床はたったの1.5625%です。
もちろん、160万病床の内、精神科など、新コロには対応できない病床もあるでしょう。
それにしても、新コロ対応に協力している病床数はこれだけである事は現実です。
この数字で、「このままでは医療崩壊だ!」って
納得できますか?


②病床はあるけど医師が少ないの言い訳など通用しない。

病床数の矛盾を理路整然と追求すると
「日本は病床や医療機器はそろっているが医師や看護師が少ない」と言うのです。

分りました。冷静に分析してみましょう。

確かに日本の医師数が少ないことは統計からも明らかです。
少しデータが古いですが厚生労働省の資料を添付します。
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/16/backdata/01-03-02-06.html

各国の人口1,000人あたりの医師数では、ドイツの4.1人、フランスの3.1人、イギリスの2.8人アメリカ2.6人
と比べ、日本は2.3人と先進国の中でも特に少ないのは事実です。

「ほら!日本は医師が少ないから医療崩壊も仕方ないんだよ!」という人は多いですが。
資料はもっと多角的にみてください。

各国の医師数を比べるなら、各国の感染者、死者も比べましょう。
ドイツ感染者197万人、死者42,899人
フランス感染者281万人、死者68,802人
イギリス感染者316万人、死者83,203人
アメリカ感染者2290万人、死者381,000人
です。
日本は感染者29.8万人、死者3,962人
です。

では
ドイツの死者と日本の死者を比べます。
※感染者数は無症状もあり当てにならないので死者数で計算します。
42,899人:3,962人=ドイツの死者は日本の10.8倍です。
ではドイツの医師数と日本の医師数を比べます
4.1人:2.3人=ドイツの医師は日本の1.78倍です。
つまり
ドイツは日本のたった1.78倍の人数で10.8倍の患者を粛々と対応しているのです。
ドイツの医療関係者や政府が「日本はこの数値で医療崩壊する」といったら、きっと大笑いするはないでしょうか?。

ちなみに同じ計算をアメリカでしてみます。
アメリカは日本のたった1.57倍の人数で96.1倍の患者を粛々と対応しているのです。

この数字的事実をみても
「医師や看護師が少ない」という言い訳は通用しますか?


③個人経営の病院が多い日本

そうすると今度は
「諸外国は国立の病院が多いのに対し、日本は個人経営の病院が多いから、協力を得られない」と言います。

それはそうなのでしょう。

でも。
だからそれがどうした!!!!

と思うのは僕だけでしょうか?

もう一度言います。
だからどうした!
その為に医師会があって分科会があって政府があるんじゃないんですか?

現状では新コロのおかげで日本の個人経営の病院は閑古鳥が鳴いています。
何故、その個人経営の病院に新コロ対応を依頼しないのでしょうか?
否。依頼はしているのでしょう。
しかし、個人経営の病院が新コロを対応するにはあまりにリスクが大きすぎる。
だから断っているのでしょう。
それが、①で述べた「コロナ対策の病床はたったの1.5625%」という原因です。

納得できますか?

医師会は「このままでは医療崩壊する!!」と国民を脅す前に。
やるべき事をやっているのですか?
もっと広く強く多くの病院に協力を要請しているのですか?

政府は「このままでは医療崩壊する!!」と国民を脅して緊急事態宣言を出す前に
やるべき事をやっているのですか?
もっと広く強く多くの病院に協力を要請し、もっと手厚い支援を計画するなりの方策は考えないのですか?

この数値を見てもあなたは「医療崩壊する」という事をホントに信じられますか?


④PCR検査の嘘

①~③の政府、医師会の無策による脆弱な医療体制である上に、
全く不必要にPCR陽性者を感染者と呼び、さらに医療体制を圧迫している一人芝居をしています。。
これではパンクするのは当たり前です。

前回の【新コロ恐怖症という病 2.PCR検査の嘘】をお読みください。
https://note.com/poetyasu/n/nb46423cbef59

これは医療崩壊するぞという逆ギレです。
これは医療崩壊するする詐欺です。


⑤医療崩壊という嘘

上記①~④で
日本の医療の実態を記述しました。

世界一の医療体制を誇る我が国、日本。
それは間違えではありません。
しかし日本はそれを使いこなせないだけだという事はご理解いただけると思います。

政治家も医師会も、やるべき事をやらずに
「このままでは医療崩壊するぞ」という脅し文句の元、緊急非常事態宣言を発動する事で
その責任の全てを国民になすりつけているのです。

そうとも知らず哀れな国民は国民同士で叩きあっているのです。



⑥真面目さと頑張りを勘違いしている日本人

問題は国民にも大いにあると思うのです。

ここで日本の国民性を考えたいのです。
なぜ医師会に「医療崩壊する!」と言われれば、素直に信じ込み
なぜ政治家に「緊急事態宣言だ!」と言われれば、素直に引きこもるのですか?
なぜそこに疑問は生まれないのですか?

日本人は真面目と頑張りを間違えているのではないでしょうか。

真面目とは思考停止して言われるままに動く事ではありません。
頑張りとは意見を言わずにただ従う事ではないのです。

もっと一人一人が自分で考えるべきだし。
もっと一人一人が自分の人生に責任を持つべきです。
自分で考える事を放棄した人は、もっとも不真面目な人なのです。

新コロ騒動で僕は気づきました
日本人は真面目な国民なんかではありません。最も不真面目な国民なのです。

違うと思ったら。
自分の人生に真面目に生きたいのであれば声を上げる勇気も必要です。
僕にとってこの 連載【新コロ恐怖症という病】もその一つの形です。

※この話しは長くなります。
※新コロから見る日本の国民性をまた別記事にしたいと思います。


ここまで読んでくれてありがとうございます。


それでもあなたは新コロを恐れますか?


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