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忍翔 OSHOW
2021年11月29日 08:41
無料塾での100時間が終了した。「ありのままで舞台に立つ」クラウンから始まり、「一人で演じる」モノローグ、ラバンやマスクで「キャラクターの身体」を経て、インプロでの「相手との交流」を体験し、最後は「相手と演じる」シーンワークへ。これ以上でもこれ以下でもない、ちょうどいい時間。これだけの時間を費やしたから、うまくいったりいかなかったり、その人の魅力や壁が見つかったり、信頼を構築していくことが出
2021年11月27日 20:51
原点回帰のクラウン。人と交流すること、愛し愛されることを改めて。今日は総じて皆良かった。一人一人にブレイクスルーがあったし、成長を感じた。特に2回目の稽古で初めてやったクラウンを、改めて同じ場所でやることが感慨深い。露骨に変化していて、オープンになっていて、ここまでやってきて本当に良かったなあという気持ちになった。人はそれぞれ前提を抱えている。「自分は人に愛されない」とか「自分には才能
2021年11月26日 07:51
合宿を終えて久しぶりに集まった感。残り3回の稽古では同じペアで同じ脚本を扱うことに。今日はとりあえず1回やってみる回。それぞれの課題やタイプに合わせた組み合わせと脚本で、それぞれに合ったアドバイスやワークを行う。空間、想像力、言葉の力、ニード…、人によっていろんな要素が演技に活かせる。演技にゴールはあるが、正解ルートはない。その時の自分に必要なもの、ヒットするものをやればいい。最終的に
2021年10月21日 23:50
僕はこの無料塾をクラウンからスタートさせた。なぜか?まずはありのままの自分で舞台上に立って欲しかったからだ。俳優は舞台に立つこと、いわゆる人前を恐れる。恐れるから、自分を偽り、誤魔化し、虚勢を張る。その状態で役を被り、演じてしまう。嘘の上に嘘を被せてしまうわけだ。それを避けるためには、まずありのままの自分で立てる、立っていいんだという体験をすべきだ。だから僕はクラウンを選んだ。
2021年10月29日 09:01
だいぶ日が空いての無料塾。最近は週2ペースでやっていたので、1週間以上空くと久しぶりだなあって感じがする。この日はK'sスタジオの中でも一番広い本館での稽古。脚本を使ったシーンワークをやるので、できるだけ広い場所が欲しかった。題材はチェーホフの「かもめ」。ことあるごとにこの題材を扱っている気がするが、俳優の学習題材としてはとても優秀なので今後もお世話になり続けます。日本でベスト3くらいに上
2021年11月4日 22:43
今日はコスチューム付きでクラウンのデュオに挑戦。コスチュームを付けてキャラクターを被ることで、よりその人の魅力が溢れてくる。だが同時に、2人でシチュエーションを演じる難しさがあった。シーンをパートナーと共に演じながら、お客さんとも一緒にいる。考えてみれば当たり前のことだが、いざやってみるとどこかが疎かになってしまう。難しいことをやっているのはわかっているのだが、僕は舞台で演じる俳優にと
2021年11月6日 17:50
今日は「かもめ」のシーンワーク発表会。午前中はキャラクターを探求するワークから。ラバンエフォートから、キャラクターを作る作業。人間の動きは・重さ(軽い・重い)・空間(直接・間接)・時間(急変・持続)の3つの要素で分析される。これらを組み合わせてキャラクターを作っていく。まずは身体全体で動いて、身体の各部位にボキャブラリーを増やしていく。人間的な動きではなく、まずは全身を扱え
2021年11月1日 09:30
初のi Rego Garage(荻窪)。ホームな感じがする。やはりここは落ち着く。今日はシアターマスク。最初に色々紹介して、興味を持たれたニュートラルマスクからやってみることに。ニュートラル。中立。色のない身体を目指す。僕らは既にキャラクターになっている。生きてきた過程で様々な癖や違いが出来てきているから。ニュートラルマスクはそれを取り除く訓練。色のない身体を手に入れれば、新たな色を塗り
2021年11月1日 09:12
今回は第2回モノローグ発表会。天気が良かったので、最初は外の広場でのワーク。その後は、身体と言葉を繋げるためのワークへ。言葉と身体が繋がった状態、Unity(全体性)を目指す。というか、繋がっているということを思い出す作業。シーンワークをやると、突っ立ってやってしまう俳優が多いが、それは不自然なこと。人間はそもそも動物なので、動くものであるし、動きたいもの。日常で止まったまま喋る人なんてい
2021年10月10日 22:29
今日はモノローグの一次発表会。「モノローグ集「穴」」からそれぞれが選んだモノローグを順次発表する。人によって完成度に差が見えた。一人突出して完成されていた。その子は準備も十分に出来ていたし、モノローグへの想いも強かった。それがそのまま結果として現れていたと思う。この経験を経て、皆が次回何をどう持ってくるのかに期待。あまり「想い」という目に見えないものについて言及したくはないけど、実際のところ
2021年10月7日 22:35
今日は皆疲れてたので、足や身体のリラクゼーションからスタート。その後はウォームアップでボール投げ。相手と呼吸を合わせること、身体全体を合わせること、いわば全体性(unity)。個人でもチームでも。失敗してあわあわしたり、タスクの多さに身体が固まったりすると全体性が崩れる。演劇はスポーツと同じ。今回はペアでのクラウン。前回までと違って、やることがある。だからこそ遊び道具がわかる。全くの自由は一
2021年10月4日 00:02
10月3日「ウォームアップとか何か?/クラウン」今後何度も使うK'sスタジオにて初稽古。直近のワークショップで扱った「ウォームアップとは何か?」という問いから始める。ウォームアップと聞いて、まず真っ先に思い浮かぶのは自分の身体、心、感性。それらを温める。でもウォームアップにはもう1つの側面がある。それは空間。僕らはこの空間を温めることが出来る。お互いや空間を認識すること。そしてそこから更にこ
2021年10月3日 16:02
誰にも頼まれてないけど、無料で100時間俳優(29歳以下)に教える企画「無料塾」が9月16日からスタート。※Twitterハッシュタグでは「#演劇無料塾」10月3日現在で9時間(3時間×3回)が経過し、だいぶチームが作られてきたので、ここいらから経過報告と日誌の意味も込めて、定期的に記事を書くことにした(と言いながら途端にやめてしまうかもしれないが)1日目(9月16日)「インプロ」オンラ
2021年7月24日 09:25
プロの俳優を志す若い人達(10代20代の人達)に、時間とお金を気にすることなく俳優修行出来る場を提供するため、無料の私塾を9月からスタートさせます。なぜ無料なのか?成長することへの言い訳をなくすためです。これまでたくさんの若手俳優達に出会ってきましたが、皆口を揃えて言う言葉が「お金がない」です。これは多くの俳優が抱える、いわゆる定番な悩みでもあると思うのですが、若い世代にとって深刻なのは、