恋愛 英語クラスの物語#1102 : 「ハード・トゥー・ゲット」
今回は「ハード・トゥー・ゲット」について見て行きましょう。
今回の一発表現:
Hard-to-get.
で如何ですか? こんかいもこれ以上書きようがありません。
「ハード・トゥー・ゲット」: 行動心理学におけるハード・トゥ・ゲットとは、簡単に手に入れられるものよりも、手に入れにくいものの方が価値があるという心理効果のことです。
この効果は、以下の2つの心理によって説明されます。
希少性の原理
希少性の原理とは、何かが希少であるほど、価値が高く感じられるという心理です。ハード・トゥ・ゲットの場合は、最初に提示された要求が難しいほど、その要求を達成することが難しくなり、希少性が高まります。そのため、相手は要求を達成することで、特別な価値やステータスを獲得したと感じ、その要求を承諾しやすくなります。
手に入れにくいものへの好奇心
手に入れにくいものへの好奇心とは、手に入れにくいものほど、その中身や価値が気になり、手に入れてみたいという心理です。ハード・トゥ・ゲットの場合は、最初に提示された要求が難しいほど、その要求を達成することが難しくなり、好奇心が高まります。そのため、相手は要求を達成することで、その好奇心を満たすことができます。
ハード・トゥ・ゲットは、営業やマーケティング、恋愛など、さまざまな場面で活用されています。
例えば、営業では、最初に高額な商品やサービスを提案し、その後に中額の商品やサービスを提案することで、中額の商品やサービスを承諾させやすくすることがあります。また、恋愛では、最初に脈がないと思わせるような態度をとり、その後に好意を示すことで、相手に特別な価値を感じさせ、好意を寄せてもらいやすくすることがあります。
ただし、ハード・トゥ・ゲットは、相手に無理な要求を押し付けたり、相手を傷つけたりするような使い方をすると、逆効果になる可能性があります。
_*_*_
今回の使い方: 高堰のはなと思われている社内の女性にデートを申し込むことを計画する彼氏とその友人
友人: え~ あまえ、あの社内の高嶺の花の彼女にデートの申し込みするって~。
彼氏: It gives me a thrill. It is called ”Hard-to-get”
(それはスリルを感じるんだよ。 ハード・トゥー・ゲット効果というやつさ)
なるほど~
恐らくは、周りの反対を押し切って結婚するケースや受験に合格も”Hard-to-get”に含まれると思います。 なお、そんなケースでは結婚した後や合格した後は、いきなり失速し、結婚なら相手のマイナスが見え始め、学生なら5月病ということになるかも...?
よろしければサポートをお願い致します。頂いたサポートはライター活動(取材など)に生かし、皆様に記事として還元させて頂きます。