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📙#10 そして、バトンは渡された 瀬尾まいこ
森宮優子、17歳。
「私には父親が三人、母親が二人いる。 家族の形態は、十七年間で七回も変わった。 でも、全然不幸ではないのだ。」
瀬尾さんランキングで1位なのは知っていたけど、中々手に取れずにいた。
そんな中、職場の子におすすめされて読むことに。
もっと早く読んでおくんだった!泣いた。
おすすめしてくれてありがとう。
もう〜なんでこの方は、こうも愛のかたちとか優しさのかたち、いろんなかたち
📙#9 52ヘルツのクジラたち 町田そのこ
児童虐待、DV、トランスジェンダー、ヤングケアラーなど、今の時代を取り巻く問題が題材で読んでて苦しくなった。
誰にも届かない声をあげている人がたくさんいて、だれかの声を必死に聞こうとしている人もいる。
受け止めてくれるひとがたったひとりでもいたら。
魂の番に出会った人が今度はだれかの魂の番に。
与えてもらえたからこそ与えることができる。
アンさんのような人でありたい。
人が人にできること、心
📙#5 西洋菓子店プティ・フール 千早茜
千早ワールドに足を踏み入れて抜け出せなくなったきっかけの本。
甘いもの好きには堪らなく、美味しそうなスイーツがいっぱい出てくる。
章のタイトルがmenuみたいになっていて、
・グロゼイユ
・ヴァニーユ
・カラメル
・ロゼ
・ショコラ
・クレーム
なんともおしゃれだ〜
お店の名前にもなっている"プティフール"
「一口サイズの小さな菓子」と言う意味で、6つの物語がプテイフールそのものだった。